2018年7月7日土曜日

或る雨の午后の愚痴

木曜日からの雨が金曜日にはさらに酷くなって
電車は止まるし、上司は出社できないし、地元に避難指示は出るし
もうグダグダですわ。

以下、愚痴です。長い上に辛気臭いです。

++今日は富山に行くはずだったのに!
 
東京大衆歌謡楽団の富山公演、とってもとっても楽しみにしていたのに、
サンダーバード、止まっとるやんっ!
東京経由で行くルートに振り替えは出来たので、そっちで行こうと思ったけど
乗車券はそのまま使えても、取り直さないといけない特急券が高すぎて断念。
サンダーバード&北陸新幹線の特急券との差額で、東京の演奏会に行って一泊できる。
迷ったけど、来週にはTOEICの受験料支払いもあるし、
今年後半もまだまだおっかけ遠征は続くし、予算オーバーですわ。

行かれた方のTwitterを読ませていただくと、いろいろ趣向を凝らしていらしたようで
あー、行きたかったなあ。空席を作ってしまったのが本当に心苦しい。凹むわ。

今年は結構、中部関西方面に来て下さるので、
きゃー、お金がない!というのもうれしい悲鳴なんだけれど
経済的、時間的に、すべての公演に行くことはできない。
関西、東海、北陸、中国は自分の「担当エリア」だと勝手に思っているから
出来る限りは行きたいのだけど、貧乏って辛いわね。
もうこうなったら、本気で宝くじを当てに行く!
とは言え、明日の三億より今日の三千円を惜しむのが貧乏人ですわ。

朝から雨の中、駅に払い戻しに行きました。

履いていたサンダルのストラップが切れて、裸足で帰るはめに。
上手くいかないときって大体がこうよ。

++職場を離れるかどうかで迷う

凹んだせいか、週末は出なかった蕁麻疹が朝から出て、痒くて変になりそう。
凹みついでにいろいろ、グチグチ思い悩んだ 。

9月いっぱいで今の職場との契約を切りたい。
仕事の内容を考えなければ、時給も高いし呑気だし良い職場なんだけどね。
まあいろいろ腹立たしいことはあるけど、我慢も必要。
それは分かっているのだけど、何が辛いといっても
書いた英文のレビューがないことが一番辛いし、焦る。

馴染みのない分野だから、本当に自分が通じる英文を書けているかどうか不安。
通じる英文というのは、ただ文法的に正しいということではなく
書き手の意図していることをきちんと表現できていて、
一文は一義で25ワード前後に収まり、論旨が通っていて
海外のエンジニアが前から読んですっと頭に入り
書き手の日本人エンジニアと同じイメージを共有できる
そんな文章のことだと自分では思っている。
だからそう書けているかどうか、客観的な評価が欲しい。

書き手は文章が上手いとは限らない、というよりどっちかと言うと下手。
忙しい合間に、推敲せずに突貫工事で書いたものだから
曖昧だし、主語はすっとんでいるし、何のトピックかも不明なこともある。
私はオンサイト(現場)の翻訳者だから、曖昧なものは曖昧に訳する
という翻訳の大原則は通用しない。実務文書というのは実用的な「道具」だから
道具として使えるものを提出しなければ、存在している意味がない。
抜けているところは補足して、書き手が書きたくても上手く書けなかったことを
ちゃんとした文章にするのがお仕事。

そのためには、プロジェクトの進捗を追って
今なにが起こっているか把握しておかなければいけない。
なのに、プロジェクトチームの翻訳者なのに
今の職場では、プロジェクトの蚊帳の外に置かれていて
何が起こっているのか、まったく把握できない。
ぼわーっと曖昧に書かれていると、何のことか理解できなくて
ひとつひとつ確認しないといけない。
まったく未知の文書なのに、何が目的で作成される文書か
説明してもらえないことが多くて、いったい自分が何をやっているのか
きちんと理解しないままに、騙し騙し納期をクリアしている感じ。
私は自分のやっている仕事内容やその意味を、完全に把握し理解したいタイプなので
それが出来ない状況に置かれていることに、ものすごくストレスを感じる。
これがもうひとつ、辛いこと。

臨時で雇われている社外の人間だから、社外の人間には説明できない
と、されていることを詮索することはできない(こっそりしてますけどね)。
ただランダムに振られた文章を淡々と訳しているだけ
しかもレビューもないような状態では
自分の中で積み上がっていくものが無いような気がして、不安で仕方がない。

翻訳者仲間でもある友人たちや、尊敬するベテランの翻訳・通訳者の方にも
この悩みを相談したことがあるのだけど、ベテランの方は
それはあまり長くやっててもメリットがない、としつつも
「あなたは物事を難しく考えすぎる。もっと気楽にやってもいいんじゃないか?」
とおっしゃった。うーん、確かに堅く考えすぎなのかも。
何も積み上がらないと言っても、自分なりに専門書を読んだり
ボキャビルやったり、図面を眺めたりしているうちに
多少は何か身についていることもあるんじゃないか、とうっすらと期待はする。

翻訳者仲間からは、今は翻訳が値崩れを起こしている時だから
とりあえず収入を確保するためだと割り切れ、と。
そうよね、現実を見ればそうなんだけどね。
でも、毎朝蕁麻疹が出ることを話したら、それは間違いなくストレスだ、と。
友人も、同じ症状が出たことがある、仕事を辞めたら治った、って。

結局は、メリットとデメリットを並べて自分で判断するしかないのね。
うーん、うーん、うーん、と悩んでいたらまた痒くなった。
自分の技術が衰えているんじゃないか、自分はもう通用しないんじゃないか
と考えると、怖い。嫌いだけど仕事は自分にとっての人生そのものだから
これが出来なくなるのが、怖い。70過ぎまでやるつもりなのだけど
波のある不安定な仕事だから、本当にやれるのかと考えると、怖い。

先日ある派遣会社から、7月スタートの翻訳の仕事を紹介したいと電話があった。
しばらくお付き合いがなかったけど、忘れられていなかったのね。
金曜日には、時々在宅の仕事を振ってくれていた別の会社から
単発でアテンド通訳をやらないかという話があった。
それは有給を取らないと無理だし、値段も合わないので没になったけど
悩んでいる時にこういう話があると、受ける受けないは別として
妙に安心するのよね。まだ自分には商品としての価値が残っているんだ、って。
こんなものにすがってしまうなんて、相当弱ってるなあ。

先日、お初天神で二回引いたおみくじにも、表だったことはしてはいけない
場所移りも良くないと書いてあったし、しばらくは辛抱かなあ。

ぐちぐち書いていたら長くなった。もう止める。
明日は別の日!

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