タイトル通りですわ。
ぼーっとしているうちにもう金曜日。
最近時間の流れが早く感じる。
年齢とともに、時間は加速していく。
指の間から、さらさらといろんなものが零れ落ちているような、
そして何かが零れ落ちるとともに、あらゆることに鈍感になっていく。
歳を取るとはこういうことね。鈍感になるからこそ耐えられることもある。
今週をざくっとまとめとく。
+なんでパンダ?
パンダグッズがいっぱいあってパンダ推しなので、
パンダがいるのかと思ったら、いたのはこれだった。
大概どこにでも一人で出かけて、何でも一人でやるのが好きだけど
これに一人で乗る勇気はなかったわ。
+意外にきつい勾配
浅草にいく度たび、狭い範囲にいろんなものが集まっているんだなあと感じる。
全然迷わないし、スイスイ歩ける。すぐに目的の場所に到着する。
ところが地図で確認するとかなりな広範囲を歩いていて、自分でも驚く。
全然疲れないので、狭いんだと勝手に思い込んでいただけだった。
大阪や京都の方が狭いはずなのに、歩いていてものすごくしんどい。
ほんの少しでも、凄い距離を歩いたような気がする。
どうしてかしらと考えて、勾配だと気付いた。
例えば京都なら、清水寺や高台寺といった有名寺院は全部東山の中腹にある。
街中から歩いてすぐだからあまり意識しないけど、
東大路をバスで北に向かっていて左手の祇園方面を見ると、
四条に向かって下り坂になっているのが分かる。
清水寺からは市内を見渡せるものね。
大阪も天満から東は凄い坂道だし、この勾配のきつさが
疲れ方と距離感の違いになるのかも。浅草は平たんなのね。だから楽。
うちから徒歩10分足らずの駅まで歩く方がまだしんどい。
と、ぼんやり考えながら駅まで歩いていてふと立ち止まった。
振り返ってみる。坂道だ。緩い坂道になってる。
うちのマンションのあるあたりは台地の上に乗っているので
この付近ではもっとも土地が高い。
だから駅まで行くのにも、逆方向の公園やスーパーに行くのにも
当然、勾配のある道を上り下りしていることになる。
分かりやすい急な坂でもないし、毎日のことだから意識したことはなかったけど、
足腰はきっちりその勾配を感じ取っていたのね。
これから歳を取るとともに、もっと歩くのが辛くなるんだろうなあ。
+やっぱりそうだった
前に、この植物は紫陽花っぽいけど何かしら?
と、書いたことがあるけど
やっぱり、紫陽花でした。
しかも、最近の暑さで枯れかかってる。
一番いいときを見逃してしまったわ。
紫陽花で斑の入っている葉っぱは珍しいね。
こじんまりとしたサイズだし、なんという種類の紫陽花かしら。
いつもは面倒で調べないんだけど、ググってみた。
斑入りガクアジサイというらしい。そのまんまや。
市の建物の裏口とフェンスの間にひっそりと植えられているので
多分気付かない人の方が多いと思うわ。
誰が見ていようがいまいが、花は勝手に咲く。
+ホモ・デウス
『サピエンス全史』を5月に読み終えていたので、
そうだ、続きの『ホモ・デウス』を買わなくちゃと思って
アマゾンで検索してみたら、あら、Kindle版が安い!
日本語版は上下巻あわせて4,104円。
英語版はハードカバーが2,629円
(ペーパーバックが12,642円て、なんぞ?)
それに対して英語のkindle版が650円ですよ。
即買いでしょ、これは!
Kindleは軽くてどこにでも持ち運び簡単、目も疲れないし
図表の多い本には向かないけどKindle版の本は安いこともあって、熱烈愛用中。
プライム会員だから会員限定セールの時には安くなるので
Kindle Fireも持っている。
なんといっても便利なのは、設定によって単語の意味を表示させられること。
ただ、この意味の説明表示がなんとも微妙で、
その単語はええねん、知りたいのは隣の単語の意味やねん!
