2018年5月20日日曜日

久し振りに道端シリーズ

なんか夕べから、何に反応したのか分からないけど
顔の半分が腫れあがっています。
あちこちかゆいし、いい加減何もかもが嫌になってきた。

***
金曜日のお昼休みも外を散歩したのだけど
最近やたら見かけるこの黄色い花。いったい何と言う花なんでしょう。
すごく目立つ鮮やかな黄色で、花は慌てたコスモスみたいな感じ。
華やかだけど、そこいらに咲いているし植えてあるんじゃないよね。
活けるのに摘んで帰ってもいいかしら?と思って
「道端の黄色い花」でググってみたらすぐ出て来たわ。

オオキンケイギクという名前で、特定外来生物に指定されていて
栽培が禁止されているらしい。wikipediaによると特定外来生物は

「販売・頒布目的での飼養、不正な飼養、許可のない輸入や販売、
野外へ放つなどの行為に対しては、個人には3年以下の懲役や300万円以下の罰金、
法人には1億円以下の罰金が科される。
また、特定外来生物について販売・頒布以外の目的での飼養、
未判定外来生物について通知なしの輸入に対しては、
個人には1年以下の懲役や100万円以下の罰金、
法人には5000万円以下の罰金が科される」

ひょえー、重い!摘んで帰ったらあかんのね。

もうひとつ、気になる花。
椿の根元あたりに一杯生えている低木で白い花を付けてる。
今が花盛りなんだけど、貧相なユキヤナギっぽくて何となく地味。
甘いような青臭いような不思議な香りがする。
これはネズミモチかしら。
香りに惹かれてクンクンしに近づいたら、すでに虫がいっぱいだったのでやめた。

あんまり道端を覗きこんでいるとかゆくなるから控えておこう。

***
また仕事でいらいらしてしまった。
ミーティング用の進捗資料を和訳していたのだけど
案件ごとの進捗状態を簡単に説明したもので
文章が主語やBe動詞が省略されていたり
時制がはっきりしなかったりと分かりにくい。
しかも私は背景をまったく説明されていないので
一体何が起こっているのか分からないから
内容を推測することもできない。

翻訳は曖昧な文章は曖昧に訳すのが大原則だけど
常駐翻訳者の場合は、読み手が分かる文章にしないと
「これ、意味分からん」と言われる。
私だって分からんわ!

英語をそのまま日本語にするのはそれほど難しくない。
でも、意味の通じる日本語にしようと思ったら
分からないなりに内容を推測して、言葉を組み立てないといけない。
頭の中で作業している時間というのが結構かかるのよ。
手が止まってるからといって、ぼーっとしているわけではないのよ。
脳みそフル回転させてるのよ!
今回の場合、意味不明なものを意味のある言葉にするのに
どんだけ頭使ってると思うのよ。
それを本当に簡単に考えてくれるわ。
これ、無理だから。googleさんには絶対無理だから!

午後に持ってきて、月曜日の午前中までって、
かなりのボリュームで中身全然分からないものなのに、無茶言うな!
残業していたら、適当なところで早く帰って、って。
早く帰っていたら月曜昼イチのミーティングに間に合わないでしょうが!

またキリキリキリキリイライライライライライラ。
もういや、こんなんいや、こんな人生もういや!
死にたい死にたい死にたい消えてなくなりたい、と思っていたけど
ここ数日の怒りがピークに達してしまった。

死ぬもんか。なんで私が死なんとあかんのよ。
しーにーまーせーんっ!死なないかわりに


私の世界以外、全部滅びろ!!!


