毎日毎日、雨が降ったりやんだりで洗濯物が乾かない。
今年は例年に比べて涼しいですね。まだエアコンも使っていない。
夜は窓を閉め切っているのに、どこから風が入ってくるのかと思うくらい涼しい。
夜中に起きて布団を首までかぶったりしている。
なんでこんなに涼しいんだろう。気化熱のせいかしら?
むずかしいことは分からないけど、とにかく寒いくらい。
今日は朝から久し振りの晴れ。
この機会を逃すまいと大急ぎで洗濯をする。
バスマットとキッチンマットもようやく洗えた。
洗濯物を干してから、スーパーに行きがてら近所を歩いてみた。
朝顔がいっぱい咲いている。
やっぱり夏の朝は、朝顔が咲いていなくちゃね。
子供の頃は、朝顔の花を潰してハンカチとか染めてたわ。
公園のムクゲの花が咲いている。
この花は、ころんとした丸い蕾が可愛いのね。
ご近所にはこういう路地がいっぱいある。
入り組んだ路地をぐるぐる歩くのが楽しい。
右のような古いお家が並んでいたのだけど、
数年前の地震と台風で屋根に被害が出たお宅が多く、
お年寄り世帯だとそれを修理する費用が捻出できないので
家を売って離れる方が増えた、とマンションの管理会社の人が言ってた。
この路地のすぐ裏手の古いお宅も解体して更地になっていた。
多分、小さな戸建が5軒くらい経つんだろうなあ。
最近の戸建ては、右のお宅のような漆喰壁に焼き板ではなく
サイディングボードの壁に軽量のタイル瓦を載せた家が多くなった。
冷暖房の効率が良くなること、工期が短く費用が安いこと、
昔ながらの建て方に三州瓦を使うという、家の外観に拘るほどの
経済力がある人が少なくなったから、と、これも管理会社の人が言ってた。
寂しいけど、仕方ないよね。
塀なし庭なし、玄関の隣にカーパーク、という最近の小さ目戸建は
お庭が立派な古い家の間に挟まれると最初は違和感があるけど、
入り口に綺麗な季節の花の鉢植えを並べたり
小ぶりの木を植えたりと、こざっぱりと美しく住まわれていて、
そのうち違和感なく街並みにマッチしてくるのね。植物の力って偉大。
鉢植えひとつあるかないかで、家の雰囲気が全然違うもんね。
私も頑張ってお花を育てよう、ってアロエを枯らしたくせに。
でも、カランコエはまだ枯らしていない、と無駄に胸を張る。
カランコエ、超丈夫で手間がかからなくていいですわ。
水遣りも少なくて済むし、ほったらかしでも大丈夫。
家庭菜園があったよ。
なすびがなってる。おいしそう。
俯いている紫の花がなすの花。
花も紫なら実も紫になるのか、とぼんやり考えてみる。
このオレンジの花はなんだっけ?
これ、よく見かける。
名前が思い出せなくてググってみたら、モントブレチアというそうな。
そんなハイカラな名前だったっけ?
和名は、姫扇水仙。 そうそう、こっちの方がしっくりくるわ。
モントブレチアはフランスの植物学者の名前が由来だそうで
名前からは形状がイメージできないけど、姫扇水仙と言われると
ああ、そうそう、そんな感じ、と思うもんね。
ご近所くるっと一回りして、スーパーに行った。
年配の人が多い時間帯ということもあって、さすがにマスクをしている人ばかり。
あまり使っている人がいなかった入り口の消毒液も
今日はほとんどの人が使っていましたね。
近くの高校で教職員に感染者が出て休校になったことも関係あるかしら。
これ、まだ第二波じゃないんだよね。この調子なら風邪をひく人が増える秋冬が怖いわ。
お盆に実家に帰れるかな?もう半年帰っていないのだけど
9月には病院に付き添いしなくちゃいけないから、感染しないように気をつけよう。
帰ってきてから、歌の練習。
レッスンも早い時間帯にしたら、かなり広いスタジオを借りられた。
二メートル以上離れてレッスンしたわ。
歌う時にはあんまり息を使わないし大声を出さないのだけど、用心用心。
課題曲は「かやの木山」になった。
Sound of Musicは結局訳の分からないうちに終わってしまった。
やっぱり喉を空ける練習には日本語かイタリア語の歌が良い気がする。
明日は面接。エージェントから紹介されたところに行くのだけど
これ二度目で、一昨日に日本支社の社長と面接。
明日は本社の担当者とスカイプ面接ですわ。
それはいいんだけど、いつもいきなりなのよ。
前回は夜に電話がかかってきて、明日の朝は大丈夫ですか?と。
電話がかかってきた時は寝ていたので、何の準備もなく英語面接ですわよ。
もうほとんど話せなかった。私は小学生か?と言うレベル。
で、上手く行かなかったから、とりあえず次の機会のために
話したいことまとめておかなきゃ、と思ったら、
また今日の夜に電話で明日は本社の人と・・・って。
またまた準備出来てないやん。まあ、いいか。適当で←コラコラ。
だってさあ、どうしてうちの会社で働きたいと思ったんですか?
