2017年3月27日月曜日

かすれた声で歌のお稽古

今日は朝晩寒かった。3月も末だというのに、週末には桜が咲くらしいのに
冬のコートにマフラーで出かけた。なのに花粉は飛ぶ。

首はまだガチガチ。喉の調子も悪くて声もかすれているけど
今日は歌のレッスンの日。

声が出にくかったけど、リップロールもハミングも
喉に力が入らず出来るようになった。
毎日練習しているし。

上手く出せない低音、先生に相談してみたら
高いところは後に抜くけど、低音は前で上のほうに
両手でそっと掲げるような感じで唄ってみて、と言われた。
低音を唄うときは、つい両手を掲げでしまう。
でもイメージはなんとなくつかめたわ。

低音の「の」が上手く音にならなかった。
Nの音を最初に出して伸ばしてから母音を乗せてやってみて
と言われた。音はべたっと太くせずに点にとんと当てるように。
この通りにやってみたら、低音で「の」、出た!

低音でも音のポジションは下げないように、とまた注意を受ける。
踏ん張ると下に引っ張られるから、力を入れ過ぎないように、と。
柔らかく低音を出すのって難しいなあ。

今日から課題曲が「朧月夜」になった。
これは高音主体の歌だけど、こっちの方が歌いやすい。
高音を出すときは、支えるために
船をこぐように両腕を後ろに引っ張って
お腹の筋肉をななめ上に揚げるようにして、と。

これって、腹直筋で横隔膜を上に揚げる、というやつね。
前の声楽発声講座で説明してもらったやつ。
腹筋を固めるのではなく、腹筋を上に引っ張り上げるように。
これをやると結構高い音でも出せるのね。
おお、出るよ!と自分でも驚いた。しかもかすれてないし。
でも途中で力が抜けると、途端に声がかすれるのが不思議だわ。

まだ自分では良く分からないけど、口内で音が当たるところによって
まったくかすれない箇所と、がさがさにかすれて声が割れる箇所があるのね。
ちょっと場所が変わっただけで、なぜこうなるんだろう。 
かすれないところに当てると、びっくりするほど高くて明るい声が出せるし
先生も、その声でいいですよ、とおっしゃるのだけど
常にそこに当てるのが難しい。

両の掌を目の前で掲げてみたり、船を漕いでみたり
空間の一点をぽんと指さしてみたり
身振り手振りをつけて、唄っているのだか踊っているのだか。
ものすごく体力使ったけど、楽しかった。

とりあえず、覚えていることだけメモ。
明日は忙しいから、お風呂に入ってさっさと寝る。


0 件のコメント:

コメントを投稿

また放置、そしていつのまにか春

 歳月が流れるのは早いなあ。 ぼーっとしている間に一年が終わり、年が明けたと思ったらもう2月も終わり。 父が手術で入院したりとバタバタしていたので2月半ばまで実家でリモートワークした。 いやー、仕事になりませんわ。 18時まで仕事なのに、5時過ぎから母に「ごはん作るの手伝え...