♪太陽が凍り付いても 僕と君だけよ消えないで♪
やっぱり稲葉さんは天才やな。

2018年5月17日木曜日

ネイビーパンプス同盟

偶然、ふたりともネイビーのパンプスを履いていたので
適当に命名。参加者募集中、ということもない。適当。

***

火曜日の夜、目が開けていられなくなった。
朝起きてからも目が開かない。
これでは仕事にならないので、眼科に行った。
診察の結果、結膜炎だった。
花粉症によるものかどうかは不明。
一週間様子を見ることになった。

午後から出社。
相変わらずイライラすることばかり。
もううんざりもいいとこなので、6月一杯で辞めることにした。
辞める、絶対に辞める、辞めて放浪の旅に出る!
もうこんな仕事、いや!
今から翻訳やりたいと言う人、止めときなはれ。
そのうち無くなる仕事、てか今でもgoogle翻訳でいいやんとか言われてる。
聞えよがしに言われて、キレそうになった。
(キレたら余計疲れるから、我慢した)
あんたの書いた日本語、絶対googleさんは正確に訳してくれないけどね、
googleさんでいいんだったら、googleさんにまかせといたらええやん。
もう私は知らん!

と、夕べ友達にクダを巻いたら、え?辞めてどうするの?と。
辞めて放浪の旅に出るわ。九州でも北海道でも。
北海道ってどうやって放浪するの?車ないと不便でしょ。
大丈夫、私が運転する、といったら、じゃあ付いて行く、
でも、どうせなら台湾にしよう、って。
ああそうね、台湾がいいわ。台湾行こう。
妹も行きたがっているし、今度は台湾一周鉄道の旅にしよう。

何杯飲んだか覚えていない。
他にもいろいろ聞いて欲しいことがあって、友達もいろいろあって
二人でぐだぐだ言ってたら、飲みすぎた。飲みすぎたわ。
肝臓が弱いのに、だめやん、これ。

朝起きたら唇が腫れあがっていた。
最近はアレルギーがますます酷くなって、何に反応しているのか分からないけど
唇が腫れることが多くなった。絶対ストレスだわ。
赤い発疹もでて、かゆくてかゆくて、午前中休んでしまった。

午後から真夏のような日差しのなか出社したら
仕事がなかった。あーそうですか。ヒマですか。
どうせ辞めるしな、ふん、どうでもいいわ。

じゃあ急ぎじゃないけどこれでもやってくださいと振られた和訳。
これに頭を抱えてしまった。英語自体は間違っていないのに
日本語に訳すると変。
おそらくこういうことを言いたいんだろう、と推測は出来るのだけど
文章はそんな風には書けていない。
それを、内容を推測して意味の通る日本語に直す。
これって、背景に関する読み手の知識に完全に依存した文章なのね。
読む側は状況を理解しているから、ぼやっとしたことを書いていても
なんとなく言わんとすることが分かってしまう。
こういう「ゆるふわ文章」が一番タチが悪いのよ。
なまじっか文法的には正しいから自分では英語を書けているつもり
でも実は全然書けていないという。

和訳では適当に意味がつながる文章にしたけど、これ正本は英語よね。
この英語で意味が通じるのだろうか(いや、通じない)。
文章を書くってこと、なめんじゃねーよ!
と、書いているこの文章も意味不明だな。まあ、それはいいわ(自分に甘い)

さらに、動詞の選択を間違っている。
ググって最初に出てきた単語を何も考えずに使っちゃだめよ。

ああ、そうか。こんなことも心配する必要ないよね。
自分一人だけ真剣に悩んでいても、誰もそこまで考えない。
良いとこにも駄目なとこにも気づいていない。
ゆるふわでいいんだもんね。それで通るよ、日本の大企業!
翻訳者仲間で文章にすごく厳しい友人がいるけど
その人なら絶対に原文の書き直しも要求するだろうなあ
(そうして煙たがられる)
私はそこまでやる気力は、もうないわ。
googleさんとAIに直訳してもらえばええやん。
私はもう知らん!