と思うことしばしば。どういう基準で表示しているんだろう。
もうひとつ便利なのは、分からない単語を指でなぞると
辞書が立ち上がってくれて、すぐ意味が調べられること。
外国語の本を読むとき、1ページにつき分からない単語が
一個か二個程度出てくるぐらいが、自分のレベルにあった本だと言われる。
それ以上知らない単語出て来たら、その本は自分にはレベルが高すぎるので
もう少し易しいものを選んだ方が良いのだとか。
『サピエンス全史』も『ホモ・デウス』も、大学の講義をもとにしているので
英語は語り口調で分かりやすい。多分、高校卒業レベルの英語力で読めると思う。
ただ、歴史学や生物学の専門用語が頻繁に出てくるので
辞書で調べる必要がある。紙の本だと一旦読むのを止めたり
分からない単語をメモっておいて、辞書で調べ直さないといけないけど
Kindleなら読みながらすぐに調べられるから、ほんと便利。
便利なのは便利なのだけど、Kindleで読書している時には
もにゃもにゃするというか、なんか落ち着かないというか
不思議な違和感を感じるのね。内容が頭に入ってくる時の感覚が
紙の本のページをめくっている時と違う。
昔、翻訳の依頼はハードコピーが送られてくることが多かった。
そのハードコピー、つまり紙の元原稿を読んで、調べものして
訳文を紙の上で作って、それからワードなどの文書作成ソフトに打ち込んでいた。
やがて元原稿が電子ファイルになり、メールで送られてくるようになると
短納期になって、いちいち打ち直しという手間をかけている時間もないので
直接そのファイルに訳文を上書きするようになった。
調べものもネットで、辞書も原稿を作るのも何をするのも
全部パソコンの画面上でやるのが当たり前になって効率は上がったのだけど
やっぱり同じような違和感を感じた。上手く説明はできないけれど、
原稿を紙の上に書いて推敲していたときと何かが違う。
当時ライターだった姉や放送作家の友人も、同じことを言っていた。
パソコン上で直接キーボードをたたいて文書作成する時と
紙にペンで文章を書く時とでは、脳の使う場所が異なる
と、何かで読んだ。
なるほど、あの違和感は当然のことだったんだと腑に落ちた。
その時の感覚と似たものを、電子書籍を読んでいると感じる。
多分、これも脳の使っている場所が違うのかもしれない。
Kindleは便利だけど、やっぱり紙の本が好きだなあ。
紙の本を読んでいる時の方が、不思議と楽しさが増す。
+人類なんてクソ!
『サピエンス全史』の感想を簡単に。
毎朝通勤途中で読んで、落ち込んでいた。
何が落ち込んだかと言って、文明が発達して社会が便利になっても
個人の幸福の度合いはちっとも上がっていないから。
例えば農業革命がおこって生産高が急増することで
人類全体は飢えることもなく豊かになったけど
農業に従事する個人の負担は、採取生活をやっていたときよりも遥かに増えている。
全体の利益は必ずしも個人の幸福にはつながらないのね。
よく、人生は幸と不幸の釣り合いがちゃんと取れている
と言われるけど、子供の頃からお年寄りにこう聞かされるたび、
「それ、絶対ちゃうやろ!」と思っていたわ。
パイは個人個人にひとつづつ割り当てられているのではなく
人類全体にひとつのパイが割り当てられている。
そのパイをひとりでたくさん取ってしまう人たちがいたら、
当然パイの切れ端すら口に出来ない人が出てくる。
幸福とはそのパイ。絶対に全員に均等には配分されていない。
そこまででかいパイ、人類は作りだせてないよ!
作りだせたとしても、真っ先に自分の分を大量に確保する人たちがいたら
こっちまで回ってこないって。
子供の時から感じていたことを、はい、その通りですよーと言われてしまうと
さすがに凹むわ。人はこういう時に宗教に走るのね。
人類、クソ!人類、最低!もう滅びちまえ!
と感じた後味の悪い本でした。
+喉が荒れると気持ちも荒む
声がかすれたままで戻らない。
口内が荒れていて、ついに口内炎まで出来ちゃいました。
原因は分かっているけど、どうしようもないわ。
綺麗な声が出ないと、荒むわ。
こんなん自分の本当の声じゃない、これが定着してしまったらどうしよう
とも思うし、もうええわ、それで!と不貞腐れたり。
ビタミンB群飲んで寝る。
2019年6月15日土曜日
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