腰が痛くて曲がらない。
土曜日は千林の着物イベントに行こうと誘われていたのだけど断念、
腰痛コルセットして着物きて帯締めて、家でちーんと座ったまますごしましたとさ。
おとなしくしていたせいか、腰の具合がだいぶ良くなってきた。
日曜日は京都で山中先生のワークショップに参加。
自分の先生から、大声で歌わなくてもいいと注意されているのだけど
ワークショップは合唱をやっていらっしゃる方が多くて
わりと大き目の声ではっきり歌われるので、つい自分も声を張り上げてしまう。
その結果、バリバリかすれた声になるのよね。
注意されたことをすぐ忘れるわー。
今日のワークショップでも興味深いお話が聞けた。
歌うと言うことは相手に向かって呼びかけることだから
30メートル先の相手に届くように声をだすこと。
お腹を膨らましたままで歌うこと。つまり支え。
歌もスポーツと同じ、心、技、体が揃っていなくてはいけないので
まずは歌える身体を作ること。丹田を意識した生活をすること。
歌うとき、どうしても技術のことばかり考えてしまうが、
心がないと伝わらない。
歌には必ず訴えたいことと、訴えたい相手がいる。
何をどうやって相手に伝えたいのか考える。
音色(ねいろ)で表現すること。
ふむふむ、どうしても、どうやって声をだすか
ばかりに気を取られて、何をどう伝えるかはお留守になるのよね。
今日一番ささった言葉。
上手くなりたい、というのはどういうことなのか。
人によっていろいろとレベルは違うだろうが
上手くなりたいと思って練習をし、出来るようになると
今いる場所とは違う場所に行ったことになる。
今の自分とは違う自分になったことになる。
上手くなるとは、今と違う場所に移動していくということ。
確かに、「初恋」の低音に四苦八苦していた自分と
普通に歌えるようになった自分は、別の自分だ。
歌えるまで、毎日毎日練習して、身体に覚えさせた。
そこで止まってしまうのが私の情けないところだけど
出るようになったら、今度はどんな風に歌うか、
どうやって歌詞の世界を表現するかを考えないといけないんだよね。
そしてそのとき見る風景は、出来なかった時とはまた別のはずだ。
山中先生は面白おかしく笑いを取りながらお話されるのだけど
その話についうるっとなってしまうことが多い。
前回の「里の秋」の解説でも、南方に出征した父親の帰りを待つ
母と子の心情を歌で描き出さなければいけないと説明されて
ええっ、「里の秋」ってこんなに深い内容だったのか、と驚いた。
この歌の「父さん」は徴兵されて戦地に行っているとは習ったけど
待っている母と子がどんな思いで栗の実を煮ているのかなんて
ぜんぜん考えたことがなかったわ。
この曲は確か、小学校5年生の時に合唱をやって
私はピアノ伴奏したので、ピアノの練習ばっかりやってた記憶がある。
不安で不安でたまらないのに、それを隠してけなげに生活する母子。
幼い子はお父さんがいなくてさびしくてたまらないのに
さびしいと言うと、ぎりぎりで我慢して耐えているお母さんが
泣きだしてしまうかもしれない、それを分かっているので口にしない。
そうやって、お互いを思いやって暮らす母子の姿が思い浮かんで思わず涙が出た。
これを歌で表現しないといけないのか、あー、絶対無理です。
先生のお話を聞きながら、なぜ自分は上手くなりたいと思うのかと考えた。
別に人に聴かせるつもりもないし、プロを目指しているわけでもない。
でも、上手くなりたいのは、なぜか。
それは、自由になりたいから。
自分の声を自在に操って世界を表現できるということは、
自由を獲得することだと思うから。
自由に、どこか違う場所に行って、違う風景を見ることができる、と思うから。
そうだ、どこか違う場所に行きたいから。
いまここでずっと留まっていたくないからだ。
思えばずっと、子供の頃からずっと、ここではないどこかに行きたいと思っていた。
それがどこか分からないけど、どこかにきっとその場所がある。
なんだか、歌を習おうと決めたときのことを思い出して
またうるっとなってしまった。
***
おばちゃんの物思いは、短い。
帰りにいい呑み屋見つけて、入っちゃいましたー。
天然ぶりのお刺身、美味しゅうございました。
2019年11月10日日曜日
2019年11月8日金曜日
誰にも捧げられない「献呈」
秋らしくなりましたね。朝夕は冷えて、日中は気持ちの良い気候。
仕事が終わったあと、ビルの中空にあるお庭に出てみたら
風に揺れるすすき。すっかり秋だわー。
と思っていたら、え?クリスマスツリー?
まだ11月だよ。
ぼーっとしている間に冬が来るんだろうなあ。
ついこの前まで、桜のジャージを着ていたくまちゃんも
マフラーを巻いて冬支度です。噴水が寒々しい。
一年ってほんとうにあっと言う間ね。
ここ数週間、いろんなことがあったけど
体調最悪のうえに仕事は激忙しい状態で、備忘録もサボり気味。
山中先生のワークショップや崑曲のワークショップに行ったり、
森麻季さんのリサイタルや、山中先生のカンツォーネのコンサートに行ったりと
いろいろ出かけて、なんやかやと思うところもあったけど
書いていて纏まらなくて途中で放置している。
来週は京都でワークショップ。再来週はオラトリオ・ヤマトタケル。
12月1日は友達が参加している「1万人の第九」があるけど行けるかな?
東京大衆歌謡楽団は、来年まで聴かないと決めている。
こっちもちょっと思う所あって。
そう言いつつ年内に一回くらいは聴きに行くかも。いや、行かない。
今日は歌のレッスンの日。
過去二回分はメモったけど、喉の調子が悪いのと
同じところを繰返し注意されているので、まとめるよりも練習練習。
だがしかし、今日も結局、喉の調子が悪くてかさかさ声だった。
前回もそうだったけど、口の中にくしゃくしゃの銀紙が入っているみたい。
響きが散らばって真ん中に集まってくれない。
今日とくに注意されたのは、「イ」母音。
横に広げず口を縦に開けること。
それから、響きが奥まっている。
声が出にくかったこともあったけど、奥まで開けていても響きはもっと前。
ドイツ語は母音が深いので、どうしても声が奥まってしまうけど
子音は前で作ること。
これは、職場のドイツ在住が長かったピアニストの人にも同じことを言われてた。
それから、ドイツ語の発音を作るには口周りの筋肉が弱いって。
声が出にくくてぺちゃっと潰れてしまう。
出にくくても掠れず通る場所を探すこと。
頬骨の上あたり、ちょうど鼻腔のあたりで振動しているところを縦に抜くこと。
広く開けて、響きは真ん中の高い位置でコンパクトにまとめる。
出にくかったら、自分が筒の中に入っていて声を縦に響かせるイメージで。
一番低いFriedenのFrieで、FとRiを分けて歌っている。
奥まらずにもっと前でFrieを一緒に発音する。軽く。
そのままのポジションでdenも縦に軽く。力を入れ過ぎない。
高い位置、前、軽く、に気を付けて歌ってみると
声はかさかさだけど、響きを下げずに歌えるようになった。ふー、やれやれ。
自分が思っているよりも、もっと前で歌えばいいのね。
歌詞、メロディ、リズムも取れるようになったので
ひとまず「献呈」は今回で終了。長かったー。
ドイツ語の発音が難しすぎて、子音の発音にこだわり過ぎて
母音をどう発声するかまで気を付ける余裕がなかったわ。
これは家でちゃんと歌えるように練習しなきゃ。
こんなお粗末さでは、この曲、誰にも捧げられないわ。
次の曲をどうするか、ということになって
「ドイツ語はもういいです」と言ってしまった。
いやー、懲りたわ。ちょっと自分でハードル上げ過ぎて
ハードルというより棒高跳びになってしまった。
次はイタリア語か日本語の曲にしよう。
以前楽譜を頂いていた、Piacer d'amorにする。
この曲は、低音の練習のために先生がピックアップしてくださっていたものだけど
この前Youtubeで聴いてみて、子供の頃にピアノの練習曲で弾いたことを思い出した。
音大出身の友達にも、イタリア語の曲やれ!と言われていたことだし
出だしのシ♭で苦労しそうだけど、これをやることにする。
最初の部分だけをラで歌ってみる。
出だしのシ♭は、力を入れ過ぎず上の方でふわりと歌うこと。
ブレスの位置に気を付けること。
次のレッスンまでに音取りをしてくることになった。
先生がお忙しくてレッスンまで二週間空くので
その間にしっかり譜読みして、歌詞とメロディを覚えなくちゃ。
出来たと思ったらまた出来なくなったり(まぐれだったのかー)
出来ない出ない、と思っていたら突然出来るようになったり
なかなか上達しないけど、地道に練習するわ。
考えてみたら、あれだけ苦しんだ「初恋」の出だしの低音も
いつの間にか普通に出せるようになってたし。
進歩していると信じて頑張る。
仕事が終わったあと、ビルの中空にあるお庭に出てみたら
風に揺れるすすき。すっかり秋だわー。
と思っていたら、え?クリスマスツリー?
まだ11月だよ。
ぼーっとしている間に冬が来るんだろうなあ。
ついこの前まで、桜のジャージを着ていたくまちゃんも
マフラーを巻いて冬支度です。噴水が寒々しい。
一年ってほんとうにあっと言う間ね。
ここ数週間、いろんなことがあったけど
体調最悪のうえに仕事は激忙しい状態で、備忘録もサボり気味。
山中先生のワークショップや崑曲のワークショップに行ったり、
森麻季さんのリサイタルや、山中先生のカンツォーネのコンサートに行ったりと
いろいろ出かけて、なんやかやと思うところもあったけど
書いていて纏まらなくて途中で放置している。
来週は京都でワークショップ。再来週はオラトリオ・ヤマトタケル。
12月1日は友達が参加している「1万人の第九」があるけど行けるかな?