ああもう、おかげでまたアレルギーが酷くなった。ぷんぷん。
今週も半分記憶が飛んでいるうちに、もう金曜日だ。
明日もぼやっと過ごそう。

2018年5月13日日曜日

花粉症の5月

土曜日に伊勢から御神楽が来た。
毎年ご近所を回っているけど、これは伊勢講か何かかな?
この御神楽の笛の音を聞くと、初夏が来たと思う。
今年は例年よりちょっと遅いかな。

もうひとつ、例年より遅れてやってきたのが花粉症。
毎年連休が始まる頃に喉が腫れ始めて、薬を飲んでもうがいをしても効かない。
一ヶ月ゲホゲホいいながら暮らして、筋肉痛になるくらい咳が続いて
6月に入るとようやく収まる。
今年の連休は涼しかったせいかしら。来ないなと思っていたけどやっぱり来ました。
連休が終わったころから、涙と鼻水でえらいことになってます。
なぜか今年は喉じゃなくて目鼻に来た。涙が止まらなくて目が腫れてる。
さらにアレルギーまで出て、身体がかゆくてたまらない。
掻いたら広がるから我慢しているけど、さらに唇まで腫れ上がって
たらこ状態になって、散々ですわ。

職場にも、涙と鼻水が止まらない人がいて、その人によると「稲花粉症」だとか。
これは6月の田植えが始まる頃にならないと収まらないって。
稲花粉症なのに、なぜに田植えの時期に収まるの?
稲が育っていくにつれてもっと酷くなるんじゃないの?と思ったら
米ではなくて、道端のイネ科の雑草がアレルゲンなんだって。
道端ばっかり覗いていたら、余計酷くなるのかしら。

こうしている間も、かゆい。主に腕と脚に赤い発疹がでてる。
今日実家の母から電話があって、実家でも両親と妹に同じ症状がでていた。
皮膚科に行ったら、ダニだと言われたそうな。
毎日掃除もしているし布団も干しているのに、と思いながら
ダニ取りクリーナーで掃除を徹底して、病院でもらった抗生物質を塗っても
全然収まらない。先生はダニだとおっしゃるけど、絶対違うわ、と。

そこでドクダミの葉っぱを絞って、汁を塗ったら
塗ったところのかゆみが収まったんだって。
ドクダミ、万能ね。
私も試したいけど、ドクダミなんてどこにも生えてない。
実家から送ってもらおうかな。

***

連休ボケで、この一週間何をしたか分からないままに過ぎた。
金曜日を木曜日だと思っていて、今日で今週終わりと気付いて衝撃を受けたわ。
木曜日の記憶がまったくない!
火曜日は眠い眠いと言いながら夜8時まで残業して
水曜日はノー残業デーだなあ、でも7時まで残業、
それから立呑み屋さんに晩御飯食べに行って、
木曜日はえーっと、えーっと。
手帳を見たら出勤時間と退社時間を書いているから出勤はしているし
木曜締切の仕事はちゃんとメールで送っている、でも
ファイルを添付し忘れて、すみませーんと送り直しているから
きっとぼーっとしていたんだな。

まる一日の記憶が飛ぶって、実際あるんだなあ。
頭ほわんほわんのままで過ごしていたんだろうか

2018年4月29日日曜日

歌っていて気付いたこと

連休に入りました。
今日から6日までの9連休。ぜったいに途中で飽きるわ。
とは言え、今年はギリギリまで残業続きで身体がへろへろ。
絶対に寝ているうちに連休が終わると思うわ。

それはともかく、木曜日に歌のレッスンがあって早く帰ろうと思っていたのに
こういうときに限って、定時後に急な仕事を頼まれるのよね。
ぎりぎりになって走って行って、お水も買えなかったから喉ががらがらだったわ。
ぷんぷん。

***

今回のレッスンのポイントをメモ。

*支え
高音で上あごを上げて口を大きく開くと、身体も自然に上に付いて行ってしまう。
前回も下に引くか、腰のあたりを横に膨らませるか
どちらかやりやすい方でと言われたので、今回も下に引く方をやった。
上下で引き合うようにするのだけど、上が強めの意識で引く様に言われた。
これが結構難しい。下にひっぱらなきゃと思うとどうしても力が入ってしまう。
支えを意識すると、他のことを綺麗さっぱり忘れてしまうわ。

*低音の発声
高音の「イ」の音は、「ア」に近い音で
下あごに付けた舌を軽く内側に引くと習ったけど
低音の場合は普通に発声してよい。
高音ばっかり意識していたら、低音も高音みたいに発声してた。

*音の切り方
フレーズ最後の音を音符の長さまで伸ばしたら
音をぶちっと喉で切るのではなく、お腹の緊張をふっとゆるめて
自然に音が終わるようにする。ブレスするときと同じような感じね。
これが鬼難しい。これを意識すると、やっぱり他のことを忘れる。

*身体を開く
身体は常に開いておく。横と縦両方。
高い位置で大きく開いた範囲で歌うけど、声は広げるとべたっとなるから
コンパクトに真ん中に集める、って、どうやるのよ、これ。

これだけを一曲の間で同時にやらないといけないなんて
もう頭と身体が付いて行きません!