と言われても、もう選べるような状況じゃないやん。仕事が出てこないし。
どこでもとりあえず受けに行くんですわよ。 来るもの拒まずですわよ。
それなのに、適当な理由を無理やりつくろうのってしんどいわー。
銭のためですよ、銭。別にお宅じゃなくてもいいですからー
とか言えない。けど面接担当者も分かってて聞いているだろうなあ。
まあ、あんまり働いていないと頭がボケそう、というかもうボケるし
なんと言っても太る。スーツ着てみてお腹周りがパンパンでびっくりした。
外に出る、人と会って話をする、という機会自体が貴重よね。
明日(もう今日やん)はとりあえず頑張る。アイス食べてもう寝よう。
2020年7月17日金曜日
2020年7月10日金曜日
トンボが飛んだ
雨が降ったりやんだり、憂鬱ですわね。
洗濯物は乾かないし。
午後から晴れ間を狙って池まで散歩に行きました。
池の蓮の花がたくさん咲き始めました。
綺麗ですわね。
袈裟にリーゼントヘアにヒゲ、というファンキーなお坊さんが
蓮の写真を撮っていらっしゃいました。お寺に飾るのかしら?
蓮の花というのは開いてしまうちょっと手前くらいが
一番綺麗な形になると思う。
蕾の形も葉の形も美しいのですが、花が枯れたあとがえらいことに。
蓮の実が池中でにょきにょきと。あんまり見たくない光景になりますわ。
ウインナーのようなガマの穂もどんどん増えてきた。
近くで見るとこんな感じ。
スエードっぽい感触ですが、まだ硬い。
もう少し太くなるはずだけど、今年はなかなか太らないなあ。
このガマの間をトンボが飛び交うのですが、
これも今年は見ないなあ、と思っていたら
いた!
ちょっと離れた葉の上に、今年の初トンボ。
5センチくらいの大きさで胴が水色です。なんというトンボなのかしら。
この池では、この水色のトンボの他に、白黒パンダみたいなのがいる。
パンダも一匹だけ飛んでいた。もうすぐいっぱい見られるね。
例年5月ごろには、赤い小さなトンボも飛び交うのだけど
今年は見なかったなあ。
毎年同じものが見られるというのは、もしかしたら幸せなことなのかも。
おしろいばなのフシャピンクが鮮やか。
実際はもっと鮮やかな濃いピンク。
なぜフシャピンクなのに「おしろい花」というのかと思ってググったら
種を潰すと白い粉が出てくるからだそうな。
なんで花じゃなくて種のしかも粉が名前になるんだ?
こんなにはっきりした色の花なのに。
この花は夜に咲くので夜中に鑑賞するのが良いのだとか。
香りが良いらしいけど、一度も嗅いだことがない。
夜が一番いいと言われると、おしろい花という名前にも何となく納得してしまう。
今度、夜に来てクンクンしてみようかな。
この色の花って結構多いな。蓮もそうだ。
あちこちでフシャピンクが目に染みるわ。
洗濯物は乾かないし。
午後から晴れ間を狙って池まで散歩に行きました。
池の蓮の花がたくさん咲き始めました。
綺麗ですわね。
袈裟にリーゼントヘアにヒゲ、というファンキーなお坊さんが
蓮の写真を撮っていらっしゃいました。お寺に飾るのかしら?