東京大衆歌謡楽団は、来年まで聴かないと決めている。
こっちもちょっと思う所あって。
そう言いつつ年内に一回くらいは聴きに行くかも。いや、行かない。
今日は歌のレッスンの日。
過去二回分はメモったけど、喉の調子が悪いのと
同じところを繰返し注意されているので、まとめるよりも練習練習。
だがしかし、今日も結局、喉の調子が悪くてかさかさ声だった。
前回もそうだったけど、口の中にくしゃくしゃの銀紙が入っているみたい。
響きが散らばって真ん中に集まってくれない。
今日とくに注意されたのは、「イ」母音。
横に広げず口を縦に開けること。
それから、響きが奥まっている。
声が出にくかったこともあったけど、奥まで開けていても響きはもっと前。
ドイツ語は母音が深いので、どうしても声が奥まってしまうけど
子音は前で作ること。
これは、職場のドイツ在住が長かったピアニストの人にも同じことを言われてた。
それから、ドイツ語の発音を作るには口周りの筋肉が弱いって。
声が出にくくてぺちゃっと潰れてしまう。
出にくくても掠れず通る場所を探すこと。
頬骨の上あたり、ちょうど鼻腔のあたりで振動しているところを縦に抜くこと。
広く開けて、響きは真ん中の高い位置でコンパクトにまとめる。
出にくかったら、自分が筒の中に入っていて声を縦に響かせるイメージで。
一番低いFriedenのFrieで、FとRiを分けて歌っている。
奥まらずにもっと前でFrieを一緒に発音する。軽く。
そのままのポジションでdenも縦に軽く。力を入れ過ぎない。
高い位置、前、軽く、に気を付けて歌ってみると
声はかさかさだけど、響きを下げずに歌えるようになった。ふー、やれやれ。
自分が思っているよりも、もっと前で歌えばいいのね。
歌詞、メロディ、リズムも取れるようになったので
ひとまず「献呈」は今回で終了。長かったー。
ドイツ語の発音が難しすぎて、子音の発音にこだわり過ぎて
母音をどう発声するかまで気を付ける余裕がなかったわ。
これは家でちゃんと歌えるように練習しなきゃ。
こんなお粗末さでは、この曲、誰にも捧げられないわ。
次の曲をどうするか、ということになって
「ドイツ語はもういいです」と言ってしまった。
いやー、懲りたわ。ちょっと自分でハードル上げ過ぎて
ハードルというより棒高跳びになってしまった。
次はイタリア語か日本語の曲にしよう。
以前楽譜を頂いていた、Piacer d'amorにする。
この曲は、低音の練習のために先生がピックアップしてくださっていたものだけど
この前Youtubeで聴いてみて、子供の頃にピアノの練習曲で弾いたことを思い出した。
音大出身の友達にも、イタリア語の曲やれ!と言われていたことだし
出だしのシ♭で苦労しそうだけど、これをやることにする。
最初の部分だけをラで歌ってみる。
出だしのシ♭は、力を入れ過ぎず上の方でふわりと歌うこと。
ブレスの位置に気を付けること。
次のレッスンまでに音取りをしてくることになった。
先生がお忙しくてレッスンまで二週間空くので
その間にしっかり譜読みして、歌詞とメロディを覚えなくちゃ。
出来たと思ったらまた出来なくなったり(まぐれだったのかー)
出来ない出ない、と思っていたら突然出来るようになったり
なかなか上達しないけど、地道に練習するわ。
考えてみたら、あれだけ苦しんだ「初恋」の出だしの低音も
いつの間にか普通に出せるようになってたし。
進歩していると信じて頑張る。
2019年10月8日火曜日
人に逢う
いつの間にか10月。朝夕涼しくなって、6時になったらもう真っ暗。
季節が流れるのは本当に早いわ。
帰りに「ルート271」さんに寄ってパンを買う。
ほとんど売り切れで残り少なくなったものの中から
ソーセージパンを選んでお会計していたら、
タイ風焼きそばパン、きたわー!!!
一日の終わりをラッキーで締めくくれたので
さぼっていた月末からの備忘録を機嫌よくまとめてみる。
****
9月28日
同業の大先輩から翻訳者仲間の友人とともにランチにご招待いただいた。
梅田、ハービスエントにある「ロリーズ・ザ・プライムリブ」へ。
ここは友人のおすすめで、ランチは有名なローストビーフ以上に
サイドディッシュのブッフェが充実しているとか。
時間制限もないし、落ち着いて話ができるんじゃないか、と。
ちょっぴり豪華だけど、アメリカの店らしく気さくな感じ。
テーブル担当のウェイトレスさんが可愛くてびっくり。
アメリカの青春ドラマに出てくる女の子みたいだった。
サイドディッシュを一杯取ってから、ローストビーフの注文。
ここで、グラムによって値段が違う中から一体どれを選べばいいのか迷う。
ご招待なので遠慮して一番安い3,300円のを選ぶか、
いや、大先輩からのご招待、見え見えの遠慮は却って失礼。
かといって5000円を超えるのを選ぶのも厚かましすぎるし。
どうでもいいことかもしれないけど、こういうことって結構考えるタイプ。
ぼさーっとしているようで、意外と神経細かいのよ。
迷っていると、大先輩が、がっつり肉を食べたいので、と
5,600円のカリフォルニアカットをチョイス。
指針を示してくださって、有難う、大先輩!
ひとつ下げて4,400円のオオサカカットを選びました。
実は牛肉はあまり好きではないのだけど、美味しかったー。
ローストビーフといっても、イギリス式の薄くスライスしたものではなく
2センチくらいの厚さで、大皿一杯になるくらいの巨大サイズ。
これがアメリカンスタイルだそうで。
おしゃべりして、がつがつ食べて、写真撮るのを忘れた。まあいいか。
大先輩、77歳。とうとう現役を引退されるそうで。
8月まで片道2時間かかる現場に通っていらしたとか。
ひー、1時間がしんどいなんて甘えてました。すみません、すみません。
私も先輩の年齢まで現役を続けられるよう、精進します。
近況報告やら、仕事の愚痴やら、景気の話やら話題は尽きない。
友人は9月で契約終了。古民家を買うつもりで探しているので
しばらくはのんびりと家探しをするんだとか。
ひー、さすがお金持ち。でもあんまり雪深いところは止めてね。
その友人が先輩へのお土産にと用意してくれたのが、葡萄。
長野県産の「ナガノパープル」が、皮ごと食べられる種無し葡萄で
美味しかったからと探してくれていた。
それをお花・カードと一緒にお渡しして、ハグと握手で解散。
また、お会いしましょう。
ナガノパープル、友人が味見用にと分けてくれた。
甘くておいしい。
私は葡萄の皮の裏側が大好きなので、皮ごと食べられるのがうれしいわ。
友人に御手間をかけたお礼に、懐かしき「モロゾフのプリン」をおすそ分け。
関西人の家庭には必ずある、モロゾフのプリンの容器。
硝子で、グラス替わりに使える。子供に麦茶を与えるときは、これ。
昔のものよりサイズが小さくなって形も変わっているけど、まだ硝子かな?
百貨店の売り場の人に確認するとまだ硝子だった。嬉しくなって購入。
この容器だけは、ずっとずっと硝子であって欲しい。
9月30日
通訳さんの一人がこの日で契約終了。
もともと、急に決まった契約で早めに終了する予定だったのだったとか。
この通訳さん、明るくて社交的で、とっても面白い人。
なぜかお昼休みの外出先でも、帰りに立ち寄った店でも
しょっちゅう出くわしていて、思考回路が似ているのかもと笑い合っていた。
またどこかの現場で絶対会うよね。お互い、そんな気がする。
近いうちにきっとまた会うよ。必ず会いましょう。
10月2日
夕方、久しぶりの友人と待ち合わせ。
マルタに三ヶ月滞在して帰って来たばかり。
マルタってどこだ?と地図で調べたら、シチリア島の近くなのね。
元イギリス領で、公用語が英語だとか。
ベッド&ブレックファーストを経営している友達のところに滞在していたそうで
写真を見せてもらったけど、これ、私が知ってるB&Bと違う!
石造りで、プールもあって、凄いゴージャス。これお城やん!!
真っ青な空、真っ青な海。三ヶ月の滞在で物事の見方が変わったんだって。
友人は、凄く優秀で英語も堪能、おまけに美人。
なのにここ数年、仕事運がなさすぎてボロボロだった。
優秀だから仕事はすぐ決まるのに、行く先々で
自分とは関係のないトラブルに巻き込まれたり、会社が倒産したりと
酷い目に遭い続け、鬱になり、ドクタ―ストップがかかるほどだった。
思ったことははっきり言うしっかりした人でも鬱になるんだと驚いたけど
自分ではどうしようもないことで足をすくわれ続けていたので
「もうそれ、お祓いに行った方がいいよ」とアドバイスすると
「お祓いにはもう行った」と。骨と皮だけになるほどやつれていても
まだ働き続けていたけど、とうとう限界が来て、実家に戻った。
久し振りに会う友人は、ふっくらして顔色もよくなって
かつての美貌を取り戻していた。
ただ、くっきりと眉間に残った縦じわがここ数年の苦労を物語っていたわ。
もう細かいこと考えるの止めた。適当に生きるわ、と。
そうだよね。適当に生きて適当に死のうよ。
自分の努力だけでなんとかなるほど、人生はあまっちょろいもんでもない。
努力はもちろん大切だけど、それよりも、運とタイミングの方がすっと大事。
それから、どのタイミングで誰と出会うか。これが本当に人生を決める。
10月4日
技術者さん二人がプロジェクトから離れるため、メキシコ料理店で送別会。
盛り上がったわ。みんな飲む飲む、食べる食べる。しゃべるしゃべる。
こういう仕事をしていると、いろんな経歴の人と出会えるのが楽しいのよね。
通訳さんの一人は、ドイツとフランスに住んでいらした現役のピアニスト。
ヨーロッパの雰囲気をたたえたエレガントな方。
「献呈」を聴いてもらったら、ドイツ語に聞えないって(トホホ)
今度、ドイツ語の発音教えてもらうんだー。
もう一人の通訳さんは、結婚後に独学で英語を勉強し通訳ガイドの資格を取った奥様。
自分で目標を設定して、こつこつ勉強されてきたとか。
この現場は数年前に続いて二度目だけど、チームリーダーは前回と同じ方で
私と同世代のエンジニアさん。この方も英語がかなり堪能だけど
留学経験も海外赴任の経験もないんだって。
TOEICのスコアが900を超えるまで、何年も毎年受け続けたんだとか。
睡眠時間を確保するのも大変な激務なのに、凄いわ。見習わなくちゃ。
しかも、この会社は7社目ですって。ひょえー!手に職あるって強いわね。
日本では数少ない多国籍チームでの仕事。難しいこともあるけど
呼んでもらえて光栄だわ。12月で終了予定だけど、また機会があれば是非呼んで!
