2018年10月9日火曜日

忘れても構わない日々の備忘録

寝てるだけだからね、なーんもしてないからね。
起きて洗濯して買い物に行ってまた寝るだけだからね。
でも、瞼の痙攣が収まらない。蕁麻疹が出なくなっただけまだマシか。

+橋本治『草薙の剣』読了。
 60代から10代まで、10歳づつ年の離れた6人の男性が主人公で
 その兄弟やら父母やらの時代も交えて、その時々の社会現象、事件などを背景に
 6人の過去から現在までの状況を淡々と描いた物語。
 読んでいて感じたのは、10年違うと社会状況も考え方もずいぶん違うんだということ。
 特に戦後から高度成長期は、わずか10年でものすごく生活水準が変わる。
 生活水準が変わると、考え方も当然変わるわけで。
 10年なんてついこの間のことのように思えるけど、
 実はこの程度でも世代間ギャップってあるのかな。
 自分自身は10歳以上離れた若い友人たちと付き合っていて
 共通の趣味で話が盛り上がるのでそれほど年齢差は感じないし
 職場では年配の方とも20代の若い人とも一緒に過ごしていて
 同じルールに従い同じ目標に向かっているので、自分とは違う人たちとも思わない。
 でもその「共通項」を外してみると、やっぱり考え方に違いはあるよね。
 自分も周りの人も、年齢にかかわらず「今の時代」を生きているのは確かで
 今生きている人はみな同時代人だと思っていたけど、
 同じ時代に生きていても、実は違うものを見ているのかもしれない。

+友達からメール。鬱って治るんだろうか、という話題になった。
 仕事を休んで、病院に通って完全に治るまで経済力を維持できる人って
 ほんの一握りだよね。みんな、だましだまし働いているんだろうね。
 体調がよくなったら働いて、悪くなったら心療内科に入院して。
 それの繰返しで折り合いを付けるしかないのかな、

 ・・・みたいなことを書いたら、そんな悠長な話ではない!って。
 現在進行形で辛いんだと。立てないんだと。
 うん、辛いのは分かる。 私も若い頃鬱を経験したし。
 対処の仕方は個人差があるから、こうしろああしろとも言えない。
 ならどんな言葉が欲しくて私のところに連絡してきたんだろう。
 ただ聞いて欲しいんだろうね。いつもなら何時間でもただ聞きつづけるよ。
 でもね、わたくしただ今、同じ状態の人3人に対峙しています。
 一人ならなんとかなっても、同時に3人はきついよ。時期をずらしてよ。
 それでね、昨日の夜中にね、突然、イイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
 となったのよ。私はあんたらの痰壺かいっ!と。
 私の辛さは誰が分かってくれるんよと。言わないから分からないのは当然だけど。
 一時収まっていた瞼の痙攣がまた始まって、ぴくぴくしっぱなしで吐きそう。
 聞き流すか切るかしてしまえば楽なんだろうけど、それはする気はない。
 3人とも大事な友達だからね。
 キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッとなった。
 ただ、それだけよ。すぐに収まる。収まると思うので返事はちょっと待ってね。

+こういうときは、無理矢理建設的で集中できることをやる。
 きたわ~。明日配達の予定だったのに今日の夕方にきたわ~。
 Amazonはやいわ~。
 いまさらながら買ったわ。ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』 。
 こういう本て近頃はめったに買わないんだけど。

   だってだって、『ホモ・デウス』のWeb広告があまりにも頻繁に出るんだもん。
 これ、なんだろ?と思ってクリックして、すっかり乗せられて
 『ホモ・デウス』が未来のことなら、まず過去について書かれた
 『サピエンス全史』の方から読んでみようと思ったのよ。
 自分でも流されやすい人間だと思うわ。
 Amazonで検索したら、ペーパーバックは翻訳本より500円安い。
 レビューは高評価、英語の難易度は大学の教養講座レベルらしいので
 安い方を選んでしまったわ。ぱらぱらっとめくってみたけど
 英語は平易で大学生なら読めますね。

 今週はこの本に集中するですよー。 
 さあ、無事に読み終えられるか、そして『ホモ・デウス』までたどり着けるか。
 あんまり自信ないなあ。

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