蓮の花というのは開いてしまうちょっと手前くらいが
一番綺麗な形になると思う。
蕾の形も葉の形も美しいのですが、花が枯れたあとがえらいことに。
蓮の実が池中でにょきにょきと。あんまり見たくない光景になりますわ。
ウインナーのようなガマの穂もどんどん増えてきた。
近くで見るとこんな感じ。
スエードっぽい感触ですが、まだ硬い。
もう少し太くなるはずだけど、今年はなかなか太らないなあ。
このガマの間をトンボが飛び交うのですが、
これも今年は見ないなあ、と思っていたら
いた!
ちょっと離れた葉の上に、今年の初トンボ。
5センチくらいの大きさで胴が水色です。なんというトンボなのかしら。
この池では、この水色のトンボの他に、白黒パンダみたいなのがいる。
パンダも一匹だけ飛んでいた。もうすぐいっぱい見られるね。
例年5月ごろには、赤い小さなトンボも飛び交うのだけど
今年は見なかったなあ。
毎年同じものが見られるというのは、もしかしたら幸せなことなのかも。
おしろいばなのフシャピンクが鮮やか。
実際はもっと鮮やかな濃いピンク。
なぜフシャピンクなのに「おしろい花」というのかと思ってググったら
種を潰すと白い粉が出てくるからだそうな。
なんで花じゃなくて種のしかも粉が名前になるんだ?
こんなにはっきりした色の花なのに。
この花は夜に咲くので夜中に鑑賞するのが良いのだとか。
香りが良いらしいけど、一度も嗅いだことがない。
夜が一番いいと言われると、おしろい花という名前にも何となく納得してしまう。
今度、夜に来てクンクンしてみようかな。
この色の花って結構多いな。蓮もそうだ。
あちこちでフシャピンクが目に染みるわ。
2020年7月9日木曜日
歌のレッスンとかいろいろ思うこと
昨日の夜から今朝にかけて凄い雨だった。ボロマンションの雨漏りが心配。
九州の方はえらいことになってますね。
この半年ほどテレビを見ていないので、詳しいことは分からないのですが
水に浸かった集落の写真を見ているだけでクラクラします。
水の力というのは本当に恐ろしい。こういう時期に避難生活も本当に大変だ。
被害者の方には行政が出来る限りのサポートをして欲しいです。
日本に住んでいる以上、地震と水害は他人事ではないですもん。
雨あがりの蓮池。
蓮の葉に溜まっている水の玉が可愛い。
早朝に蓮の葉の上の朝露を集めて煎れたお茶を飲んだら
寿命が延びるとかなんとか。本当かな。
午後から雨が上がったので歌のレッスンに行きました。
コロナもまた広がり始めているので、気を遣います。
電車の中では今日も女子高生たちがマスクもせずに大声でおしゃべり。
側に立っている小さい子にツバ飛びまくりですわ。
これだけでもうストレスで頭がずきずきする。
先生にうつせないし、秋には妹が入院するので
付き添いで病院に行かないといけないし、絶対に感染する訳にはいかないの。
距離取って、換気扇まわして、20分おきにドアを開けて空気の入れ替えして
やっぱり緊張しているのかな、家で練習するときにはちゃんと出る低音が
喉につっかえて出ない。声帯がちゃんと合わなくてバリバリ鳴ってる。
先生に、声に奥行がないと言われる。
低いところはもっと後ろを開いて、後ろ側に引くように柔らかく歌うこと。
息をしっかり上まで上げてから歌うこと。毎回同じこと言われてますね。
開いているときの身体の感覚は覚えたのだけど
今日はどうも身体がかたくて喉の奥が思うように開いてくれない。
開かないと、低音で音を外さないように慎重になってしまうこともあって
息が顎の下あたりで止まってしまう。そこで前に押すから詰まってしまう。
息が上顎にずっと当たっている感覚があれば、そのまま低音も出るけど
バリバリ言うときは、当たっていなくて胸から喉が狭くなっている感じがする
と言うと、その違いが分かればいいです、と先生。
体調によって、いつもと同じ力加減でも息が上がってこないことがあるので