メキシコ人エンジニア、トルティーヤの巻き方を指導中。
コロナビールも飲み放題。
10月6日
東京大衆歌謡楽団のミニライブを聴きに名古屋に行く。
本当は行くつもりはなかったのだけど、浅草公会堂での歌がかなり良かった
とファン友から教えてもらい、聴いてみたくなって行ってみた。
確認したいこともあったし。
30分x2回の短いライブ。
孝太郎さんの唄、このところ響きは高いのに重い、
これは一体どうしたことだ?と思っていたけど
かつての抜けの良さが復活していた。姿勢も安定しているし腰回りが柔らかそう。
ああ、なるほど、こういうことだったのか、と自分なりに勝手に納得した。
納得して、また勝手に安心したから、もういいの。
しばらくは聴きに行かなくてもいいの。聴かなくても、聴こえる気がするから。
(とこれまた勝手に思う)
****
いろんな人と出会って、感心したり、感化されたり、逆に不愉快になったり。
でも、教師であれ反面教師であれ、どんな人にも学ぶべきところがあると思う。
何を学ぶかは自分次第だけど、短い人生の中で出会える人なんてほんのわずかだから
その出会いを無意味なものにはしたくない、と考えるようになった。
歳を取って先が見えてきたせいか、いままで出会った人のことを
ふと思い出すことがあって、その人たちに出会ったことに
どんな意味があったんだろうと考える。
そして、私と出会った人はその出会いに意味を見出してくれるだろうか、とも。
何年か前に、取引先からもらった手帳の下に、今日の一言として書いてあった言葉。
人は人生において出会うべき人に必ず出会う。
出会うべきタイミングで必ず。
今日出会った人も、会うべき人だったと考えたら
たとえどんな相手だったとしても、それに意味はあるってことよね。
そう思って、明日も適当に生きるよ。
季節が流れるのは本当に早いわ。
帰りに「ルート271」さんに寄ってパンを買う。
ほとんど売り切れで残り少なくなったものの中から
ソーセージパンを選んでお会計していたら、
タイ風焼きそばパン、きたわー!!!
一日の終わりをラッキーで締めくくれたので
さぼっていた月末からの備忘録を機嫌よくまとめてみる。
****
9月28日
同業の大先輩から翻訳者仲間の友人とともにランチにご招待いただいた。
梅田、ハービスエントにある「ロリーズ・ザ・プライムリブ」へ。
ここは友人のおすすめで、ランチは有名なローストビーフ以上に
サイドディッシュのブッフェが充実しているとか。
時間制限もないし、落ち着いて話ができるんじゃないか、と。
ちょっぴり豪華だけど、アメリカの店らしく気さくな感じ。
テーブル担当のウェイトレスさんが可愛くてびっくり。
アメリカの青春ドラマに出てくる女の子みたいだった。
サイドディッシュを一杯取ってから、ローストビーフの注文。
ここで、グラムによって値段が違う中から一体どれを選べばいいのか迷う。
ご招待なので遠慮して一番安い3,300円のを選ぶか、
いや、大先輩からのご招待、見え見えの遠慮は却って失礼。
かといって5000円を超えるのを選ぶのも厚かましすぎるし。
どうでもいいことかもしれないけど、こういうことって結構考えるタイプ。
ぼさーっとしているようで、意外と神経細かいのよ。
迷っていると、大先輩が、がっつり肉を食べたいので、と
5,600円のカリフォルニアカットをチョイス。
指針を示してくださって、有難う、大先輩!
ひとつ下げて4,400円のオオサカカットを選びました。
実は牛肉はあまり好きではないのだけど、美味しかったー。
ローストビーフといっても、イギリス式の薄くスライスしたものではなく
2センチくらいの厚さで、大皿一杯になるくらいの巨大サイズ。
これがアメリカンスタイルだそうで。
おしゃべりして、がつがつ食べて、写真撮るのを忘れた。まあいいか。
大先輩、77歳。とうとう現役を引退されるそうで。
8月まで片道2時間かかる現場に通っていらしたとか。
ひー、1時間がしんどいなんて甘えてました。すみません、すみません。
私も先輩の年齢まで現役を続けられるよう、精進します。
近況報告やら、仕事の愚痴やら、景気の話やら話題は尽きない。
友人は9月で契約終了。古民家を買うつもりで探しているので
しばらくはのんびりと家探しをするんだとか。
ひー、さすがお金持ち。でもあんまり雪深いところは止めてね。
その友人が先輩へのお土産にと用意してくれたのが、葡萄。
長野県産の「ナガノパープル」が、皮ごと食べられる種無し葡萄で
美味しかったからと探してくれていた。
それをお花・カードと一緒にお渡しして、ハグと握手で解散。
また、お会いしましょう。
ナガノパープル、友人が味見用にと分けてくれた。
甘くておいしい。
私は葡萄の皮の裏側が大好きなので、皮ごと食べられるのがうれしいわ。
友人に御手間をかけたお礼に、懐かしき「モロゾフのプリン」をおすそ分け。
関西人の家庭には必ずある、モロゾフのプリンの容器。
硝子で、グラス替わりに使える。子供に麦茶を与えるときは、これ。
昔のものよりサイズが小さくなって形も変わっているけど、まだ硝子かな?
百貨店の売り場の人に確認するとまだ硝子だった。嬉しくなって購入。
この容器だけは、ずっとずっと硝子であって欲しい。
9月30日
通訳さんの一人がこの日で契約終了。
もともと、急に決まった契約で早めに終了する予定だったのだったとか。
この通訳さん、明るくて社交的で、とっても面白い人。
なぜかお昼休みの外出先でも、帰りに立ち寄った店でも
しょっちゅう出くわしていて、思考回路が似ているのかもと笑い合っていた。
またどこかの現場で絶対会うよね。お互い、そんな気がする。
近いうちにきっとまた会うよ。必ず会いましょう。
10月2日
夕方、久しぶりの友人と待ち合わせ。
マルタに三ヶ月滞在して帰って来たばかり。
マルタってどこだ?と地図で調べたら、シチリア島の近くなのね。
元イギリス領で、公用語が英語だとか。
ベッド&ブレックファーストを経営している友達のところに滞在していたそうで
写真を見せてもらったけど、これ、私が知ってるB&Bと違う!
石造りで、プールもあって、凄いゴージャス。これお城やん!!
真っ青な空、真っ青な海。三ヶ月の滞在で物事の見方が変わったんだって。
友人は、凄く優秀で英語も堪能、おまけに美人。
なのにここ数年、仕事運がなさすぎてボロボロだった。
優秀だから仕事はすぐ決まるのに、行く先々で
自分とは関係のないトラブルに巻き込まれたり、会社が倒産したりと
酷い目に遭い続け、鬱になり、ドクタ―ストップがかかるほどだった。
思ったことははっきり言うしっかりした人でも鬱になるんだと驚いたけど
自分ではどうしようもないことで足をすくわれ続けていたので
「もうそれ、お祓いに行った方がいいよ」とアドバイスすると
「お祓いにはもう行った」と。骨と皮だけになるほどやつれていても
まだ働き続けていたけど、とうとう限界が来て、実家に戻った。
久し振りに会う友人は、ふっくらして顔色もよくなって
かつての美貌を取り戻していた。
ただ、くっきりと眉間に残った縦じわがここ数年の苦労を物語っていたわ。
もう細かいこと考えるの止めた。適当に生きるわ、と。
そうだよね。適当に生きて適当に死のうよ。
自分の努力だけでなんとかなるほど、人生はあまっちょろいもんでもない。
努力はもちろん大切だけど、それよりも、運とタイミングの方がすっと大事。
それから、どのタイミングで誰と出会うか。これが本当に人生を決める。
10月4日
技術者さん二人がプロジェクトから離れるため、メキシコ料理店で送別会。
盛り上がったわ。みんな飲む飲む、食べる食べる。しゃべるしゃべる。
こういう仕事をしていると、いろんな経歴の人と出会えるのが楽しいのよね。
通訳さんの一人は、ドイツとフランスに住んでいらした現役のピアニスト。
ヨーロッパの雰囲気をたたえたエレガントな方。
「献呈」を聴いてもらったら、ドイツ語に聞えないって(トホホ)
今度、ドイツ語の発音教えてもらうんだー。
もう一人の通訳さんは、結婚後に独学で英語を勉強し通訳ガイドの資格を取った奥様。
自分で目標を設定して、こつこつ勉強されてきたとか。
この現場は数年前に続いて二度目だけど、チームリーダーは前回と同じ方で
私と同世代のエンジニアさん。この方も英語がかなり堪能だけど
留学経験も海外赴任の経験もないんだって。
TOEICのスコアが900を超えるまで、何年も毎年受け続けたんだとか。
睡眠時間を確保するのも大変な激務なのに、凄いわ。見習わなくちゃ。
しかも、この会社は7社目ですって。ひょえー!手に職あるって強いわね。
日本では数少ない多国籍チームでの仕事。難しいこともあるけど
呼んでもらえて光栄だわ。12月で終了予定だけど、また機会があれば是非呼んで!
メキシコ人エンジニア、トルティーヤの巻き方を指導中。
コロナビールも飲み放題。
10月6日
東京大衆歌謡楽団のミニライブを聴きに名古屋に行く。
本当は行くつもりはなかったのだけど、浅草公会堂での歌がかなり良かった
とファン友から教えてもらい、聴いてみたくなって行ってみた。
確認したいこともあったし。
30分x2回の短いライブ。
孝太郎さんの唄、このところ響きは高いのに重い、
これは一体どうしたことだ?と思っていたけど
かつての抜けの良さが復活していた。姿勢も安定しているし腰回りが柔らかそう。
ああ、なるほど、こういうことだったのか、と自分なりに勝手に納得した。
納得して、また勝手に安心したから、もういいの。
しばらくは聴きに行かなくてもいいの。聴かなくても、聴こえる気がするから。
(とこれまた勝手に思う)
****
いろんな人と出会って、感心したり、感化されたり、逆に不愉快になったり。
でも、教師であれ反面教師であれ、どんな人にも学ぶべきところがあると思う。
何を学ぶかは自分次第だけど、短い人生の中で出会える人なんてほんのわずかだから
その出会いを無意味なものにはしたくない、と考えるようになった。
歳を取って先が見えてきたせいか、いままで出会った人のことを
ふと思い出すことがあって、その人たちに出会ったことに
どんな意味があったんだろうと考える。
そして、私と出会った人はその出会いに意味を見出してくれるだろうか、とも。
何年か前に、取引先からもらった手帳の下に、今日の一言として書いてあった言葉。
人は人生において出会うべき人に必ず出会う。
出会うべきタイミングで必ず。
今日出会った人も、会うべき人だったと考えたら
たとえどんな相手だったとしても、それに意味はあるってことよね。
そう思って、明日も適当に生きるよ。
2019年9月26日木曜日
音の形をイメージする歌のレッスン
夕べは寒くて、夜中に起きて布団かぶりなおした。
朝起きたら、喉がガスガス。今日は歌のレッスンなのに大丈夫か?
