2019年8月17日土曜日

一日だけのお盆休み

15日は台風が近づいてきて、自宅待機の職場も多かったようですが
私は普通に9時から出社しました。

神戸方面の人はお昼ごろに電車が止まりそうということでお休み。
電車のダイヤを見て、早めに帰宅するようにと上司から言われたので、
奈良方面の人も午前中いっぱいで帰宅。
私は16日に一日だけ休みを取っていて、納期が19日だったので
出来る限り仕事を仕上げたくてずっと残ってました。
JR京都線は間引き運転だけど走っていたし、阪急は通常運転。
さすが、♪世界が終わるまではー止まることもなーい♪(古いな)、阪急さんや。
阪急が運休すると、世界の終りです。

いっそ定時までいようかと思ったけど、そうすると
最後の戸締りチェックをする社員さんが帰れなくなってしまうので
5時過ぎに仕事を止めて帰りました。その時フロアに残っていたのは
私を含めて三人だけ。私がいたから帰れなかったのかしら?

ちょうど電車を降りたころに雨が酷くなってきたので
タイミングとしては良かったのかな。

16日に休みを取ったのは、東京大衆歌謡楽団の北大路演奏会に行くため。
でも台風と大雨で中止だったらどうしましょ。
そうなったら出社して仕事するから、はよ、知らせてー、
と思っていましたが、いやー、晴れましたね。
大雨の予報だったのに、雨も降らなかったわ。良かった良かった。

で、ぐずぐずしてたら電車に乗り遅れ、乗った電車がまた遅れ
着いたらギリギリでした。もう人がいっぱい。


場所はショッピングセンターの中庭で、ステージと客席部分には屋根がありました。
屋根のない庭部分は風が抜けて涼しかったのですが、
屋根の下は暑かったので、四人とも凄い汗。
顔から文字通り滝のように汗が流れてました。
曲はスタンダードが多かったです。セトリは多分どなたかがアップされるでせう。

歌の感想はもう書きません。
音は良かったですね。屋根があって反響する場所でしたが
声はばーんと前に飛んでました。

お客さんは大半がご年配の方でしたが、皆様楽しそうでした。
京都は大阪に比べてお客さんがおとなしいのですが
後半に近づくにつれ口ずさむかたが増えてきて
長崎の鐘の「長崎の鐘がなる」の部分は一緒に歌う方が多かったですね。
私は後ろで立っていたのですが、周りの、とくに男性が歌っていらっしゃいました。

近くにいらしたご年配の男性が、わしが子供の頃歌ってた歌や、
これをよく若い人が歌おうと思ったなあ、と喜んでいらっしゃいました。
アコーディオン上手いなあ、ベースもええなあ、歌もええわ、ほんまにええわー
と、とっても楽しそうでした。

私の前の男性が曲名をメモっていらしたのですが
ある曲の時、くりっと振り向いて「この曲なんやったかいな?」
突然聞かれたので、隣の人と顔を見合わせて「えーっと、これは・・・」
あー、思い出せない、そこで振り返って後ろの方に
「この曲なんでしたっけ」
後ろの方も顔を見合わせながら「えーっとえーっと、あれや、あれやん」
そして誰かが「そうや、新妻鏡!」
一同声を合わせて「それやっ!」

映画「新妻鏡」の主題歌では「目ン無い千鳥」の方が有名ですが
私はこの「新妻鏡」の方が好き。
とくに三番の

 昔乙女の初島田
 泣いて踊るも生計なら
 清い二人の人生を
 熱い泪でうたおうよ
(作詞:佐藤惣之助)

という歌詞が大好き。
ここを聴くといつも、ほろっとなってしまう。
どんなに辛くても、これでごはん食べてるのよね。
これお仕事なのよね。
清くないしひとりだけど、泪なんかとっくに枯れたけど
この部分では自分のために泣くのよ。

二部ではご年配の男性が立ち上がって、孝太郎さんの汗を拭く場面も。
なんだかほのぼのしてしまいました。
手拍子もどんどん大きくなって、アンコールの青い山脈は合唱。
お富さんも大盛り上がりでした。

あー、楽しかった。たった一日のお盆休み、楽しめてよかったわ。

そうそうこの日は、大文字送り火の日。

ファン友と一緒に見に行きました。
京都で過ごした学生時代以来、ウン十年ぶりに見る大文字。
え?こんなに大きかったっけ?というほど大きく感じました。
普通は若い頃見たものを年取ってから再び見ると
あれ?と思うほどしょぼいことが多いのだけど
大文字は逆。不思議ね。
私たちはおしゃべりしながら見ていたのですが
ふと振り返ると、送り火に向かって手を合わせる男性が。

本来は、お盆で帰ってきた家族の魂を、また来年も、と
静かにお送りするものなのよね。ちょっと反省。

おバカさんの反省は、短い。
やっぱり帰りに飲んでますわよー。
ポテト美味しかったわよー。
ビールが苦手な私も、中ジョッキ二杯も飲んだわよー。

これにてお盆休み、終了。

****

普通の週末に突入。
天気がいいので洗濯した。

そして歌の練習した。
もう、ご近所迷惑なくらい同じ歌を歌い続けてる。

本格的に、私の声帯、ヤバいです。
声掠れまくりです。
それでも、どうしても確認したいことがあったので
何度も無理やり練習したわ。
で、分かった。いろいろ分かった!
そうか、こうだったんだ(意味不明やな)。
やっぱり歌って深いな。

二つのアプローチを試してみた。

後ろから回すか、前から倒すか。
そうか、そうだったのか、こういうことだったのか
だから聞えかたも響きも違うし、声も変わる。
どっちの方法も長短あるけど、うまくミックスできたら
すごく楽になるかも、と、ひとりで納得。
出なかった高音部、これで出る!!!
出なかった低音部、これで出る!!!
もう、バリバリガサガサで最後は声も出なくなった。
やりすぎや、これはやり過ぎや。
でも、声にならなくてもここまで支えられる!
と無駄に自信つけた。

なんか最近、内向きだなあ。
「歌い手は聞き手になってはいけない」という
山中先生のお言葉が胸にささるわー。

自分なりに納得したので、もう週末は歌わない。
あとはトローチ舐めて腰回してスクワットやって
木曜のレッスンに備えるわ。今度こそちゃんと歌うよ!
その前に、月曜納期!
はやく仕事したい。もう明日が月曜でもいい。

どうよ、この漲るやる気。
こういう時は、燃料切れになるまで突っ走るのが正しいと思うの。

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