あー、私駄目だ。沈みかけている。
いつも軽い躁と鬱を繰り返しているのだけど
先月は東京大衆歌謡楽団の公演に一杯行って
ずーっとハイな状態だったし、月曜日から絶好調で
今週もこのままハイテンションで行くよーっと思っていたのに
昨日の夜、歩きながら月を見ていたらいきなり沈んだ。
ああ、死にたい、死にたくてたまらない。
座間市のあの事件の容疑者も話していたそうだけど
死にたいと言っているからといっても、本気で死のうと思っているわけではない。
あの事件の被害者の人たちも、辛いことがいっぱいあって行き詰って
死にたいというより、誰かに話を聞いて欲しかったんだろうと思う。
私自身も本当に死にたいと思っているわけではなくて
沈んだ気持ちを「死にたい」という言葉で手っ取り早く言い表しただけ。
ヤバイとかカワイイとかで、本来複雑な感情を安直に表現するのと同じようなもので
なんとも沈んだ気持ちを簡単に言ってしまうと「死にたい」になるのだと思う。
本当はこういう気持ちの時も、それを表す言葉を
ちゃんと探さないといけないんだろうけど。
だから死なない。人間は生きることそのものが生きる目的だと思うから
命の絶える瞬間まで、じたばたとあがいて生きる努力をするよ。
そして私にとって生きるとは、言葉を見つけ出すことだ。
今見ている風景、今聴いている音楽、今この瞬間の心の揺れ。
それを的確に言い表す、一番ふさわしい言葉を見つけ出す。
それが自分にとっての生きるということ。世界は言葉よ。
まあ、才能がないから見つけられないんですけどねー。
脳みそが陳腐な言葉で埋め尽くされて腐ってるんですけどねー。
バカですからー。面倒臭いし、もうどうでもいいやー。
と、投げやりになりつつ今日も歌のレッスンですよっと。
先生も、ありとあらゆる言葉を駆使して
出来の悪い生徒になんとかイメージを伝えようと頑張ってくださってます。
私、言葉を見つけ出そうともがく人が大好きなの。
****
今日はいつもより一時間早い時間に始まったレッスン。
喉が腫れていて咳もでるけど、レッスン中はなんとか咳き込まなくて済んだ。
先生に、声帯が腫れていると言われた。
声帯が綺麗に合わさらないので、声ががさがさしている。
ストレッチのあと、響きを確認するために
ハミングとリップロール。
毎日練習しているから、これは上手くいった。
ドレミファソファミレドを「いえあ」で歌う。
中音で「い」が後ろに倒れている。
響きは頬骨のあたりで作る。
気持ちやや前ぎみの高いところで出すように。
「い」「え」「あ」どの音も同じ位置で響かせること。
次は「あえいおう」で歌ってみる。
「え」の響きが下がって口内で響いている。
これも頬骨のあたりから上に出す。
響きは目のあたりで作る。
頬骨から下は無いものと思って使わない。
(これ、前にも注意されたなあ)
喉の調子が悪くて声が細くなっているけど
発声練習のあとは課題曲の「浜千鳥」を歌うよ。
今日の注意をメモメモ!