****

前回、下あごを自然に落とすことを習ったのだけど
下あごをさげなきゃ、と思うとどうしても力が入って舌の根元が上がってしまう。
下あごではなく、上あごを上げるようにすればいいのかと思って
上あごを上げることにしてみた。
「あ」になる高音で上あごを上げると、ちょうど硬口蓋のところが
ドーム状になったような上がり方になって
その時の声は細く真ん中に集まりやすい。
「シ」の音の時は、同じようにあごを上げると
もっと奥、軟口蓋が押しあがるような感じ。

これを使い分ければいいのかーと思って練習していたんだけど
上あごを意識して持ち上げると、上下のあごの継ぎ目のところに
すごく力が入ってだるい。力が入ると喉仏が上に上がる、
つまり喉が締まった状態になる。自然に力を抜くのって難しい。
一週間ずっとこれで悩んでいた。

で、今朝、朝起きてから鼻歌みたいな感じで歌っていて
高音の部分を、何も考えずにあくびみたいに大きな口で歌ってみた。
そしたら、あら、あら、あらあらあら、ものすごく楽に高音が出せた。
これか、先生が「お口ぱっかーん」とおっしゃったのはこれだったのか。
上も下も無理に力を入れなくていいんだ。普通に大きく口を開ければよかったんだ!

嬉しくなって歌いまくっていてまた気が付いた。
口を大きくあけて、あー、と高音を歌うと、やっぱり身体が一緒に上について行く。
身体が上に付いて行くと、声はそのまま飛んで行ってしまう。
で、飛んで行ってしまった声は、強弱を付けることも抑揚を付けることも
ビブラートを変化させることもできない。つまりコントロールができない。
先生がおっしゃった「高音がすっぽ抜ける」というのはこういうことだったのか。

高音は高いところから抜くのだけど、風船みたいに飛んで行ってしまわないように
端を軽く握っているようなイメージで、
高いところから抜けても、声は自分の身体に付いているように
身体から離れた位置に出しても、あくまでも自分の身体から出ているように
とおっしゃった意味がようやく分かったわ。
身体から離れてしまったらどうしようもないもんね。
だから、離れないように下に引いて支えるのね。

で、その声をコントロールする場所というのがお腹のあたり。
実際には声は声帯で作られているから、声帯の周りの筋肉で調節しているのだけど
私のような基礎レベルの人間はそんなことはまだ意識しなくてもよい、
(意識すると喉が締まる)
下あごから下は無いものと思って、身体の真ん中を太いパイプが通っている
というイメージで、お腹を司令塔にしてそのパイプに息を送る、
と言われているので、声の端っぽがお腹に付いているようなイメージで
何度か練習してみた。あ、下にひっぱるより横に広げる方が楽かな。
お餅をびよーんと横にひっぱるみたいな感じで。
歌は身体を楽器にすることだ、とよく言われるけど
ほんと身体をちゃんと使えないとだめなのね。
絶対に自由に使えるようになる気がしない。

高音を出すときにはその前から準備しておくようにと言われていたけど
高いところで開いておくことのほかに、お口ぱっかーんもやっておかないと
上手く出せなかった。でも低いところからお口ぱっかーんをやると
今度は低い音がはっきり言葉にできない。
低音は、口は大きく開けなくていいから奥を開いておくように、と言われた。
何度か練習しているうちに、ポジションだ、と気付いた。

