2019年7月25日木曜日

歌うどころじゃない歌のレッスン

梅雨開けしたようですね。
これで布団干せるわ―、と喜びつつ
本日は歌のレッスン。

発声練習では、低音を押さえすぎないように。
上にふわっと広げること。
なんとか倒さずに出来たわ。

問題は課題曲「献呈」ですわ。

最初にラララで歌ってメロディとリズムを確認。
これは家で練習したから、低音部以外はなんとかなった。

次に先生にドイツ語の歌詞の読み方を教えてもらう。
先生のあとについてリズム読みをしたのだけど
これがもう、難しいのなんのって。
ラで歌っていたときはちゃんと音符の長さが分かったのに
歌詞になると、とたんに出来なくなる。
どこでどれだけ伸ばしていいのか、さっぱり分からない。

Du meine Seele, du mein HertsのHertsは二分音符。
he~と伸ばして、母音を音に当てる。
音の最後でrtsを短く発音、つまり、へ~~~~ルツと言う感じ。
へ~~~を長く伸ばし過ぎて、最後のルツが遅れてしまう。
次のフレーズのdu meine Schmerzのルツも同じ。

in der ich lebeの、derのあとのichが音にならない。
続くmein Himmel du, darein ich schwebe は
duのあとブレス、次のdarein ich はdareinのreを長く伸ばして
ichの直前でn、続いてschwebeはweのeを伸ばす。
ここでもう口の中がモゴモゴでテンポが遅れてしまう。

なんでこんなに難しいの?
発音自体が難しいのに、母音を伸ばして音の最後に短く子音
というのがまったく出来ません。言葉がちゃんと音符に乗らない。

先生にカウントしてもらいながらワンフレーズづつリズム読みをして
それからメロディにして歌ってみる、を繰り返した。
自分でも、腕をバタバタさせて一緒にカウントした。

最後にとりあえず通して歌ってみた。
もうメロディと拍子を取るだけで必死で歌詞が全然音に当たってません。
先生は、初めてにしてはまずまずです、とおっしゃるのだけど
歌詞を追うのにいっぱいいっぱいで、声なんか全然出てない。
裏返ったり地声になったりかすれたり。
歌うどころの話じゃないわ。

優先順位として、歌詞を覚えてリズムをとる練習をすること。
それが出来るようになったら、声をどう出すかということを考える。
ドイツ人の歌手が歌っている動画を見ながら、
歌詞のリズム読みを繰返し、完璧にリズムが取れるまで練習すること。

イタリア語は母音で歌う一方、ドイツ語は子音が大事。
発音は難しいけど、子音の歌い方で表情をつけられる。

例えば、Schmerzという単語は痛みとか苦しみという意味だけど
Schをどう歌うかで苦しみの表現も変えられるので
子音を楽しんで歌うことができる、と先生。

そこまでたどり着ける気がまったくしないわ。
とにかく再来週のレッスンまでにリズムを掴んでおかなくちゃ。
まず歌詞を覚えなきゃ始まらないし。

夏の間はこの曲に集中するよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

また放置、そしていつのまにか春

 歳月が流れるのは早いなあ。 ぼーっとしている間に一年が終わり、年が明けたと思ったらもう2月も終わり。 父が手術で入院したりとバタバタしていたので2月半ばまで実家でリモートワークした。 いやー、仕事になりませんわ。 18時まで仕事なのに、5時過ぎから母に「ごはん作るの手伝え...