そこを「なんとなく出た」ではなく、こういう状態だから出る出ない
を分かっていることが大事。あとは調子が悪い時でもちゃんと声が出るように訓練、と。
何度も感じることだけど、歌うというのは難しいことだ。
自分の身体という楽器を上手く調整するのが本当に大変。
表現とか考えるのは遥かに先だなあ。
***
このところ夜まったく眠れない。眠れないので
ユヴァル・ノア・ハラリの”21 Lessons" を読んでいる。
『サピエンス全史』『ホモ・デウス』に続く三作目。
前二作はメモを取っていたのだけど、凹みすぎてまとめる気にならない。
今作も一章目でもう鬱々とした気分になる。
絶望させるの上手いですよ、ハラリ先生。
ずっと仕事をしていないので、技術の衰えを痛いほど感じる。
もっと複雑な文章を読み込まないとダメだなあ。
はあ、いい加減仕事増えないかなあ。
日本だけでなく海外もワヤだから、プロジェクトが進まなくて
ペンディングが2件。どうなるんだろうね、もう。
不安になったところでふと考えた。
知り合いにはメンタルを病んでいる人が多い、というか
知り合いのほぼ全員がメンタル病んでいるよ。
どうしてこういう知り合いが多いかというと、多分私はすがりやすいんだろうね。
人間には巻き込み型と巻き込まれ型の二種類がある
と何かで読んだことがあるけど、私は間違いなく後者。
なんやかんや人のトラブルに巻き込まれる。
頼られたら放っておけない、お人良よしという名のお馬鹿さん。
掴まれた手を振り払うことが出来ないので、こういうタイプの人間は
掴まれないように人との距離を大きく取っておくことが自衛策なんだよね。
だから人付き合いも苦手。自分から他人にコミットすると
相手に責任を持たなきゃいけないような気がして、結局自分がしんどくなるから。
精神疾患というのは、心の病じゃなくて脳の機能障害らしい。
だから例えば鬱の人に対して、もっと気楽に考えてとか
深刻にならなくていいやんとか、気持ちの持ち様だとか言っても
あんまり意味ないのよね。気楽に考えたい、出来るもんならそうしたいわと
誰よりも思っているのは本人だからね。それがあっさり出来るくらいなら
何年も苦しみ続けていないっちゅーに。
で、まあそういう知り合いが、死にたい死にたいと電話してくる訳ですわ。
アドバイスも慰めの言葉もかけられないけど、そういう電話があった時は
私なりに話は聞くのよ。自分の予定を放り投げて何時間でも付き合うのよ。
本人にとってはちょっとでも気が晴れるのか、どうかは分からないけど
それに付き合うと、ものすごく消耗するの。本当に消耗するの。
しばらく立てないくらい消耗するの。
その相手には言わないけど、私自身が常に「死にたい」「消えたい」
と思っている人間だからね。で、自分のことは横に置いといて
そういう話を延々と聞きつづけて、消耗したまま用事があって出かけたりすると、
気づいたら信号を無視して道路を渡っていたり
踏切の遮断機を上げて中に侵入したりしているのよ。
電車待ちの列の一番前なんか絶対に並べませんわ。衝動的に飛び込みたくなるから。
ここ数日眠れないのは、訳の分からない怒りで頭に血が上って
大声で叫びたくなっているから。誰かに叫びたい、この怒りをぶつけたい。
まあ、ぶつけたところでどうなるもんでもないけど、
お前らみんなクソや!消えてなくなれ! と叫びながら
そのままビルの上から飛び降りたくなってしまう。
やりませんよ、やりませんけど、そう出来たら気持ちいいだろうなと思いつつ
衝動を抑えているので、鏡を見たら眉間に深いしわが出来ていたわ。笑える。
自分の怒りはさておき、そうやって電話をかけてくる知り合いに延々と付き合って
消耗して、なんとか自殺を思いとどまってくれて良かった。
こんな私でも多少は役に立てたんだったら、まあいいか、と思っていたのだけどね。
その相手の中では、私を巻き込んだことなんかなかったことになっているのね。
