2018年4月20日金曜日

言葉にならない

あー、忙しい。
ここ2週間ほどずっと契約書ばかりやっていて
肩も首もガチガチ。
契約書はそもそも表現が難しい、法律分からない、技術も分からない
だから何が書いてあるのか分からない。

もう少し納期に余裕があれば、表現を工夫することも出来るのだけど
時間がないので、とりあえず日本語にしている状態。
無理矢理和訳しても、ちゃんと意味の通る日本語にならない。
もうどん詰まりだわ。

おまけに、喉にアレルギーの出る季節がやってきて
夕方になると咳が止まらない。

そんな中、本日は歌のレッスンの日。
今日は難しかったわ。
注意されたことを、いつものように忘れないうちにメモメモ。

****
発声練習は、ハミングから。
鼻の付け根で止めない。蒸気が出ているようにふわっと。
リップロールも同じ。音は実際には口からでているけど
眉間のあたりから細く抜くようなイメージで。

低音ががさついている。
息は少な目で、歌っているかどうか分からないくらい
柔らかく上に抜く。そうするとガサガサがマシになる。
音が下がるところで響きを下げない、後ろに倒さない。
イの音、口を横に広げない。口は開いていなくても
奥が開いていること。

毎回同じこと注意されてますな。

***
課題曲 O mio babbino caro

前回出ていた高音が出ません。
一番最初の mi pia ce,e bello belloのところ
belloは言葉が切れるけど、ここで息が切れて
いきなり高いところを狙ってだしている。
そこだけ細くなって他の声と違和感がある。

前のブレスで身体を横に広げるように開く。
上は高く開いて、開いた高いところから声を出す。

うーん、横と上、両方開いておかないといけないのね。
これ、難しい。
横は、直前で大きなお餅を横に引っ張るようなイメージで。
手を付けて実際にお餅をびよーんとひっぱるような感じで。
 やっぱり出ない。途中で息が止まってしまう。

息を流し続けるコツを掴むため、ポルタメントで歌ってみる。
つまり、ラ~~~ラと歌っているところを
ラララララ~と順番に音程を上げながら歌うと。
(音を言葉で説明するって難しい!)
こうすると、音を上まで順に発声するので息が途切れない。
実際にはやらなくても、心の中で音がつながっているとイメージして。

あ、高音出た!これは毎日練習しなくちゃ。

この曲は6/8拍子だけど、3拍ひとまとめにして一拍
それが二つ繋がっていると考える。
一拍の前が強く後が弱くなるような曲。
その強弱を違うところで付けてしまうと不自然になるから。
二拍でスイングしているようなイメージで
高音もその揺れの中で自然になめらかに出すように。

実際に横に揺れながら歌ってみる。
ふむふむ、こうすると自然に強弱が付くわ。

同じメロディで次の高音、e' se la massin darno
ssinのスィは、シーとはっきり発音すると
狭まって細くなってしまうので
普段は使わない下あごを自然に落として
スに近い音で、力を入れずに歌う。
massinのシはどうしても歌詞が途切れるけど、
スーっと摩擦音が出ているので息は止めない。

えっと、顎を緩めて横と上に開いて
息を止めないように流しながら歌うのね。
下あごの力を抜くのが難しい。
抜いたら抜きっぱなしで、次の音が下がるところで
響きも下がってしまう。

高音は力を込めて歌うようなイメージがあったし
実際力は入るのだけど、顎のあたりに力を入れないこと。
お口ぱっかーん気味で歌う。
もう一度やってみたら、あら、出た。

高音はふわっと上に抜けてしまうので支えを入れる。
風船の端を持っているように、小石一つ分下に引くか
腰のあたりを横に広げるか、やりやすい方で。

やってみたら、声が太くなった。
上下両方で引き合うような感じで歌うのだけど
50:50ではなく、上70下30くらいの力加減で引くように、と。
上を強めに、を意識すると声が上ずってしまう。
支えって、難しい。

縦横に開いて、小石をひっぱって、高いところから
を何度かやってみる。
「どんな感じですか?」と聞かれたので
顎の継ぎ目のところから上が上がるような感じ、と答えると
下あごの力が抜けているから、自然に上が開いたんだって。

次の高音 andrei sul Ponte Vecchioのreiも同じように
下あごを自然に緩めて下げる。
何度か練習しているうちに、するっと出た!
そして、自分の声にびっくりしてしまった。
なんだかいつもと開く場所が違う感じ。
またどんなふうに感じたかと聞かれたので
歯医者に行って、口を開けたままにして!舌を下げて!
と言われた時のように、上の奥歯のさらに奥が上がった感じ、
と答えると、その感じで間違っていません、と。
 いつもより開く範囲が広くなっているので
声の出方が違って驚いたんでしょう、って。
ほお、この感じで構わないのか。

上手く歌えたときは、自分の身体がどうなっているか
自分で確認して、その感覚を覚えておくように。
それを繰り返しているうちに、意識しなくても出来るようになる、と。

いまのとこ、まぐれね。
今日は新しいこと一杯覚えたから、頭がパンパンだわ。
支えを意識すると、横に開くことを忘れてしまうし、
うーん、きっと明日になるともう出来ないと思う。
部分的には出来ても、一曲続けて歌うとダメ。
歌うってほんと、難しいわ。

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