職場に行ったら、風邪を引いている人が多かった。
急に涼しくなったからかなあ。
夕方には掠れていた声がちょっとマシになった。
ので、歌のレッスン。今日の注意をざくっとメモ。
****
発声練習。
ドレミレドを「イ」と「ア」で。
ブレスしたら上を開いて歌い始める。
「ア」は「イ」よりさらに開くこと。
ドレミファソファミレドを「イ」と「ア」で。
最後のドは力を入れず、前のめりにならないこと。
少ない息で上方に、ふわりと広がるように。
低い音でも響きは同じ高い位置でキープすること。
続いて課題曲「献呈」
毎日毎日、ご近所迷惑になるくらい練習したおかげで、
歌詞とリズムは覚えられたので、細かいところを注意していただいた。
まず最初の苦手部分(てか全部が苦手)
du meine weltのneのミの音が低くて出し難い。
ここで下がってしまうと次のWeltのラが綺麗に出せない。
このミは重要な音ではないので、軽くさらっと歌うこと。
低音に苦手意識があって、きっちり歌おうと力が入ってしまうけど
少ない息でふわっと流す。その方が聴いている側も自然に聞こえる。
今度は高音。
darein ich schwebeと高音になる部分、音自体は出せる。
今日は比較的楽に出せた。お腹よりも背中を膨らまして
下から軽く押し上げると出しやすい。
でも、歌詞がもごもごして言葉にならないの。
先生によると、五線の上にある音は歌詞をはっきり歌うことよりも
きちっと音が出せていることの方が重視される、とのこと。
それでも何言ってるか分からないようではやっぱり問題ね。
ichのchとschwebeのschはひとまとめにして発音する。
音には母音が当たっていないといけないので
まず母音だけで歌ってみる。それが出来たら前に子音を軽くつける。
この部分の音は縦に出すこと。schwebeのweは口を縦に開けたまま
下あごを自然に落としてeの母音を発声する。
次のo du mein Grabのア母音が下がる。
音程は順番に下がっても、響きは高いまま。
横に平たく潰さず、鼻の穴を広げるような感じで上にふわっと上げる。
次のgabのアも一緒。
このアは落とさない。鼻のあたりから上に抜けるような声で。
明るく軽く。ただし鼻声にならないように。
リズムが変わる、Das du mich liebstの部分は
その前のmir beschiedenのあとにブレスができないと
踏ん張ってしまってliebstで潰れる。ここでブレスをすること。
ただ大量の息を吸うのではなく、liebstのあとにブレスが入るので
この四つの音に足りる程度の少量の息を鼻から軽く吸う。
このliebstは横に伸ばすのではない。べちゃっと潰さないように上に。
この部分の最後、リタルダントのdu hebst mich
ここが平たく潰れている。
伴奏に遅れてもいいから、この前でしっかりブレスして上を開き
高い位置で歌う。ここは、前方上方に丸があるようなイメージで
丸の中に音をまとめるように。この丸は平面ではなく球体のイメージ。
奥行を出すこと。奥行を出すためには後を開く。
前後両方に引っ張るけど、響きは前の高い位置で。
続きのliebentのイ母音が下がる。
du hebst michの高いポジションをmichまでキープすること。
一番苦手部分がここ。
guter geistの音が下がる部分でポジションも下がって声がかすれてしまう。
音にきっちり当てようという意識が強くなって、踏ん張っている。
ここの下がる~ter Geist meinは低音で腰を落ち着けてしまわないように。
休みなく音が横に流れているようなイメージで。
高い位置で、とろけるチーズを引っ張るように軽く横に引く。
続きのmein bess'res ichも同じように軽やかに。
この曲はテンポが速くて、ブレスが難しい。
次のフレーズの準備をしっかり出来ないまま、ずるずると歌いがちになる。
テンポは遅れても、ブレスをしたらしっかり上を開くこと。
音が跳躍する箇所では、自分より高い位置にある音を
下から狙って当てていくのではなく、高い位置から軽く下に落とすように。
苦手な部分は、考えて慎重に、ただし力まないように。
低音は大きな声をだす必要はない。少ない息で柔らかく。
響きが高ければそれでも充分聞こえる。
ドイツ語の音は奥気味の発声になるけど、歌うときは奥に引きすぎない。
後ろと前の両方を開いて立体感を付けても、音がうなじのあたりで鳴っていたら
それは後ろに引きすぎ。発音は奥でも、響きの位置としてはイタリア語と変わらない。
あくまで響きは前で。
自分がイメージしているよりも、もっと前の位置で軽く歌わないといけないのね。
球体だったり、霧が舞い上がるようにふわっと広げたり
流れるように横にすーっと伸ばしたり、と
音をイメージしながら練習するように、と先生。
それから、感情表現を考えること。
ブレスして準備、考えてイメージしてポジションを下げないよう
頑張って練習するよ。感情表現は、いまのとこ、無理だー。
朝起きたら、喉がガスガス。今日は歌のレッスンなのに大丈夫か?
職場に行ったら、風邪を引いている人が多かった。
急に涼しくなったからかなあ。
夕方には掠れていた声がちょっとマシになった。
ので、歌のレッスン。今日の注意をざくっとメモ。
****
発声練習。
ドレミレドを「イ」と「ア」で。
ブレスしたら上を開いて歌い始める。
「ア」は「イ」よりさらに開くこと。
ドレミファソファミレドを「イ」と「ア」で。
最後のドは力を入れず、前のめりにならないこと。
少ない息で上方に、ふわりと広がるように。
低い音でも響きは同じ高い位置でキープすること。
続いて課題曲「献呈」
毎日毎日、ご近所迷惑になるくらい練習したおかげで、
歌詞とリズムは覚えられたので、細かいところを注意していただいた。
まず最初の苦手部分(てか全部が苦手)
du meine weltのneのミの音が低くて出し難い。
ここで下がってしまうと次のWeltのラが綺麗に出せない。
このミは重要な音ではないので、軽くさらっと歌うこと。
低音に苦手意識があって、きっちり歌おうと力が入ってしまうけど
少ない息でふわっと流す。その方が聴いている側も自然に聞こえる。
今度は高音。
darein ich schwebeと高音になる部分、音自体は出せる。
今日は比較的楽に出せた。お腹よりも背中を膨らまして
下から軽く押し上げると出しやすい。
でも、歌詞がもごもごして言葉にならないの。
先生によると、五線の上にある音は歌詞をはっきり歌うことよりも
きちっと音が出せていることの方が重視される、とのこと。
それでも何言ってるか分からないようではやっぱり問題ね。
ichのchとschwebeのschはひとまとめにして発音する。
音には母音が当たっていないといけないので
まず母音だけで歌ってみる。それが出来たら前に子音を軽くつける。
この部分の音は縦に出すこと。schwebeのweは口を縦に開けたまま
下あごを自然に落としてeの母音を発声する。
次のo du mein Grabのア母音が下がる。
音程は順番に下がっても、響きは高いまま。
横に平たく潰さず、鼻の穴を広げるような感じで上にふわっと上げる。
次のgabのアも一緒。
このアは落とさない。鼻のあたりから上に抜けるような声で。
明るく軽く。ただし鼻声にならないように。
リズムが変わる、Das du mich liebstの部分は
その前のmir beschiedenのあとにブレスができないと
踏ん張ってしまってliebstで潰れる。ここでブレスをすること。
ただ大量の息を吸うのではなく、liebstのあとにブレスが入るので
この四つの音に足りる程度の少量の息を鼻から軽く吸う。
このliebstは横に伸ばすのではない。べちゃっと潰さないように上に。
この部分の最後、リタルダントのdu hebst mich
ここが平たく潰れている。
伴奏に遅れてもいいから、この前でしっかりブレスして上を開き
高い位置で歌う。ここは、前方上方に丸があるようなイメージで
丸の中に音をまとめるように。この丸は平面ではなく球体のイメージ。
奥行を出すこと。奥行を出すためには後を開く。
前後両方に引っ張るけど、響きは前の高い位置で。
続きのliebentのイ母音が下がる。
du hebst michの高いポジションをmichまでキープすること。
一番苦手部分がここ。
guter geistの音が下がる部分でポジションも下がって声がかすれてしまう。
音にきっちり当てようという意識が強くなって、踏ん張っている。
ここの下がる~ter Geist meinは低音で腰を落ち着けてしまわないように。
休みなく音が横に流れているようなイメージで。
高い位置で、とろけるチーズを引っ張るように軽く横に引く。
続きのmein bess'res ichも同じように軽やかに。
この曲はテンポが速くて、ブレスが難しい。
次のフレーズの準備をしっかり出来ないまま、ずるずると歌いがちになる。
テンポは遅れても、ブレスをしたらしっかり上を開くこと。
音が跳躍する箇所では、自分より高い位置にある音を
下から狙って当てていくのではなく、高い位置から軽く下に落とすように。
苦手な部分は、考えて慎重に、ただし力まないように。
低音は大きな声をだす必要はない。少ない息で柔らかく。
響きが高ければそれでも充分聞こえる。
ドイツ語の音は奥気味の発声になるけど、歌うときは奥に引きすぎない。
後ろと前の両方を開いて立体感を付けても、音がうなじのあたりで鳴っていたら
それは後ろに引きすぎ。発音は奥でも、響きの位置としてはイタリア語と変わらない。
あくまで響きは前で。
自分がイメージしているよりも、もっと前の位置で軽く歌わないといけないのね。
球体だったり、霧が舞い上がるようにふわっと広げたり
流れるように横にすーっと伸ばしたり、と
音をイメージしながら練習するように、と先生。
それから、感情表現を考えること。
ブレスして準備、考えてイメージしてポジションを下げないよう
頑張って練習するよ。感情表現は、いまのとこ、無理だー。
2019年9月24日火曜日
きらっきらの心斎橋
またもや三連休。
最初の二日は肩こりが酷くてずっと寝ていましたが
きのう23日は、久しぶりに心斎橋に行きました。
最初の目的地は、20日に新装オープンした大丸さん。
ヴォーリス設計のあの美しい建物が取り壊されると聞いてショックでしたが
工事が終わってみると、あれ?同じものが建ってる???とびっくりしました。
以前の建物を出来る限り復元したそうです。
その建物外観がこちら。
西側入り口も。
入り口のレリーフも、中の五芒星のモチーフも
天井の装飾も再利用されたとか。
入り口近くの天井は鏡張りで、照明も明るくなって
以前よりきらっきら度が増した、華やかな感じになってました。
西側入り口のライトも同じ。
心斎橋側のピーコックのレリーフも健在。
この建物が大好きだったから、こんな形で残す努力をしてくださって
本当にうれしい。
人がいっぱいで疲れたのでお買い物はしなかったけど
記念に限定トート買った。お稽古バッグにしよう。
最初の二日は肩こりが酷くてずっと寝ていましたが
きのう23日は、久しぶりに心斎橋に行きました。
最初の目的地は、20日に新装オープンした大丸さん。
ヴォーリス設計のあの美しい建物が取り壊されると聞いてショックでしたが
工事が終わってみると、あれ?同じものが建ってる???とびっくりしました。
以前の建物を出来る限り復元したそうです。
その建物外観がこちら。