綺麗さっぱり忘れて、「私はひとりで乗り越えてきた」とか言うのよ。
まあ、そうなんだろうね。人のしんどさなんて他人がどうこう出来るもんでもない。
ひとりで乗り越えたというのはその通りよ。
でも、こっちが危うく死ぬとこでしたわよ。
多分相手にとっては、私は溺れそうになってすがった藁なんだろうね。
なんとか岸にたどり着いたら、すがった藁のことなんか誰も覚えてないわな。
そらそうや。当たり前やな。そんな程度のもんよ、私なんて。
そう割り切ったつもりでも、胸の奥をじわじわと蝕むこの瘧を如何せん。
まあ、どうでもいいか。書いたらすっとしたわ。
とりあえず今日のところはこれで終わらせよう。
池のガマの穂はいっぱい茂っているけど、触ってみてもまだまだ硬い。
まだ知らないふわふわとした触感を想像しながら、アイス食べて寝る。
九州の方はえらいことになってますね。
この半年ほどテレビを見ていないので、詳しいことは分からないのですが
水に浸かった集落の写真を見ているだけでクラクラします。
水の力というのは本当に恐ろしい。こういう時期に避難生活も本当に大変だ。
被害者の方には行政が出来る限りのサポートをして欲しいです。
日本に住んでいる以上、地震と水害は他人事ではないですもん。
雨あがりの蓮池。
蓮の葉に溜まっている水の玉が可愛い。
早朝に蓮の葉の上の朝露を集めて煎れたお茶を飲んだら
寿命が延びるとかなんとか。本当かな。
午後から雨が上がったので歌のレッスンに行きました。
コロナもまた広がり始めているので、気を遣います。
電車の中では今日も女子高生たちがマスクもせずに大声でおしゃべり。
側に立っている小さい子にツバ飛びまくりですわ。
これだけでもうストレスで頭がずきずきする。
先生にうつせないし、秋には妹が入院するので
付き添いで病院に行かないといけないし、絶対に感染する訳にはいかないの。
距離取って、換気扇まわして、20分おきにドアを開けて空気の入れ替えして
やっぱり緊張しているのかな、家で練習するときにはちゃんと出る低音が
喉につっかえて出ない。声帯がちゃんと合わなくてバリバリ鳴ってる。
先生に、声に奥行がないと言われる。
低いところはもっと後ろを開いて、後ろ側に引くように柔らかく歌うこと。
息をしっかり上まで上げてから歌うこと。毎回同じこと言われてますね。
開いているときの身体の感覚は覚えたのだけど
今日はどうも身体がかたくて喉の奥が思うように開いてくれない。
開かないと、低音で音を外さないように慎重になってしまうこともあって
息が顎の下あたりで止まってしまう。そこで前に押すから詰まってしまう。
息が上顎にずっと当たっている感覚があれば、そのまま低音も出るけど
バリバリ言うときは、当たっていなくて胸から喉が狭くなっている感じがする
と言うと、その違いが分かればいいです、と先生。
体調によって、いつもと同じ力加減でも息が上がってこないことがあるので
そこを「なんとなく出た」ではなく、こういう状態だから出る出ない
を分かっていることが大事。あとは調子が悪い時でもちゃんと声が出るように訓練、と。
何度も感じることだけど、歌うというのは難しいことだ。
自分の身体という楽器を上手く調整するのが本当に大変。
表現とか考えるのは遥かに先だなあ。
***
このところ夜まったく眠れない。眠れないので
ユヴァル・ノア・ハラリの”21 Lessons" を読んでいる。
『サピエンス全史』『ホモ・デウス』に続く三作目。
前二作はメモを取っていたのだけど、凹みすぎてまとめる気にならない。
今作も一章目でもう鬱々とした気分になる。
絶望させるの上手いですよ、ハラリ先生。
ずっと仕事をしていないので、技術の衰えを痛いほど感じる。
もっと複雑な文章を読み込まないとダメだなあ。
はあ、いい加減仕事増えないかなあ。
日本だけでなく海外もワヤだから、プロジェクトが進まなくて
ペンディングが2件。どうなるんだろうね、もう。
