今年は秋も冬も暖かいなあ。
おこたに入って仕事していたら大汗かいた。窓を開けっぱなしにしている。
気温は高くてもやっぱり冬だなあ。喉が乾燥している。
声帯が紙のようにぺらんぺらんに乾燥して、合わなくてパタパタしている
と、いうイメージ。そんな感じの声。
そんなパリンパリンの声帯(イメージで)水曜日は歌のレッスンでした。
二週間ぶりの大阪だよん。
喉がパリパリなので声がふらふら。
でもこの一週間、仕事の合間に考えた。
やっぱり息なんだよなあ。他にも課題はいろいろあるのだけど
息をなめらかに吐き続けることがすごく大事だと感じた。
それで、前に先生も言われた「お腹周りの弾力」を意識して
力をぬいて身体を柔らかく使って、息を上まで上げるように練習した。
最初に前の課題曲「城ケ島の雨」を歌ってみたら
やっぱり低音は掠れるけど、高音部で盛り上げるところはキンキンさせずに出せた。
先生にも、今日は喉の調子が悪いけど、リズムも把握出来ているし
響きも高いところに集められていますね、と言われた。わーい。
また気づいたけど、身体が柔らかくないと上が開いていても
声が押し付けたみたいな硬い感じになるのね。
かといってふにゃふにゃだと、支えが無くなって声が震えるし
ちょうどいいバランスというのが難しい。
うーん、これは引き続き家で練習しよう。
さて、クリスマス向け?特別曲の「Danny Boy」
これも最初の「レ」が低いわ。
ここが出せても次の音が潰れると、後ずーっと潰れて掠れる。
この音は力を入れずに軽く、ささやくように。
縦、縦。縦に開けてそのまま縦で歌うこと。
音を一個一個ぶつぶつ切って取らない。滑らかに抑揚をつけて。
高音部、一番高い音は「ソ」これは出るんだけど
下から狙って当てに行っている、と言われた。
当てに行かない。そして、ずり上げない。
前の音と違和感なく続けて歌うためには
フレーズの始めの低い音から既に、「ソ」を歌う位置で歌うこと。
おでこから綺麗に出なければ、こめかみの上あたりで後ろ気味に出してもいい。
高音は額に細く集めること。絹糸が出るようなイメージで。
この曲は2コーラス目から一音上がるのだけど、そうなると
一番高い音が「ラ」になって、このあたりが私の高音域の限界。
もう超音波!でも出ることは出る。
先生によると、五線譜の上の線を越えた音は言葉にならないのが普通だから
無理に発音を作るより音重視。縦に開けることを意識して
くしゃっと潰さないこと。
ふうふう。高音を出すためには背中とお尻の筋肉を使うので
身体が固まってると駄目なのね。弾力、弾力。
****
久し振り(と言っても二週間ぶりだけど)なので、帰りにお買い物に行った。
ルクアの地下に行くと、ピアノの音が聴こえる。
しゅっとした男の子がストリートピアノを弾いていたよ。
なんの曲かは知らないけど、ピアノを弾く男性って格好いいなあ。
もうひとり、しゅっとした男の子。
この二人は動画を撮っていたから、Youtubeに上げるのかな。
続いて、スーツ姿の男性。
堅いところにお勤めです、みたいな男性がこういうところでピアノを弾く
というギャップがいいですね。
続いて外国の方。
ちょっと難しそうな曲を弾いていらした。
私は分からなかったけど、隣の人が上手いですねーと話しかけていたわ。
私がその場を離れるのと入れ違いに、もうひとり男性が弾かれたのだけど
演奏した方は皆さん常連さんみたいな感じで、和気藹々したね。
大阪駅の北側に、毎年恒例のスケートリンクが出ていた。
こういうのを見ると、ああ、冬なんだなあと思う。
暖かくて大汗かいていて、家に閉じこもっていてもやっぱり冬は冬。
気づいたらあちこちで年賀状が売ってるし、あっという間に今年も終わるよ。
大阪では感染者がどんどん増えていて、病院がパンクしそう。
今年はクリスマスもお正月も中止のお知らせが来そうだわ。
コロナのおかけで何も出来ない一年だったなあ。
若い人は、大学に通えなかったり行事がキャンセルされたり
就職が流れちゃったりして大変な一年だったよね。
でも、残り時間が短い、やり直しが効かない年齢のおばちゃんにとっても
一年の停滞というのはとんでもなく大変なのよ。
家に閉じこもっていた間にやったことは、次の糧になっているんだろうか?
てか、もう私の年齢になると次はないんだよね。
まだ時間があるから明日に、と先回しにしている間に
いつの間にか残り少なくなってきた。人生って本当に短いね。
いまさら新しいことも出来ない、したくてもさせてもらえない。
もちろん趣味でやるなら幾つになっても何でもできるけど
仕事はそうはいかないのよね。
いままでやってきたことを活かして、集大成として何かやりたいと思っても
世間様は許してくれんのよ。次がないのよ。
だから今までと同じことをやるしかないの、と思いながら内職する。
嫌いな仕事だけど、結局これが一生の仕事になっちまったよ。
ふと思った。
次がないのなら、もう何を気にすることもないよね。
怖がることも不安に思うこともあるけど、あったとしてそれでどうだっていうんだ。
恐怖も不安も悩みも、解決して結果を出せるほどの時間は残ってない。
そのまま、抱えたまま、終わる。
だったらもうなにも恐れるものはないんだ。
失敗も成功も結果もないなら、こだわるものなんて何もない。
もしかして、こういうのが自由というものなのか。
だとしたら、自由というのはずいぶん白くて乾いているものだなあ。
本当に何もせずに終わったから、今年はなかったことにしよう。
2020年12月11日金曜日
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