西側入り口も。
入り口のレリーフも、中の五芒星のモチーフも
天井の装飾も再利用されたとか。
入り口近くの天井は鏡張りで、照明も明るくなって
以前よりきらっきら度が増した、華やかな感じになってました。
西側入り口のライトも同じ。
心斎橋側のピーコックのレリーフも健在。
この建物が大好きだったから、こんな形で残す努力をしてくださって
本当にうれしい。
人がいっぱいで疲れたのでお買い物はしなかったけど
記念に限定トート買った。お稽古バッグにしよう。
2019年9月12日木曜日
ふわりと軽く、歌えない歌のレッスン
今日は歌のレッスンの日。
最近声が出るようになったなあ、と思っていたのに
やっぱりレッスンの日になるとかすれるわー。
それでも歌えるだけましね。
先週のレッスンでは最初の30分だけちゃんと声が出たので
いろいろと気を付けることなど注意をいただいたのだけど
後半30分でやっぱり声がかすれてきて駄目でした。
声はかすれていても、出し方としては間違ってないですよー、
と言っていただけたので、出なくてもめげずに毎日練習して
「献呈」の歌詞もリズムも覚えたよ。
さあ、練習の成果が活かせるでしょうか。
***
歌詞とリズムは覚えたので、細かいところを練習。
今日は中低音がかすれて出し難かった。
音が低くなるところも、響きの位置は同じ
ずっと高いところで歌っている感覚で。
響きが下がるとかすれるところに入ってしまう。
後ろに倒さない。
まずここ。
darein ich schewe という高音部分。
ここが何とか出るようになったけど、ichが発音しにくい。
ここははっきり発音しなくて良いので~einとichをくっつけて
icとschewebeもくっつけて、ソ♭にweが当たるように歌うこと。
in das hinabのところは位置を変えない。ずっと高い位置をキープ。
口の中は開いていて、口の形は同じ。同じところで歌うこと。
hinabのア母音はもっと明るく。
ewigのeで狭くなっている。アで開いたら開いたまま。
kummer gabのgabのア母音も明るく、上澄みのように薄めで軽く。
続いて低音が引っかかるスローパート。
ここは川が流れるようにすーっと横に穏やかに歌うこと。
最初のDuとRuhのウは同じ音。
FriedenのFrieが高い位置で出せないと次のdenが落ちる。
Friedenという言葉は、前が強いので、歌うときも同じように
denは弱く歌う。少ない息で後ろに流すような感じで。
次のdu bist vom Himmelのmelで前のめりに息が強くなっている。
ここも息がふわっと後ろに流れるように軽く柔らかく。
そうすることで、次のmirが出やすくなる。
mirのグルペット(ターン)は、速さはあるけど勢いはつけない。
ここは力を入れずにふわりと軽く。beschiedenまで続けて軽く歌うこと。
その後の四分休符から情熱が戻ってきたような感じで
das du mich liebstのdasは広げない。
低音で出し難いmichは力を入れず、軽く。
dain blick hat michの下がるhatも同じ。力を入れない。
軽くさらりと流すような感じで。
音が上がっていくvor mir verklaertは、上を開けることで広がりを出す。
続き。
liebend のイ母音がくぐもっている。やや舌を前に出してイと明るく発音する。
苦手のmein guter gaistは、~ter gaistで音が下がるので
つい力を込めてしまいがちになるけど、guのあたりから柔らかく
息を後ろに流すように。guterという単語も、guの方が強くてterは弱いので
terは息を後にふわっと流して軽く歌う。
次のgaistのgでまた前にのめって響きが下がっている。
ここも力を入れない。gの発声で舌が上顎に当たる位置で発声する。
ここは慎重に出し方を考えながら歌って下さい、と先生。
練習しているうちに自然に歌えるようになりますから、と。
最後の部分。
mein guter geistのあたりが一番熱がこもっている部分。
mein bess'res Ich!のbessとresの間が切れている。
ここのrは無理に巻かなくてよい。切らずにsをそのまま続ける。
resとIchもIchの前のsを無音にしない。
Ichは宣言するようにはっきりと。ただし力は入れ過ぎない。下げない。
最後のchをちゃんと発声する。ここでイーだけで終わってしまうと
締りのない終わりになる。
音が上がるところはまずまず上手く処理出来ているけれど
下がる方になると、奥に倒れたり下がったり、斜め下に降りたりと
位置が替わり、そのために声がかすれるところに入りやすくなる。
つねに同じ位置、目のあたりで歌っているつもりで。
前回も説明のあった表現について。
この曲は、喜びと苦しみだったり、リズムが緩やかになったり小刻みになったりと
対象的な表現が何度も出てくる曲。
例えば最初のパートでDu meine Wonnと高音で喜びを表したあと
すぐにo du mein Schmerzと苦しみになり、デクレシェンドが付いている。
ここのduはとくに大切に歌うこと。
高音で強調したあとのo du mein Grabにもデクレシェンドが付いているので
ここのduも溜め気味に。
この対象的な部分を活かすためにも、歌い出しは軽快に歌うこと。
***
この曲、一度聴いたらすぐメロディを覚えられて
簡単そうに聴こえるけど、歌うとかなり難しい。
またしても甘かったわ。
ちょっと下がると途端に声がかすれる。
同じ位置で歌わないといけないのに、
途中で上から蓋をしたみたいに押さえていると注意された。
歌詞を歌うのに必死で、ブレスするのを忘れて
途中で息が足りなくなってしまう。
他にも細かい発声の仕方をいっぱい指摘されたのだけど
多すぎて頭がパンパン。覚えきれないわ。
練習しながら思い出そう。
とにかく、自然に歌えるようになるまで練習するしかないのね。
はちみつ飴なめて頑張る。
最近声が出るようになったなあ、と思っていたのに
やっぱりレッスンの日になるとかすれるわー。
それでも歌えるだけましね。
先週のレッスンでは最初の30分だけちゃんと声が出たので
いろいろと気を付けることなど注意をいただいたのだけど
後半30分でやっぱり声がかすれてきて駄目でした。
声はかすれていても、出し方としては間違ってないですよー、
と言っていただけたので、出なくてもめげずに毎日練習して
「献呈」の歌詞もリズムも覚えたよ。
さあ、練習の成果が活かせるでしょうか。
***
歌詞とリズムは覚えたので、細かいところを練習。
今日は中低音がかすれて出し難かった。
音が低くなるところも、響きの位置は同じ
ずっと高いところで歌っている感覚で。
響きが下がるとかすれるところに入ってしまう。
後ろに倒さない。
まずここ。
darein ich schewe という高音部分。
ここが何とか出るようになったけど、ichが発音しにくい。
ここははっきり発音しなくて良いので~einとichをくっつけて
icとschewebeもくっつけて、ソ♭にweが当たるように歌うこと。
in das hinabのところは位置を変えない。ずっと高い位置をキープ。
口の中は開いていて、口の形は同じ。同じところで歌うこと。
hinabのア母音はもっと明るく。
ewigのeで狭くなっている。アで開いたら開いたまま。
kummer gabのgabのア母音も明るく、上澄みのように薄めで軽く。
続いて低音が引っかかるスローパート。
ここは川が流れるようにすーっと横に穏やかに歌うこと。
最初のDuとRuhのウは同じ音。
FriedenのFrieが高い位置で出せないと次のdenが落ちる。
Friedenという言葉は、前が強いので、歌うときも同じように
denは弱く歌う。少ない息で後ろに流すような感じで。
次のdu bist vom Himmelのmelで前のめりに息が強くなっている。
ここも息がふわっと後ろに流れるように軽く柔らかく。
そうすることで、次のmirが出やすくなる。
mirのグルペット(ターン)は、速さはあるけど勢いはつけない。
ここは力を入れずにふわりと軽く。beschiedenまで続けて軽く歌うこと。
その後の四分休符から情熱が戻ってきたような感じで
das du mich liebstのdasは広げない。
低音で出し難いmichは力を入れず、軽く。
dain blick hat michの下がるhatも同じ。力を入れない。
軽くさらりと流すような感じで。
音が上がっていくvor mir verklaertは、上を開けることで広がりを出す。
続き。
liebend のイ母音がくぐもっている。やや舌を前に出してイと明るく発音する。
苦手のmein guter gaistは、~ter gaistで音が下がるので
つい力を込めてしまいがちになるけど、guのあたりから柔らかく
息を後ろに流すように。guterという単語も、guの方が強くてterは弱いので
terは息を後にふわっと流して軽く歌う。
次のgaistのgでまた前にのめって響きが下がっている。
ここも力を入れない。gの発声で舌が上顎に当たる位置で発声する。
ここは慎重に出し方を考えながら歌って下さい、と先生。
練習しているうちに自然に歌えるようになりますから、と。
最後の部分。
mein guter geistのあたりが一番熱がこもっている部分。
mein bess'res Ich!のbessとresの間が切れている。
ここのrは無理に巻かなくてよい。切らずにsをそのまま続ける。
resとIchもIchの前のsを無音にしない。
Ichは宣言するようにはっきりと。ただし力は入れ過ぎない。下げない。
最後のchをちゃんと発声する。ここでイーだけで終わってしまうと
締りのない終わりになる。
音が上がるところはまずまず上手く処理出来ているけれど
下がる方になると、奥に倒れたり下がったり、斜め下に降りたりと
位置が替わり、そのために声がかすれるところに入りやすくなる。
つねに同じ位置、目のあたりで歌っているつもりで。
前回も説明のあった表現について。
この曲は、喜びと苦しみだったり、リズムが緩やかになったり小刻みになったりと
対象的な表現が何度も出てくる曲。
例えば最初のパートでDu meine Wonnと高音で喜びを表したあと
すぐにo du mein Schmerzと苦しみになり、デクレシェンドが付いている。
ここのduはとくに大切に歌うこと。
高音で強調したあとのo du mein Grabにもデクレシェンドが付いているので
ここのduも溜め気味に。
この対象的な部分を活かすためにも、歌い出しは軽快に歌うこと。
***
この曲、一度聴いたらすぐメロディを覚えられて
簡単そうに聴こえるけど、歌うとかなり難しい。
またしても甘かったわ。
ちょっと下がると途端に声がかすれる。
同じ位置で歌わないといけないのに、
途中で上から蓋をしたみたいに押さえていると注意された。
歌詞を歌うのに必死で、ブレスするのを忘れて
途中で息が足りなくなってしまう。
他にも細かい発声の仕方をいっぱい指摘されたのだけど
多すぎて頭がパンパン。覚えきれないわ。
練習しながら思い出そう。
とにかく、自然に歌えるようになるまで練習するしかないのね。
はちみつ飴なめて頑張る。
2019年9月9日月曜日
気づきの多かった週末備忘録
土曜日
+ふと思い立って横須賀に行った。目的は軍港めぐり。
舞鶴、呉には行ったことがあるから、次は横須賀!
