2018年4月29日日曜日

歌っていて気付いたこと

連休に入りました。
今日から6日までの9連休。ぜったいに途中で飽きるわ。
とは言え、今年はギリギリまで残業続きで身体がへろへろ。
絶対に寝ているうちに連休が終わると思うわ。

それはともかく、木曜日に歌のレッスンがあって早く帰ろうと思っていたのに
こういうときに限って、定時後に急な仕事を頼まれるのよね。
ぎりぎりになって走って行って、お水も買えなかったから喉ががらがらだったわ。
ぷんぷん。

***

今回のレッスンのポイントをメモ。

*支え
高音で上あごを上げて口を大きく開くと、身体も自然に上に付いて行ってしまう。
前回も下に引くか、腰のあたりを横に膨らませるか
どちらかやりやすい方でと言われたので、今回も下に引く方をやった。
上下で引き合うようにするのだけど、上が強めの意識で引く様に言われた。
これが結構難しい。下にひっぱらなきゃと思うとどうしても力が入ってしまう。
支えを意識すると、他のことを綺麗さっぱり忘れてしまうわ。

*低音の発声
高音の「イ」の音は、「ア」に近い音で
下あごに付けた舌を軽く内側に引くと習ったけど
低音の場合は普通に発声してよい。
高音ばっかり意識していたら、低音も高音みたいに発声してた。

*音の切り方
フレーズ最後の音を音符の長さまで伸ばしたら
音をぶちっと喉で切るのではなく、お腹の緊張をふっとゆるめて
自然に音が終わるようにする。ブレスするときと同じような感じね。
これが鬼難しい。これを意識すると、やっぱり他のことを忘れる。

*身体を開く
身体は常に開いておく。横と縦両方。
高い位置で大きく開いた範囲で歌うけど、声は広げるとべたっとなるから
コンパクトに真ん中に集める、って、どうやるのよ、これ。

これだけを一曲の間で同時にやらないといけないなんて
もう頭と身体が付いて行きません!

****

前回、下あごを自然に落とすことを習ったのだけど
下あごをさげなきゃ、と思うとどうしても力が入って舌の根元が上がってしまう。
下あごではなく、上あごを上げるようにすればいいのかと思って
上あごを上げることにしてみた。
「あ」になる高音で上あごを上げると、ちょうど硬口蓋のところが
ドーム状になったような上がり方になって
その時の声は細く真ん中に集まりやすい。
「シ」の音の時は、同じようにあごを上げると
もっと奥、軟口蓋が押しあがるような感じ。

これを使い分ければいいのかーと思って練習していたんだけど
上あごを意識して持ち上げると、上下のあごの継ぎ目のところに
すごく力が入ってだるい。力が入ると喉仏が上に上がる、
つまり喉が締まった状態になる。自然に力を抜くのって難しい。
一週間ずっとこれで悩んでいた。

で、今朝、朝起きてから鼻歌みたいな感じで歌っていて
高音の部分を、何も考えずにあくびみたいに大きな口で歌ってみた。
そしたら、あら、あら、あらあらあら、ものすごく楽に高音が出せた。
これか、先生が「お口ぱっかーん」とおっしゃったのはこれだったのか。
上も下も無理に力を入れなくていいんだ。普通に大きく口を開ければよかったんだ!

嬉しくなって歌いまくっていてまた気が付いた。
口を大きくあけて、あー、と高音を歌うと、やっぱり身体が一緒に上について行く。
身体が上に付いて行くと、声はそのまま飛んで行ってしまう。
で、飛んで行ってしまった声は、強弱を付けることも抑揚を付けることも
ビブラートを変化させることもできない。つまりコントロールができない。
先生がおっしゃった「高音がすっぽ抜ける」というのはこういうことだったのか。

高音は高いところから抜くのだけど、風船みたいに飛んで行ってしまわないように
端を軽く握っているようなイメージで、
高いところから抜けても、声は自分の身体に付いているように
身体から離れた位置に出しても、あくまでも自分の身体から出ているように
とおっしゃった意味がようやく分かったわ。
身体から離れてしまったらどうしようもないもんね。
だから、離れないように下に引いて支えるのね。

で、その声をコントロールする場所というのがお腹のあたり。
実際には声は声帯で作られているから、声帯の周りの筋肉で調節しているのだけど
私のような基礎レベルの人間はそんなことはまだ意識しなくてもよい、
(意識すると喉が締まる)
下あごから下は無いものと思って、身体の真ん中を太いパイプが通っている
というイメージで、お腹を司令塔にしてそのパイプに息を送る、
と言われているので、声の端っぽがお腹に付いているようなイメージで
何度か練習してみた。あ、下にひっぱるより横に広げる方が楽かな。
お餅をびよーんと横にひっぱるみたいな感じで。
歌は身体を楽器にすることだ、とよく言われるけど
ほんと身体をちゃんと使えないとだめなのね。
絶対に自由に使えるようになる気がしない。

高音を出すときにはその前から準備しておくようにと言われていたけど
高いところで開いておくことのほかに、お口ぱっかーんもやっておかないと
上手く出せなかった。でも低いところからお口ぱっかーんをやると
今度は低い音がはっきり言葉にできない。
低音は、口は大きく開けなくていいから奥を開いておくように、と言われた。
何度か練習しているうちに、ポジションだ、と気付いた。

私は結構ポジションが前後してしまうのだけど、高音のひとつ手前の音を
高音が出せるポジションにきっちり当てると、音の跳躍があっても
お口ぱっかーんやるだけで、そのまま高い声がでる。
これが正しいのかどうかよくわからないけど、しばらくこれで練習してみる。

***
なんだかんだとぐたぐだ考えながら、気付いたら昼過ぎまで歌い続けて
喉が枯れました。アホです。
でも、ウエストのきつかったスカートが緩くなってる!
発声練習は筋トレと同じというのは本当だ!と納得した。
なんか違う気もするけど、まあいいか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

また放置、そしていつのまにか春

 歳月が流れるのは早いなあ。 ぼーっとしている間に一年が終わり、年が明けたと思ったらもう2月も終わり。 父が手術で入院したりとバタバタしていたので2月半ばまで実家でリモートワークした。 いやー、仕事になりませんわ。 18時まで仕事なのに、5時過ぎから母に「ごはん作るの手伝え...