私は結構ポジションが前後してしまうのだけど、高音のひとつ手前の音を
高音が出せるポジションにきっちり当てると、音の跳躍があっても
お口ぱっかーんやるだけで、そのまま高い声がでる。
これが正しいのかどうかよくわからないけど、しばらくこれで練習してみる。

***
なんだかんだとぐたぐだ考えながら、気付いたら昼過ぎまで歌い続けて
喉が枯れました。アホです。
でも、ウエストのきつかったスカートが緩くなってる!
発声練習は筋トレと同じというのは本当だ!と納得した。
なんか違う気もするけど、まあいいか。

2018年4月20日金曜日

言葉にならない

あー、忙しい。
ここ2週間ほどずっと契約書ばかりやっていて
肩も首もガチガチ。
契約書はそもそも表現が難しい、法律分からない、技術も分からない
だから何が書いてあるのか分からない。

もう少し納期に余裕があれば、表現を工夫することも出来るのだけど
時間がないので、とりあえず日本語にしている状態。
無理矢理和訳しても、ちゃんと意味の通る日本語にならない。
もうどん詰まりだわ。

おまけに、喉にアレルギーの出る季節がやってきて
夕方になると咳が止まらない。

そんな中、本日は歌のレッスンの日。
今日は難しかったわ。
注意されたことを、いつものように忘れないうちにメモメモ。

****
発声練習は、ハミングから。
鼻の付け根で止めない。蒸気が出ているようにふわっと。
リップロールも同じ。音は実際には口からでているけど
眉間のあたりから細く抜くようなイメージで。

低音ががさついている。
息は少な目で、歌っているかどうか分からないくらい
柔らかく上に抜く。そうするとガサガサがマシになる。
音が下がるところで響きを下げない、後ろに倒さない。
イの音、口を横に広げない。口は開いていなくても
奥が開いていること。

毎回同じこと注意されてますな。

***
課題曲 O mio babbino caro

前回出ていた高音が出ません。
一番最初の mi pia ce,e bello belloのところ
belloは言葉が切れるけど、ここで息が切れて
いきなり高いところを狙ってだしている。
そこだけ細くなって他の声と違和感がある。

前のブレスで身体を横に広げるように開く。
上は高く開いて、開いた高いところから声を出す。

うーん、横と上、両方開いておかないといけないのね。
これ、難しい。
横は、直前で大きなお餅を横に引っ張るようなイメージで。
手を付けて実際にお餅をびよーんとひっぱるような感じで。
 やっぱり出ない。途中で息が止まってしまう。

息を流し続けるコツを掴むため、ポルタメントで歌ってみる。
つまり、ラ~~~ラと歌っているところを
ラララララ~と順番に音程を上げながら歌うと。
(音を言葉で説明するって難しい!)
こうすると、音を上まで順に発声するので息が途切れない。
実際にはやらなくても、心の中で音がつながっているとイメージして。

あ、高音出た!これは毎日練習しなくちゃ。

この曲は6/8拍子だけど、3拍ひとまとめにして一拍
それが二つ繋がっていると考える。
一拍の前が強く後が弱くなるような曲。
その強弱を違うところで付けてしまうと不自然になるから。
二拍でスイングしているようなイメージで
高音もその揺れの中で自然になめらかに出すように。

実際に横に揺れながら歌ってみる。
ふむふむ、こうすると自然に強弱が付くわ。

同じメロディで次の高音、e' se la massin darno
ssinのスィは、シーとはっきり発音すると
狭まって細くなってしまうので
普段は使わない下あごを自然に落として
スに近い音で、力を入れずに歌う。
massinのシはどうしても歌詞が途切れるけど、
スーっと摩擦音が出ているので息は止めない。

えっと、顎を緩めて横と上に開いて
息を止めないように流しながら歌うのね。
下あごの力を抜くのが難しい。
抜いたら抜きっぱなしで、次の音が下がるところで
響きも下がってしまう。

高音は力を込めて歌うようなイメージがあったし
実際力は入るのだけど、顎のあたりに力を入れないこと。
お口ぱっかーん気味で歌う。
もう一度やってみたら、あら、出た。