前回も注意された「はまべには」の「べ」
それから「おやをさがして」の「て」
どちらも母音はeだけど、私はどうやらこの音が苦手らしい。
なぜかこの音を分厚く歌わないといけないという意識が働くようで
ここだけ響きが下がってしまう。
「べ」も「て」も厚くする必要はない。
自分では薄っぺらいかもしれないと思うくらい
鼻の付け根のあたりで響かせるように薄く軽く出すこと。
「が」から「し」に伸ばすところで息の速度が落ちる。
息は常に同じ速さで吐く。糸巻をくるくる巻いているイメージで。
「なみのくにから」の「に」が後ろに倒れている。
まっすぐに、頭の上のあたりから下に落とすように。
「うまれでる」の「う」に深みがない。
前にも注意されたように太いパイプが鼻のあたりを通っていると思って
ぺらんとならないように太く出す。「う」から「る」まで同じ太さで。
身体の中を縦に太いパイプが入っていると考えて
そのパイプの中は真空か、上まできっちり水が詰まっている。
水が入っていない顎から額あたりまでの狭い範囲で歌うのではなく
水は上まできっちりと詰まっているとイメージする。
手前のブレスで足元から頭の上まで一気に息を吸ったら
頭の上から下に軽く落とす。
この「う」は前の音から準備しておくこと。
手前の「ら」は三拍だけど、二拍で切り上げてもいいから
しっかりブレスをしてタイミングが遅れないように。
「ら」ですでに高い位置で開いておく。
二番。
「よるなくとりの」の「よ」は
前に小さい「ぃ」を付けて「ィよ」と言うと出しやすい。
「り」は額から上の、上澄みだけで歌う。
次の「かなしさは」の「か」は頭の上から出す。
「k」はしっかり発音する。
「おやをたずねて」の「ね」はnの音をしっかり出さなくてよい。
舌を「にょ」という感じでほんの少し上あごに当てる程度で曖昧に歌う。
次の「て」も響きが下がらないように。
サビの「つきよのくにへ」
「く」は狭くしない。
「へ」はeの母音の注意と同じ。下を使わない。
「きえてゆく」も足元から縦に。
「ゆ」と「く」は同じ高さで出すこと。
****
ひとつの注意点を守ろうとすると、その音は出せても後が続かない。
力が抜けてしまう。ずっと集中を保つって難しいわ。
先生も、この歌は難しいとおっしゃった。
歌う前にちゃんと考えて、どう歌うか計画を立ててから歌わないといけない、
なにも考えずに歌い始めると最後まで続かない、と。
また面倒な歌をえらんじゃったなあ。
ちゃんと歌うって、やっぱり難しいわ。
2017年11月9日木曜日
2017年11月2日木曜日
粘膜に愛を感じる歌のレッスン
朝、駅に行ったらいつも乗っている普通電車が運行取りやめになっていて
一本遅い普通電車に乗った。
こういうときの常として、乗り換えた快速がまたぎゅうぎゅう。
前回は積み残されたけど、学習したから
今日は上手く隙間に身体を入れて乗ることが出来た。
朝から疲れるわー。
通勤の疲れが半日残るところに年齢を感じる。
午前中は眠くて眠くて、ぼーっとしていた。
気付いたら、すでに提出済の原稿をせっせと訳していたわ。
半日無駄にしちゃったよ。やれやれ。
まあ、午後からもやっぱり眠かったんだけどね。
****
今日は歌のレッスンの日。
喉が乾燥して、喉の奥の粘膜同士が
離れがたいようにぴったりくっついていますが
無理矢理剥がす!べたべたしてんじゃねーっ!
と愛し合う粘膜同士を引きはがしてやったわ。ふふん。
本日から課題曲が「浜千鳥」になります。
なんでこの歌を選んだかというと、またまた歌ってみたかったから
という単純な理由。
数年前、神戸市立美術館に日本美術の展覧会を観に行ったとき
作家の名前は忘れちゃったけど、白い波の上を千鳥が飛んでいる絵があって
一面白、墨で波と千鳥が描かれていて、その空間の描き方がすごく印象に残った。
その絵を見ていた60過ぎぐらいの奥様が、ずっと「浜千鳥」を口ずさんでいらしたのね。
美術館の中で歌うなんてマナー違反だけど、その時は平日の昼間で
フロアにはその奥様と私しかいなくて、がらーんとした静かな空間に
その奥様のかすかな歌声が響いていて、私もその絵を見ながら
この、明るいのになんとも言えない孤独感の漂う絵を見ていたら
歌いたくなる気持ちも分かるなあ、と。
その歌がずーっと耳に残っていて、んで今回選んだわけですわ。
浜千鳥
作詞:鹿島 鳴秋、作曲:弘田 龍太郎 大正8年
***
それでは今日の注意を忘れないうちにメモメモ。
ストレッチのあと、ハミングから。
額のあたりで響いていることを意識する。
喉は息を通すだけで使わない。
これは割と上手く行った。練習したもーん。
次、リップロール。これは息がちゃんとはけているかどうかを
確認するもの(だと思う)だけど、高音になるとつながらない。
ボーっとしてないでちゃんと腹筋使って息を押し上げないとだめね。
その次はドレミファソファミレドを「い」と「あ」で練習。
やっぱり、「あ」に高さが足りないと言われた。
喉の奥の方の開き方が足りない。
頬骨のあたりで響きを作ること。
本当は顎も他の部分も使っているのだけど
頬から下はもう無いものと思って意識しない。
(これ、前も言われた)
とにかく意識するのは頬骨のあたりの筋肉。
ここが口の中から常にリフトアップしているように。
顔の表側で無理やり頬の筋肉を上げると硬直するから
内側から上がっているようにすること。