変わった船が見られるかな?ワクワク。
+横須賀に向かう電車の中で気付いた。このあたりの家の屋根に
豪雪地帯で良く見かける、雪止めが付いている。
暖かい地域というイメージがあったので、ちょっとびっくり。
+京急が運休していたので、新横浜からJRを乗り継いだ。
横須賀のひとつ前の「大浦」という駅が素敵だった。
トンネルとトンネルの間に挟まれた小さな駅。ホームの上には木造の桟橋。
ホームの建物も古い木造で、すごくレトロないい感じ。
そのホームのベンチに座った人の背景が、一面濃い緑の木々。
まるで一枚の絵を見ているようで、世界は美しいと感じた。
駅を挟むトンネルも古い煉瓦造り。
途中下車したかったわ。この駅には絶対もう一度来よう 。
+横須賀駅についてまた驚いた。
駅のすぐそばから護衛艦が見えるのね。これは「いずも」
横の建物と比べると大きさが分かるね。
駅前のヴェルニー公園からの眺め。
船好きというかコンテナ好きというか、港町というより港湾施設が好きな私。
今回の目的である、軍港めぐりの船に乗る。このクルーズの特徴は
日米両方の観戦を一度に見られること。時間は約45分。
船はかなり混んでいて、上のデッキはもうすでに一杯。
仕方ないので、一階の座席の窓際に座る。冷房効いてて涼しい。
女性のガイドさんが港や艦船の説明をしてくれる。
潜水艦が四隻、「いずも」に、砕氷艦「しらせ」、潜水艦救艦「ちよだ」
米軍では原子力空母「ロナルド・レーガン」などが見られました。
他にもいっぱい停泊していたのに、写真が上手くとれなくて残念。
やっぱり軍港だから民間の船はほとんど見られないなあ、と思っていたら
東京湾に入ったころ、出航していく白いRo-Ro船が。
岸壁に見える建物が日産の自動車倉庫だという説明があった。
日産専用船?しかも新しい綺麗な船、もしかして、新造船?
がぜん興奮してしまったけど、これも写真が上手く取れなかった。くすん。
天気が良くて、見晴しがよくて、海と空の青さが印象的でした。
ここはもう一度来たい。次は旧海軍の砲台が置かれていたという
猿島に行きたいなあ。(ちなみに、現在猿島は麦わらの一味に占拠されているらしい)
有名なドブ板通りにも行ってみた。
綺麗な石畳のある通り。昼間だったせいか、明るくて場末感が足りない!
と思う場末マニア。ここは夜に来た方がいいかな。またの機会に。
同じ軍港のある街でも、寂寥感漂う舞鶴、ノスタルジックな呉と
街によって全然雰囲気が違うのね。横須賀はもっと白っぽくて明るい感じ。
佐世保と大湊にも行かなくちゃ。
+午後から、逗子の楽団演奏会に立ち寄る。
逗子は関西で言えば宝塚みたいな印象。どことなく上品な街。
初めての場所だったからか、演奏曲は定番の曲が多かったです。
声がちょっぴりかすれてましたね。とくにミドルレンジ。
かすれていることが味になる声もあるけど、この方の声はかすれない方がいい。
+みんなで歌いましょうのコーナーは、「二人は若い」「青い山脈」「椰子の実」。
「椰子の実」ちょっと難易度高すぎやー。
+最近よく演奏される「椰子の実」、良い曲だけど、なんでこの曲なんだろう?
と不思議だった。今回、なんとなーく、分かった気がした。
そうか、これは例えば私にとっての「O mio babbino caro」と
同じ位置づけの曲なんだ。うん、多分。知らんけど。
+個人的には「白い船のいる港」と「憧れの住む町」がいいなあと思った。
声がかすれていなかったら、もっと綺麗に響いていたと思う。
おそらく今回が今年聴く最後の生歌になるので残念だけど、
まあ仕方ないわ。ご縁があればまた。
+帰りに、近所のコンビニに立ち寄った。
商品を会計するとき、店員さんの手がトレイに当たって
トレイが中に置いた500円玉ごと床に落ちた。
私の足元に落ちてきたので、床にしゃがんで拾った。
その時、私のカバンも一緒に落ちた。
拾ってトレイをレジの側に置いたのに、店員さんは知らん顔で
さっさと会計を済ませて、商品を差し出しただけ。
客にしゃがませて拾わせておいて、ひと言もなしかい、と思うと
ちょっとイラッとして、大人気ないけど、不機嫌さを顔に出した。
いつも我慢してニコニコばっかりしていられないわ。
商品を不機嫌な顔して鞄に入れていたら、怒ってると分かったんだろうね。
大変失礼なことをして申し訳ありませんでした、って。
「いえいえ、大丈夫ですよ。ありがとう」と言って店を出た。
大人気ないけどさ、怒っていると態度で示さないと放置かい、
そのままさらっと済ませてたんかい、思うと脱力した。
その瞬間、いろんなことが「もうダメだ」と感じた。
日曜日
+良い天気。洗濯をする。
+山中先生のワークショップに行くつもりだったけど
午後から再配達の宅配が来るので、無理かなあ
と、思っていたら12時過ぎに来てくれた。
14時からの京都、間に合うかも。
慌てて用意して外へ飛び出し、後悔した。暑すぎ!
高槻でワークショップが開かれる15日は
前回お休みした崑曲のワークショップに行くので
今日の京都の方に行きたかったの。なんだか、歌いたい気分だったし。
+ホームで電車を待ちながら考えた。
いつもマウント取ってくる人のこと。
この前は、私が説明してから5分も経たないうちに
まったく同じことで私に説教してきた。
いや、だからそれ、ついさっき私が説明したことやん。
あ、そうなんだ、知らなかった、有難う、と自分で返事したやん。
これ、何度もやられるとだんだん気持ち悪くなるんだよね。
最初はマウント取ってるんだと思っていたんだけど、違うわ。
私が言ったという事実を本当にすっかり忘れて
自分が考えたことあるいは知っていたことだと思い込んでいるわ。
本気で「この子に教えてやらなきゃ」と思っているわ。
そうでなきゃ、こんなに何度も同じことやらないよ。
わざとだったとしたら、5分後はあまりに間抜けすぎだもん。
そう気付いたので、この件については放置することにした。
はいはい言っておく。そして自分が率先してやる、と言うなら任せておく。
そうだ、適当に生きて適当に死ぬんだった。そうしよう。
と、改めて決心するところが、適当に生きられていないんだよなあ。
+また別の人のこと。
その人と話しているときにいつも他の人に割り込まれるので
割り込んできた人のことを不作法だと怒っていた。
でも気付いた。割り込まれるのはその人が割り込ませているからだ。
私と話している途中に他の人から話しかけられたら
私との話は中断して、そっちの人と話し始めるよね。
これ意図的にやってるよね。私と話すのが嫌だけど立場的に嫌と言えないから
これ幸いと私を無視しているよね。
パシリしないお前なんぞに用はない、ですか、あーそうですか。
伝書鳩したときは、ご褒美として相手してやる、ですか、あーそうですか。
何となく気付いてはいた。どころか、はっきり分かってて
それに対しても失礼なやつだと怒ってたわ。
怒っていたけど、その人には本当に素晴らしいところがあって
どんなに酷い人間であろうが、その素晴らしい部分に心を掴まれていたから
あとのことは我慢できる、それさえあれば、正直あとはどうでもよかった。
でも、その素晴らしい部分が影をひそめてしまった。
いつ戻って来るんだろう、来月か、来年か、それとも明日?