高音はふわっと上に抜けてしまうので支えを入れる。
風船の端を持っているように、小石一つ分下に引くか
腰のあたりを横に広げるか、やりやすい方で。

やってみたら、声が太くなった。
上下両方で引き合うような感じで歌うのだけど
50:50ではなく、上70下30くらいの力加減で引くように、と。
上を強めに、を意識すると声が上ずってしまう。
支えって、難しい。

縦横に開いて、小石をひっぱって、高いところから
を何度かやってみる。
「どんな感じですか?」と聞かれたので
顎の継ぎ目のところから上が上がるような感じ、と答えると
下あごの力が抜けているから、自然に上が開いたんだって。

次の高音 andrei sul Ponte Vecchioのreiも同じように
下あごを自然に緩めて下げる。
何度か練習しているうちに、するっと出た!
そして、自分の声にびっくりしてしまった。
なんだかいつもと開く場所が違う感じ。
またどんなふうに感じたかと聞かれたので
歯医者に行って、口を開けたままにして!舌を下げて!
と言われた時のように、上の奥歯のさらに奥が上がった感じ、
と答えると、その感じで間違っていません、と。
 いつもより開く範囲が広くなっているので
声の出方が違って驚いたんでしょう、って。
ほお、この感じで構わないのか。

上手く歌えたときは、自分の身体がどうなっているか
自分で確認して、その感覚を覚えておくように。
それを繰り返しているうちに、意識しなくても出来るようになる、と。

いまのとこ、まぐれね。
今日は新しいこと一杯覚えたから、頭がパンパンだわ。
支えを意識すると、横に開くことを忘れてしまうし、
うーん、きっと明日になるともう出来ないと思う。
部分的には出来ても、一曲続けて歌うとダメ。
歌うってほんと、難しいわ。

2018年4月6日金曜日

首が凝り過ぎて

やっぱり今週も毎日残業中。
さすがに肩と首ががちがちに凝り固まって、首が回らない。
目が痛くてぼーっとしてしまう。
間食は止めようと思ったのに、ストレスでチョコとおせんべい食べちゃった。
明日こそ絶対間食しない!
今日は隣の若手社員さんまで「ストレス低減チョコ」食べてた。
みんな忙しくていっぱいいっぱいです。
仕事でいろいろ新しい言葉に遭遇したのだけど、忙しすぎてメモを取る暇もない。
メモ取らないとすぐに忘れるんだろうなあ。

昨日は歌のレッスンの日だったので、7時で残業終了。
O mio babbino caroをやることになった。
この曲は、お稽古を始めたときの目標だったから
やれることになって嬉しいわ。
出なかった一番高い音(といってもAsだからそんなに高くもないか)が
三月末ごろからなぜかいきなり出るようになった。
それまでは喉につっかえて、ひーひーという感じだったのに
なんとか音になってくれた。
やっぱり毎日発声練習をしていると出るようになるもんなんだなあ。

昨日の注意を簡単にメモ。

まず発声練習で、低音の息を強く前に吐きすぎている。
低いところは物足りないくらい柔らかく歌ってよい。
息は細く、後から抜くように。響きを下げない。
音は低くても響きは高い位置のまま。
頬骨から下は使わない。

O mio babbino caroのイタリア語の発音を教えてもらって、
ブレスの位置を確認、ワンフレーズずつリズム読みをしてから
実際に歌ってみる。

曲は大まかに覚えているけど、最初のワンフレーズのテンポが
どうしても遅れてしまう。自分の中でちゃんとテンポをとらなくちゃ。

ふたつ目のフレーズ mi piace e bello belloは
音の跳躍があるので、最初から高い位置で広いスペースを開いておく。
音が撥ねるところはどうしても力が入るけど
どちらかというと軽めに歌う。
最高音は意識して強く歌わなくても、自然に力が入る。
高い音を歌うとき、身体が上に付いて行ってしまうので支えを入れること。
お腹のあたりで小さい石を軽く下にひっぱるような感じ。

次の同じメロディの e se l'a massin darno
ここの一番高い音は歌詞がsi in スィンで出し難い音。
ここはイを無理に出すと狭くなる。狭くしない。
イではなくオに近い音で歌ってよい。