同じことを「い」「あ」「え」でやってみる。
「え」の響きが下がっている。
「い」で開いたら、そのままの高さで「あ」と「え」を歌う。
「え」の時に、鼻の付け根のへっこんでいるところが
びりびりとしているように感じたらOK。
今度は「や」でやってみる。
眉間か額のあたりで声が響くように。
発声練習のあとは、いよいよ課題曲の練習。
まずメロディを「あ」で歌ってみる。
高くもなく低くもなく、私のせっまーい音域でも楽に声がでる。
歌いやすい歌、のはずなのだけど
サビの部分がドラマチックにぱーんと上がらない
なんとなく中途半端な高さで、音も大きく撥ねないし
ちょっと予想外に平坦な感じで、なんとも心もとない。
歌いながら、こんなメロディでいいんだろうかと不安で
楽譜から目が離せなかった。
歌いやすい歌だけど、歌詞を付けて歌ってみると
細かいところをちゃんと歌うのがやっぱり難しい。
「あおいつきよの」の伸ばす「き」
伸ばすところで息の速度が遅くなる。
息は同じ速さで吐き続けること。
ここで息が止まると、音が上がる次の「よ」の前で
一旦ためが出来て、いきなり「よ」に当てにいくようになってしまう。
息は早いまま、緩やかな線を描くように
高いところを意識せずになめらかに歌うこと。
横に緩やかな線を描くように手を付けて歌うと声が出やすい。
「はまべには」の「べ」。響きが下がる。
これが何度やっても下がってしまうの。
さらに、べたっとした雑な響きになっている。
「はま」と同じ高い位置で歌うようにと言われて
その場では出来るのだけど、通して歌うとやっぱり下がる。
「べ」のところで唇と唇が合わさるのが大っ好きっ!
え?先生、いきなり何をおっしゃるのですか?!
「合わさるのが大好き!大好きと思うと丁寧に歌えます」
ほーほー、そういうことか。
粘膜の愛ね。喉の粘膜は引きはがしても
こっちは引きはがしたら駄目なのね。
「合わせた唇が開く瞬間を思い切り堪能して下さい!」
た、堪能ですか。開く瞬間を堪能・・・。
「開く瞬間も大っ好き!と思って堪能してください、はい、言ってみますよ」
「は、はい。はま(あー開く瞬間がたまりません! )べ には」
「そうそう、そんな感じ、次はメロディを付けますよ」
(堪能ですね、大好きなんですね)「はーま べ~には~」
「そうそう、ずっと良くなりました!では続けて歌ってみましょう」
先生、堪能しすぎて次の音が歌えません!
あー、笑いをこらえるのでお腹が痛い。
次、「親をなくして泣く鳥が」
うん、悪くないですよ。「なくして」じゃなくて「探して」ですけど。
大筋としては間違っていませんよー。
・・・いや、間違ってるから。
「さがして」の「し」がしゅーしゅー言っているように聞こえる。
「サ」行が苦手で自分では遅れているようにも感じる。
ここはshが先にでて後から「I」がくっついて出てくるから
歌っていると遅れているように感じるけど
聞えている分には違和感がないのでそのままでよい。
「なみのくにから」の「ら」。
ここは結構難しい。声が前にかぶっている。
ここが前に倒れると、次の「うまれでる」の「う」も
かぶったままになってしまう。
ここは喉の奥の粘膜を後ろに倒すイメージで上向きに出す。
今日は粘膜大忙しね。
次の「うまれでる」の「う」は
太いパイプが鼻のあたりを貫通しているようなイメージで
同じ太さで歌うこと。
パイプの入り口の「う」は広く開ける。
その同じ太さで最後の「る」まで歌う。
「うまれ」の「れ」はおでこのあたりで響くように高い位置で。
最後の「る」は耳の後ろあたりで響かせて
そこからくいっと上に上がるように。
細くしない。開いたままで歌うこと。
ここを開いたままにすると、次の「ぬ」をそのままで歌ってしまって
顔が引きつる。でも、開いたまま歌い続けてOK。
この「波の国から生まれ出る」の部分は
波に揺られているように歌う。
本当は、歌っているときに身体がゆらゆら揺れるのは良くないのだけど
揺らさないで声だけで揺れているように歌うのが難しいので
今の段階では、身体も揺らして構わない。
「ぬれたつばさの」の「ば」も「べ」と同じ。
唇が合っている瞬間、離れる瞬間を堪能するように丁寧に。
べたっとならないように歌うこと。
あー、やっぱりここに来ると笑ってしまって
次が歌えない。
笑ったまま歌い続けたから、声が震えた。
ビブラートではありません(汗)
「が」「ぎ」の濁音は、頭に小さい「ン」を付けて鼻から抜く。
***
ちっ、この歌簡単かと思ったら結構難しいやん。
とくに笑いをこらえて歌うのが難しい。
今日はずっと笑いっぱなしだったわ。
次回までには唇の出会いと別れ、堪能できるようにしておこう。
一本遅い普通電車に乗った。
こういうときの常として、乗り換えた快速がまたぎゅうぎゅう。
前回は積み残されたけど、学習したから
今日は上手く隙間に身体を入れて乗ることが出来た。
朝から疲れるわー。
通勤の疲れが半日残るところに年齢を感じる。
午前中は眠くて眠くて、ぼーっとしていた。
気付いたら、すでに提出済の原稿をせっせと訳していたわ。
半日無駄にしちゃったよ。やれやれ。
まあ、午後からもやっぱり眠かったんだけどね。
****
今日は歌のレッスンの日。
喉が乾燥して、喉の奥の粘膜同士が
離れがたいようにぴったりくっついていますが
無理矢理剥がす!べたべたしてんじゃねーっ!