そう思って一年待ったけど、もう無理だ。
私には時間がそれほど残されていないことに気付いたから。
やきもきしながら、いつやってくるか分からない時を待つのは、もう無理。
その部分が無い以上、時間とお金を使ってまで
わざわざ不愉快な思いをしに行く必要なんてどこにもないんだ。
+物事が終わる時ってこんな感じなのかなあ。
空が青いなあ。低い位置に積乱雲が広がっている。
傘持ってきてないよ。夕立するかなあ。
+終わるんじゃなくて、終わらせるんだよ。
さあ、終わり終わり。これで終わり。いまこの瞬間で終わり。
これで終いの金毘羅さんや、と京極夏彦先生をパクッておく。
+山中先生のワークショップは今回も面白かった。
特に母音についてのお話が、ものすごくためになった。
母音、苦手なんだよね。とくにア母音は私の先生からも
嬉しい驚きのような感じで、といつも注意されるのだけど
口のなかでくぐもったような音になってる。
とにかくアの母音をキチンと出すこと。ア、エ、イは上が同じ高さでそろえる。
口の中にハート型が入っているように、という例、分かりやすい。
歌は母音の妙。母音で表現する。
+声がかすれることについて、どうしたらいいか尋ねると
それはおそらく逆流性食道炎だ、と。 えっ、なにその難しそうな病気。
胃酸が逆流することで、唾液が流されて喉がむき出しのような状態になって
そこに雑菌が入って声帯が荒れ、きちんと合わなくなっているって。
先生もその病気で、声が突然かすれて歌えなくなくなったことがあったそうな。
対策について、とても丁寧に教えてくださった。
まず、食事のあとすぐ寝ないこと。少なくとも寝る3時間前には
夕食は食べ終わっておく。お腹が空いて我慢できなかったら
30分以内で消化できるヨーグルトか果物を食べること。
殺菌効果のある食べもの、例えば生姜を食べる。生姜湯なども良い。
それから消化を助けるために、良く噛んで唾液を分泌させること。
うへー、私は確かに夜食べるのが遅いし、早食いなのであまり噛まないわ。
さっそく帰りにヨーグルトと生姜、買ったわ。
+山中先生のCDも買った!
好きな曲ばっかり。
大好きな「彼女に告げてよ」に、お稽古で挫折した「’O sole mio]
トスカの有名なアリア「星は光りぬ」も入ってる。熱いわ。
高音が力強いのにすごく美しくて、聴いていて気持ちいい。
「シクラメンのかほり」では、「時が二人を追い越していく」のところ
本当に、わあ追い抜かれる、はよせな!と思ってしまった。
ほんの短いフレーズなのに、説得力ありすぎ。
10曲は少ないわ。もっと聴きたい!
毎日仕事で疲れているのに、二日間濃かったわ。
いろいろ気づきがあって良かったと思う。
「気づき」という言葉、なんか座りが悪くて嫌いだったんだけど
こういう時には便利だな。
+ふと思い立って横須賀に行った。目的は軍港めぐり。
舞鶴、呉には行ったことがあるから、次は横須賀!
変わった船が見られるかな?ワクワク。
+横須賀に向かう電車の中で気付いた。このあたりの家の屋根に
豪雪地帯で良く見かける、雪止めが付いている。
暖かい地域というイメージがあったので、ちょっとびっくり。
+京急が運休していたので、新横浜からJRを乗り継いだ。
横須賀のひとつ前の「大浦」という駅が素敵だった。
トンネルとトンネルの間に挟まれた小さな駅。ホームの上には木造の桟橋。
ホームの建物も古い木造で、すごくレトロないい感じ。
そのホームのベンチに座った人の背景が、一面濃い緑の木々。
まるで一枚の絵を見ているようで、世界は美しいと感じた。
駅を挟むトンネルも古い煉瓦造り。
途中下車したかったわ。この駅には絶対もう一度来よう 。
+横須賀駅についてまた驚いた。
駅のすぐそばから護衛艦が見えるのね。これは「いずも」
横の建物と比べると大きさが分かるね。
駅前のヴェルニー公園からの眺め。
船好きというかコンテナ好きというか、港町というより港湾施設が好きな私。
今回の目的である、軍港めぐりの船に乗る。このクルーズの特徴は
日米両方の観戦を一度に見られること。時間は約45分。
船はかなり混んでいて、上のデッキはもうすでに一杯。
仕方ないので、一階の座席の窓際に座る。冷房効いてて涼しい。
女性のガイドさんが港や艦船の説明をしてくれる。
潜水艦が四隻、「いずも」に、砕氷艦「しらせ」、潜水艦救艦「ちよだ」
米軍では原子力空母「ロナルド・レーガン」などが見られました。
他にもいっぱい停泊していたのに、写真が上手くとれなくて残念。
やっぱり軍港だから民間の船はほとんど見られないなあ、と思っていたら
東京湾に入ったころ、出航していく白いRo-Ro船が。
岸壁に見える建物が日産の自動車倉庫だという説明があった。
日産専用船?しかも新しい綺麗な船、もしかして、新造船?
がぜん興奮してしまったけど、これも写真が上手く取れなかった。くすん。
天気が良くて、見晴しがよくて、海と空の青さが印象的でした。
ここはもう一度来たい。次は旧海軍の砲台が置かれていたという
猿島に行きたいなあ。(ちなみに、現在猿島は麦わらの一味に占拠されているらしい)
有名なドブ板通りにも行ってみた。
綺麗な石畳のある通り。昼間だったせいか、明るくて場末感が足りない!
と思う場末マニア。ここは夜に来た方がいいかな。またの機会に。
同じ軍港のある街でも、寂寥感漂う舞鶴、ノスタルジックな呉と
街によって全然雰囲気が違うのね。横須賀はもっと白っぽくて明るい感じ。
佐世保と大湊にも行かなくちゃ。
+午後から、逗子の楽団演奏会に立ち寄る。
逗子は関西で言えば宝塚みたいな印象。どことなく上品な街。
初めての場所だったからか、演奏曲は定番の曲が多かったです。
声がちょっぴりかすれてましたね。とくにミドルレンジ。
かすれていることが味になる声もあるけど、この方の声はかすれない方がいい。
+みんなで歌いましょうのコーナーは、「二人は若い」「青い山脈」「椰子の実」。
「椰子の実」ちょっと難易度高すぎやー。
+最近よく演奏される「椰子の実」、良い曲だけど、なんでこの曲なんだろう?
と不思議だった。今回、なんとなーく、分かった気がした。
そうか、これは例えば私にとっての「O mio babbino caro」と
同じ位置づけの曲なんだ。うん、多分。知らんけど。
+個人的には「白い船のいる港」と「憧れの住む町」がいいなあと思った。
声がかすれていなかったら、もっと綺麗に響いていたと思う。
おそらく今回が今年聴く最後の生歌になるので残念だけど、
まあ仕方ないわ。ご縁があればまた。
+帰りに、近所のコンビニに立ち寄った。
商品を会計するとき、店員さんの手がトレイに当たって
トレイが中に置いた500円玉ごと床に落ちた。
私の足元に落ちてきたので、床にしゃがんで拾った。
その時、私のカバンも一緒に落ちた。
拾ってトレイをレジの側に置いたのに、店員さんは知らん顔で
さっさと会計を済ませて、商品を差し出しただけ。
客にしゃがませて拾わせておいて、ひと言もなしかい、と思うと
ちょっとイラッとして、大人気ないけど、不機嫌さを顔に出した。
いつも我慢してニコニコばっかりしていられないわ。
商品を不機嫌な顔して鞄に入れていたら、怒ってると分かったんだろうね。
大変失礼なことをして申し訳ありませんでした、って。
「いえいえ、大丈夫ですよ。ありがとう」と言って店を出た。
大人気ないけどさ、怒っていると態度で示さないと放置かい、
そのままさらっと済ませてたんかい、思うと脱力した。
その瞬間、いろんなことが「もうダメだ」と感じた。
日曜日
+良い天気。洗濯をする。
+山中先生のワークショップに行くつもりだったけど
午後から再配達の宅配が来るので、無理かなあ
と、思っていたら12時過ぎに来てくれた。
14時からの京都、間に合うかも。
慌てて用意して外へ飛び出し、後悔した。暑すぎ!
高槻でワークショップが開かれる15日は
前回お休みした崑曲のワークショップに行くので
今日の京都の方に行きたかったの。なんだか、歌いたい気分だったし。
+ホームで電車を待ちながら考えた。
いつもマウント取ってくる人のこと。
この前は、私が説明してから5分も経たないうちに
まったく同じことで私に説教してきた。
いや、だからそれ、ついさっき私が説明したことやん。
あ、そうなんだ、知らなかった、有難う、と自分で返事したやん。
これ、何度もやられるとだんだん気持ち悪くなるんだよね。
最初はマウント取ってるんだと思っていたんだけど、違うわ。
私が言ったという事実を本当にすっかり忘れて
自分が考えたことあるいは知っていたことだと思い込んでいるわ。
本気で「この子に教えてやらなきゃ」と思っているわ。
そうでなきゃ、こんなに何度も同じことやらないよ。
わざとだったとしたら、5分後はあまりに間抜けすぎだもん。
そう気付いたので、この件については放置することにした。
はいはい言っておく。そして自分が率先してやる、と言うなら任せておく。
そうだ、適当に生きて適当に死ぬんだった。そうしよう。
と、改めて決心するところが、適当に生きられていないんだよなあ。
+また別の人のこと。
その人と話しているときにいつも他の人に割り込まれるので
割り込んできた人のことを不作法だと怒っていた。
でも気付いた。割り込まれるのはその人が割り込ませているからだ。
私と話している途中に他の人から話しかけられたら
私との話は中断して、そっちの人と話し始めるよね。
これ意図的にやってるよね。私と話すのが嫌だけど立場的に嫌と言えないから
これ幸いと私を無視しているよね。
パシリしないお前なんぞに用はない、ですか、あーそうですか。
伝書鳩したときは、ご褒美として相手してやる、ですか、あーそうですか。
何となく気付いてはいた。どころか、はっきり分かってて
それに対しても失礼なやつだと怒ってたわ。
怒っていたけど、その人には本当に素晴らしいところがあって
どんなに酷い人間であろうが、その素晴らしい部分に心を掴まれていたから
あとのことは我慢できる、それさえあれば、正直あとはどうでもよかった。
でも、その素晴らしい部分が影をひそめてしまった。
いつ戻って来るんだろう、来月か、来年か、それとも明日?