五線譜の一番上の線より上にある音は、生理学的にはっきり発音できないので
きっちりスィと発音しようとしなくてもよい。
上に開いて広いスペースを開けて、下あごに付けた舌を少し奥に引くと
ちゃんとイの音に聞える。
舌の位置のこと、以前に教えてもらったけどすっかり忘れていた。
歌うのに必死で舌の位置まで考えていられない。

続きの an drei sul Ponte Vecchioは
どういうイメージで歌うかは個人差があるけど
先生のイメージでは、開いておいて開いた幅はそのまま
声は眉間から前に出るような感じ。
ここ、力が入ってしんどい。
Mi struggoe mi tormentoのところも同じ。狭めない。

高いところを歌うときに、つい踏ん張ってしまうけど
踏ん張るのは方向としては間違いではないそうな。

メロディは覚えやすいけど、音が撥ねるところでやっぱり狙ってしまうなあ。
やっぱり高音が超音波っぽい。もう少し立体感のある高音を出すには
どうしたらいいのかしら。

2018年4月2日月曜日

今週末の備忘録

天気の良い週末でしたね。
桜が咲いてからずっと晴れだったので、今年の桜は早かったわ。
例年なら5分咲きくらいの時に雨が降ったり風が吹いたりして
開くのが停滞したりするのだけど、今年は晴れ続きで
桜もあっという間に満開になって、あっというまに散り始めた。
なんだかさびしいわ。

++土曜日

週末がピークということで、お友達と大阪城公園に行きました。
天気の良い土曜日だったので人手は多かったのですが
思ったほど多くないというか、やっぱりバーベキュー有料化の影響でしょうか。

大阪城天守閣。紫外線が強そうな空の色。

前の市立博物館(旧第四師団司令部)の建物が、MIRAIZAという
レストランと結婚式場にリニューアルされてました。

中はこんな感じ。ちょっとコロニアルな雰囲気が格好いいです。

桜が全然写ってない。
大阪城から歩いて天満橋のたもとの八軒屋までいきました。

大川沿いの桜が満開です。

ご飯食べたあと、八軒屋の船着き場から船に乗ってしまった。
この日は水上ライナーの他、ダックツアーの水陸両用バスから
屋形船のような船から、私たちが乗った遊覧船まで、いろんな船が行きかっていました。

八軒屋から中之島公園方面。噴水もライトアップされてました。
この後、川沿いを源八橋まで歩きました。満月が出ていて綺麗でした。
川沿いも思ったより人手はなかったですね。みんな早く帰っちゃったのかな。

++日曜日

近所の公園に桜を見に行きました。

ちっちゃいけど綺麗。坂を下ったら見えるこの風景がすごく好き。

散り始めていて、公園の中の小川は花筏で埋まっていました。
あと数日は花吹雪を楽しめるかな。八重桜は5分咲きでした。

BUCK-TICKの新しいアルバム買った。
今年は30周年だからライブにいかなくちゃ。
でも来週の神戸はちょっと早すぎ。曲を覚えられないわ。
6月の大阪にした方がいいかしら。

今夜は朧月夜だった。ぼーっとかすんだ月を見ると春だなあと思う。

+++
明日から新年度。時間が過ぎるのがものすごく速く感じるわ。
一年があっという間。
若い頃は時間が永遠に続くように感じていたけど
近頃は、自分に残された時はあまり長くないんだと思うようになった。
ぼーっとして時間を無駄にしたら駄目ね、と思いつつ今日もぼーっと過ごしてしまった。
明日から心を入れ替えてしゃきっとしよう、と死ぬまで言ってそうな気がする。

また放置、そしていつのまにか春

 歳月が流れるのは早いなあ。 ぼーっとしている間に一年が終わり、年が明けたと思ったらもう2月も終わり。 父が手術で入院したりとバタバタしていたので2月半ばまで実家でリモートワークした。 いやー、仕事になりませんわ。 18時まで仕事なのに、5時過ぎから母に「ごはん作るの手伝え...