と愛し合う粘膜同士を引きはがしてやったわ。ふふん。
本日から課題曲が「浜千鳥」になります。
なんでこの歌を選んだかというと、またまた歌ってみたかったから
という単純な理由。
数年前、神戸市立美術館に日本美術の展覧会を観に行ったとき
作家の名前は忘れちゃったけど、白い波の上を千鳥が飛んでいる絵があって
一面白、墨で波と千鳥が描かれていて、その空間の描き方がすごく印象に残った。
その絵を見ていた60過ぎぐらいの奥様が、ずっと「浜千鳥」を口ずさんでいらしたのね。
美術館の中で歌うなんてマナー違反だけど、その時は平日の昼間で
フロアにはその奥様と私しかいなくて、がらーんとした静かな空間に
その奥様のかすかな歌声が響いていて、私もその絵を見ながら
この、明るいのになんとも言えない孤独感の漂う絵を見ていたら
歌いたくなる気持ちも分かるなあ、と。
その歌がずーっと耳に残っていて、んで今回選んだわけですわ。
浜千鳥
作詞:鹿島 鳴秋、作曲:弘田 龍太郎 大正8年
青い月夜の浜辺には
親を探して鳴く鳥が
波の国から生まれ出る
濡れた翼の銀の色
夜鳴く鳥の悲しさは
親をたずねて海こえて
月夜の国へ消えてゆく
銀のつばさの浜千鳥
親を探して鳴く鳥が
波の国から生まれ出る
濡れた翼の銀の色
夜鳴く鳥の悲しさは
親をたずねて海こえて
月夜の国へ消えてゆく
銀のつばさの浜千鳥
***
それでは今日の注意を忘れないうちにメモメモ。
ストレッチのあと、ハミングから。
額のあたりで響いていることを意識する。
喉は息を通すだけで使わない。
これは割と上手く行った。練習したもーん。
次、リップロール。これは息がちゃんとはけているかどうかを
確認するもの(だと思う)だけど、高音になるとつながらない。
ボーっとしてないでちゃんと腹筋使って息を押し上げないとだめね。
その次はドレミファソファミレドを「い」と「あ」で練習。
やっぱり、「あ」に高さが足りないと言われた。
喉の奥の方の開き方が足りない。
頬骨のあたりで響きを作ること。
本当は顎も他の部分も使っているのだけど
頬から下はもう無いものと思って意識しない。
(これ、前も言われた)
とにかく意識するのは頬骨のあたりの筋肉。
ここが口の中から常にリフトアップしているように。
顔の表側で無理やり頬の筋肉を上げると硬直するから
内側から上がっているようにすること。
同じことを「い」「あ」「え」でやってみる。
「え」の響きが下がっている。
「い」で開いたら、そのままの高さで「あ」と「え」を歌う。
「え」の時に、鼻の付け根のへっこんでいるところが
びりびりとしているように感じたらOK。
今度は「や」でやってみる。
眉間か額のあたりで声が響くように。
発声練習のあとは、いよいよ課題曲の練習。
まずメロディを「あ」で歌ってみる。
高くもなく低くもなく、私のせっまーい音域でも楽に声がでる。
歌いやすい歌、のはずなのだけど
サビの部分がドラマチックにぱーんと上がらない
なんとなく中途半端な高さで、音も大きく撥ねないし
ちょっと予想外に平坦な感じで、なんとも心もとない。
歌いながら、こんなメロディでいいんだろうかと不安で
楽譜から目が離せなかった。
歌いやすい歌だけど、歌詞を付けて歌ってみると
細かいところをちゃんと歌うのがやっぱり難しい。
「あおいつきよの」の伸ばす「き」
伸ばすところで息の速度が遅くなる。
息は同じ速さで吐き続けること。
ここで息が止まると、音が上がる次の「よ」の前で
一旦ためが出来て、いきなり「よ」に当てにいくようになってしまう。
息は早いまま、緩やかな線を描くように
高いところを意識せずになめらかに歌うこと。
横に緩やかな線を描くように手を付けて歌うと声が出やすい。
「はまべには」の「べ」。響きが下がる。
これが何度やっても下がってしまうの。
さらに、べたっとした雑な響きになっている。
「はま」と同じ高い位置で歌うようにと言われて
その場では出来るのだけど、通して歌うとやっぱり下がる。
「べ」のところで唇と唇が合わさるのが大っ好きっ!
