2017年2月21日火曜日

バトルの予感

この前の契約書に最終の修正が入って戻って来た。
といっても、私の手を離れたものなのでCCされただけなのだけど。

読み返してみると、あの上手い人の書いたものが
思い切り修正されて、ものすごく単純な文章になってる。
確かに読みやすいのだけど、ここまで単純にしてしまっていいの?
日本語では書かれている条件が英文には入っていない。

たとえば、交通費負担の項目。

日本語では、どこからどこまでの片道および往復の交通費
となっているし、上手い人の英文でもそう書かれている。

ところが今回の修正では、単に、traveling charge と。
これだと、どこからどこまでの、何を目的とした交通費なのかが曖昧になってしまう。
日本国内の移動費はどうなるのか、別の契約ですでに定められているのだろうか。
わざと曖昧にしているのなら、和文もそれに合わせて修正しないといけない。
けど日本語はそのまま変更なし。

もうひとつ、ある振る舞いが許されるための条件が付いているのだけど
日本語では規定されているその条件が、英文では明示されていない。
わざわざここを修正したのなら、条件を読み落としたとは思えないのだけど
こちらも日本語が英文に合わせて修正されていない。

コメントつけて返そうか、でももう私の手を離れちゃったしなあ
と迷って上司に聞いたら、うちの部署の手を離れたから
もうあとは向こうでやってもらえばいい
何か言われるまで放っておいていいよ、と言われた。

新しく修正を入れた人の文章もとても上手いのだけど
なんかもやもやする。

なんとなくバトルの予感、というよりそれを期待している。
どういう理由があって修正したのか、どっちが適切なのか
翻訳者同士で議論してくれたらいいな。
私にCC忘れないで入れてね。
遠巻きに成り行きを見守るわ。

*****

師匠からCDきたーっ!
先月お宅にお邪魔した時にに聴いていたやつ。
これいいなあ、と言っていたら
ダビングして送ってくださった。
クラシック二枚と、ジャズ一枚。
うれしいな。これから毎日これを聴いて癒されるわ。

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