不安になったところでふと考えた。
知り合いにはメンタルを病んでいる人が多い、というか
知り合いのほぼ全員がメンタル病んでいるよ。
どうしてこういう知り合いが多いかというと、多分私はすがりやすいんだろうね。
人間には巻き込み型と巻き込まれ型の二種類がある
と何かで読んだことがあるけど、私は間違いなく後者。
なんやかんや人のトラブルに巻き込まれる。
頼られたら放っておけない、お人良よしという名のお馬鹿さん。
掴まれた手を振り払うことが出来ないので、こういうタイプの人間は
掴まれないように人との距離を大きく取っておくことが自衛策なんだよね。
だから人付き合いも苦手。自分から他人にコミットすると
相手に責任を持たなきゃいけないような気がして、結局自分がしんどくなるから。
精神疾患というのは、心の病じゃなくて脳の機能障害らしい。
だから例えば鬱の人に対して、もっと気楽に考えてとか
深刻にならなくていいやんとか、気持ちの持ち様だとか言っても
あんまり意味ないのよね。気楽に考えたい、出来るもんならそうしたいわと
誰よりも思っているのは本人だからね。それがあっさり出来るくらいなら
何年も苦しみ続けていないっちゅーに。
で、まあそういう知り合いが、死にたい死にたいと電話してくる訳ですわ。
アドバイスも慰めの言葉もかけられないけど、そういう電話があった時は
私なりに話は聞くのよ。自分の予定を放り投げて何時間でも付き合うのよ。
本人にとってはちょっとでも気が晴れるのか、どうかは分からないけど
それに付き合うと、ものすごく消耗するの。本当に消耗するの。
しばらく立てないくらい消耗するの。
その相手には言わないけど、私自身が常に「死にたい」「消えたい」
と思っている人間だからね。で、自分のことは横に置いといて
そういう話を延々と聞きつづけて、消耗したまま用事があって出かけたりすると、
気づいたら信号を無視して道路を渡っていたり
踏切の遮断機を上げて中に侵入したりしているのよ。
電車待ちの列の一番前なんか絶対に並べませんわ。衝動的に飛び込みたくなるから。
ここ数日眠れないのは、訳の分からない怒りで頭に血が上って
大声で叫びたくなっているから。誰かに叫びたい、この怒りをぶつけたい。
まあ、ぶつけたところでどうなるもんでもないけど、
お前らみんなクソや!消えてなくなれ! と叫びながら
そのままビルの上から飛び降りたくなってしまう。
やりませんよ、やりませんけど、そう出来たら気持ちいいだろうなと思いつつ
衝動を抑えているので、鏡を見たら眉間に深いしわが出来ていたわ。笑える。
自分の怒りはさておき、そうやって電話をかけてくる知り合いに延々と付き合って
消耗して、なんとか自殺を思いとどまってくれて良かった。
こんな私でも多少は役に立てたんだったら、まあいいか、と思っていたのだけどね。
その相手の中では、私を巻き込んだことなんかなかったことになっているのね。
綺麗さっぱり忘れて、「私はひとりで乗り越えてきた」とか言うのよ。
まあ、そうなんだろうね。人のしんどさなんて他人がどうこう出来るもんでもない。
ひとりで乗り越えたというのはその通りよ。
でも、こっちが危うく死ぬとこでしたわよ。
多分相手にとっては、私は溺れそうになってすがった藁なんだろうね。
なんとか岸にたどり着いたら、すがった藁のことなんか誰も覚えてないわな。
そらそうや。当たり前やな。そんな程度のもんよ、私なんて。
そう割り切ったつもりでも、胸の奥をじわじわと蝕むこの瘧を如何せん。
まあ、どうでもいいか。書いたらすっとしたわ。
とりあえず今日のところはこれで終わらせよう。
池のガマの穂はいっぱい茂っているけど、触ってみてもまだまだ硬い。
まだ知らないふわふわとした触感を想像しながら、アイス食べて寝る。
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