え?先生、いきなり何をおっしゃるのですか?!
「合わさるのが大好き!大好きと思うと丁寧に歌えます」
ほーほー、そういうことか。
粘膜の愛ね。喉の粘膜は引きはがしても
こっちは引きはがしたら駄目なのね。
「合わせた唇が開く瞬間を思い切り堪能して下さい!」
た、堪能ですか。開く瞬間を堪能・・・。
「開く瞬間も大っ好き!と思って堪能してください、はい、言ってみますよ」
「は、はい。はま(あー開く瞬間がたまりません! )べ には」
「そうそう、そんな感じ、次はメロディを付けますよ」
(堪能ですね、大好きなんですね)「はーま べ~には~」
「そうそう、ずっと良くなりました!では続けて歌ってみましょう」
先生、堪能しすぎて次の音が歌えません!
あー、笑いをこらえるのでお腹が痛い。
次、「親をなくして泣く鳥が」
うん、悪くないですよ。「なくして」じゃなくて「探して」ですけど。
大筋としては間違っていませんよー。
・・・いや、間違ってるから。
「さがして」の「し」がしゅーしゅー言っているように聞こえる。
「サ」行が苦手で自分では遅れているようにも感じる。
ここはshが先にでて後から「I」がくっついて出てくるから
歌っていると遅れているように感じるけど
聞えている分には違和感がないのでそのままでよい。
「なみのくにから」の「ら」。
ここは結構難しい。声が前にかぶっている。
ここが前に倒れると、次の「うまれでる」の「う」も
かぶったままになってしまう。
ここは喉の奥の粘膜を後ろに倒すイメージで上向きに出す。
今日は粘膜大忙しね。
次の「うまれでる」の「う」は
太いパイプが鼻のあたりを貫通しているようなイメージで
同じ太さで歌うこと。
パイプの入り口の「う」は広く開ける。
その同じ太さで最後の「る」まで歌う。
「うまれ」の「れ」はおでこのあたりで響くように高い位置で。
最後の「る」は耳の後ろあたりで響かせて
そこからくいっと上に上がるように。
細くしない。開いたままで歌うこと。
ここを開いたままにすると、次の「ぬ」をそのままで歌ってしまって
顔が引きつる。でも、開いたまま歌い続けてOK。
この「波の国から生まれ出る」の部分は
波に揺られているように歌う。
本当は、歌っているときに身体がゆらゆら揺れるのは良くないのだけど
揺らさないで声だけで揺れているように歌うのが難しいので
今の段階では、身体も揺らして構わない。
「ぬれたつばさの」の「ば」も「べ」と同じ。
唇が合っている瞬間、離れる瞬間を堪能するように丁寧に。
べたっとならないように歌うこと。
あー、やっぱりここに来ると笑ってしまって
次が歌えない。
笑ったまま歌い続けたから、声が震えた。
ビブラートではありません(汗)
「が」「ぎ」の濁音は、頭に小さい「ン」を付けて鼻から抜く。
***
ちっ、この歌簡単かと思ったら結構難しいやん。
とくに笑いをこらえて歌うのが難しい。
今日はずっと笑いっぱなしだったわ。
次回までには唇の出会いと別れ、堪能できるようにしておこう。
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