そう思って一年待ったけど、もう無理だ。
私には時間がそれほど残されていないことに気付いたから。
やきもきしながら、いつやってくるか分からない時を待つのは、もう無理。
その部分が無い以上、時間とお金を使ってまで
わざわざ不愉快な思いをしに行く必要なんてどこにもないんだ。
+物事が終わる時ってこんな感じなのかなあ。
空が青いなあ。低い位置に積乱雲が広がっている。
傘持ってきてないよ。夕立するかなあ。
+終わるんじゃなくて、終わらせるんだよ。
さあ、終わり終わり。これで終わり。いまこの瞬間で終わり。
これで終いの金毘羅さんや、と京極夏彦先生をパクッておく。
+山中先生のワークショップは今回も面白かった。
特に母音についてのお話が、ものすごくためになった。
母音、苦手なんだよね。とくにア母音は私の先生からも
嬉しい驚きのような感じで、といつも注意されるのだけど
口のなかでくぐもったような音になってる。
とにかくアの母音をキチンと出すこと。ア、エ、イは上が同じ高さでそろえる。
口の中にハート型が入っているように、という例、分かりやすい。
歌は母音の妙。母音で表現する。
+声がかすれることについて、どうしたらいいか尋ねると
それはおそらく逆流性食道炎だ、と。 えっ、なにその難しそうな病気。
胃酸が逆流することで、唾液が流されて喉がむき出しのような状態になって
そこに雑菌が入って声帯が荒れ、きちんと合わなくなっているって。
先生もその病気で、声が突然かすれて歌えなくなくなったことがあったそうな。
対策について、とても丁寧に教えてくださった。
まず、食事のあとすぐ寝ないこと。少なくとも寝る3時間前には
夕食は食べ終わっておく。お腹が空いて我慢できなかったら
30分以内で消化できるヨーグルトか果物を食べること。
殺菌効果のある食べもの、例えば生姜を食べる。生姜湯なども良い。
それから消化を助けるために、良く噛んで唾液を分泌させること。
うへー、私は確かに夜食べるのが遅いし、早食いなのであまり噛まないわ。
さっそく帰りにヨーグルトと生姜、買ったわ。
+山中先生のCDも買った!
好きな曲ばっかり。
大好きな「彼女に告げてよ」に、お稽古で挫折した「’O sole mio]
トスカの有名なアリア「星は光りぬ」も入ってる。熱いわ。
高音が力強いのにすごく美しくて、聴いていて気持ちいい。
「シクラメンのかほり」では、「時が二人を追い越していく」のところ
本当に、わあ追い抜かれる、はよせな!と思ってしまった。
ほんの短いフレーズなのに、説得力ありすぎ。
10曲は少ないわ。もっと聴きたい!
毎日仕事で疲れているのに、二日間濃かったわ。
いろいろ気づきがあって良かったと思う。
「気づき」という言葉、なんか座りが悪くて嫌いだったんだけど
こういう時には便利だな。
2019年9月2日月曜日
夏の終わりの週末備忘録
昼間はまだ暑いけど、夜は涼しくなったなあ。
もう冷房なしで寝られる。虫の声も聞こえてくる。
冷房なしで寝たら、あらら、声が出る。
まだちょっとだけかすれているけど、普通に出るわ。
がさがさ声は、冷房による乾燥が原因だったのかしら?
先生は、一度暑さに負けて扇風機をかけっぱなしにしたら
喉がぱりぱりになったから、冷房かけっぱなしでは寝ない
とおっしゃってたけど、寝ている時の乾燥ってバカにできないのだと実感。
この状態が水曜日のレッスンまで維持できればいいのだけど
もうひとつ問題が。
仕事が忙しくて、首も肩もがっちがち。
凝るを通り越して、固まり過ぎて痛いわ。首の凝り過ぎで偏頭痛もしてる。
仕事の合間にストレッチを忘れないようにしなくては。
そんなわけで週末は何もしていない。
土曜日は起きたら午後になっていたので、歌の練習をしているうちに終わった。
日曜日は朝洗濯してから二度寝したら、やっぱり午後になった。
天気もいいし、洗濯を干してから買い物に行った。
ルート271さんの高槻店に行ったら、ほとんど売り切れていた。
豚のパテをはさんだパンが食べたいのだけど、梅田でも高槻でもみかけない。
しかし毎日パンを食べているせいか、また体重が一キロ増えてた。
減るときはなかなか減らないのに、増えるのはあっという間だな。
月曜からダイエットするために、野菜ジュースを買ってきた。
これと、キャベツとお肉でしばらく頑張る。パンは食べない!
果物屋さんの前に梨が並んでいた。
二十一世紀、3つで340円。
ついこの間までスイカが並んでいたのに、店先も秋だなあ。
明日のお昼のデザートのために買っておこう。
商店街をふらふらしていたら、新しいお店が出来ていた。
台湾式のお茶屋さんみたい。
タピオカミルクティー専門店だけど、ジャスミンティーや鉄観音とか
台湾で売っているようなお茶やら、紅茶もあるみたい。
いちごミルクがちょっと美味しそうだった。
店の写真も撮ろうとしたけど、行列が出来ていて
お客さんの顔が写るので断念。
試してみようと思ったけど、他の店でコーヒー飲んだばかりだから
今回はパス。
冷たい鉄観音にクリームを載せたお茶は、台湾で飲んだけどビミョー。
鉄観音はなにも入れず、熱い方が美味しいと思う。
お肉屋さんで安かった豚肉とハムの切落としを買って
家に帰ってから、明日のお弁当用野菜スープを作っていたら
どこからか、ドーンという花火の音が。
ベランダに出てみると、枚方方面で花火が上がってるのが見えた。
これは枚方の「くらわんか花火大会」ですね。
花火を見たのはこれが今年最初で最後。
そういえば、去年も今頃この花火をみたなあ。
花火は夏のものだけど、この花火は夏の終わりを告げる花火。
夏の終わりの花火は、なんとなくもの悲しいなあ。
もう冷房なしで寝られる。虫の声も聞こえてくる。
冷房なしで寝たら、あらら、声が出る。
まだちょっとだけかすれているけど、普通に出るわ。
がさがさ声は、冷房による乾燥が原因だったのかしら?
先生は、一度暑さに負けて扇風機をかけっぱなしにしたら
喉がぱりぱりになったから、冷房かけっぱなしでは寝ない
とおっしゃってたけど、寝ている時の乾燥ってバカにできないのだと実感。
この状態が水曜日のレッスンまで維持できればいいのだけど
もうひとつ問題が。
仕事が忙しくて、首も肩もがっちがち。
凝るを通り越して、固まり過ぎて痛いわ。首の凝り過ぎで偏頭痛もしてる。
仕事の合間にストレッチを忘れないようにしなくては。
そんなわけで週末は何もしていない。
土曜日は起きたら午後になっていたので、歌の練習をしているうちに終わった。
日曜日は朝洗濯してから二度寝したら、やっぱり午後になった。
天気もいいし、洗濯を干してから買い物に行った。
ルート271さんの高槻店に行ったら、ほとんど売り切れていた。
豚のパテをはさんだパンが食べたいのだけど、梅田でも高槻でもみかけない。
しかし毎日パンを食べているせいか、また体重が一キロ増えてた。
減るときはなかなか減らないのに、増えるのはあっという間だな。
月曜からダイエットするために、野菜ジュースを買ってきた。
これと、キャベツとお肉でしばらく頑張る。パンは食べない!
果物屋さんの前に梨が並んでいた。
二十一世紀、3つで340円。
ついこの間までスイカが並んでいたのに、店先も秋だなあ。
明日のお昼のデザートのために買っておこう。
商店街をふらふらしていたら、新しいお店が出来ていた。
台湾式のお茶屋さんみたい。
タピオカミルクティー専門店だけど、ジャスミンティーや鉄観音とか
台湾で売っているようなお茶やら、紅茶もあるみたい。
いちごミルクがちょっと美味しそうだった。
店の写真も撮ろうとしたけど、行列が出来ていて
お客さんの顔が写るので断念。
試してみようと思ったけど、他の店でコーヒー飲んだばかりだから
今回はパス。
冷たい鉄観音にクリームを載せたお茶は、台湾で飲んだけどビミョー。
鉄観音はなにも入れず、熱い方が美味しいと思う。
お肉屋さんで安かった豚肉とハムの切落としを買って
家に帰ってから、明日のお弁当用野菜スープを作っていたら
どこからか、ドーンという花火の音が。
ベランダに出てみると、枚方方面で花火が上がってるのが見えた。
これは枚方の「くらわんか花火大会」ですね。
花火を見たのはこれが今年最初で最後。
そういえば、去年も今頃この花火をみたなあ。
花火は夏のものだけど、この花火は夏の終わりを告げる花火。
夏の終わりの花火は、なんとなくもの悲しいなあ。
2019年8月25日日曜日
考えるペンペン草になった週末備忘録
なーんにもしてない週末。
+土曜日
天気が良かったので洗濯した。
今年の夏は一度も浴衣を着てないことを思い出して、着てみた。
写真はない。久し振りに着ると、暑い、やっぱり浴衣暑い。
歌の練習してみた。せっせとはちみつ飴舐めたけど
やっぱりかすれる。特にミドルレンジがかすれるんだなあ。
散々練習したけどかすれてひっかかる。
文殊先生の本に、沈黙療法というのがあった。
つまり、歌わない。もう午後から週末中歌わないことに決めた。
とはいえ、つい口づさんでしまう。
夜、何気なく立ち上がって歌ったら、あれ?普通に歌える。
普通に声が出る。苦手の音が下がるところもするっと歌えた。
どうやって声を出したのか確認するために
苦手パートを気を付けて歌ってみたら、かすれる。
そうか、どこかに無駄な力が入っているんだ。
どこだろう、どこに力が入っているんだろう。
細かいことよりも、まずは身体全体をリラックスさせる方法を
考えた方がいいんだろうか。
それと、帯を締めていると息がしやすい。
背中とお腹が膨らむのがはっきり分かるからかしら。
スーパーに買い物に行く。最近価格高騰中のキャベツが200円を切ってた。
やったー!これで毎日キャベツが食べられるわ。
今の職場に来てから、お菓子のおすそ分けが多いことと
職場の近くにある「ルート271」さんのパンが美味しすぎて
毎日食べていたら、二週間で体重が2キロ以上増加。
これはまずい。お昼はキャベツだ。でもパンも食べたい。
金曜日はお昼にゴルゴンゾーラドルチェというパンを買った。
これを一口齧って、「おいし~~~~~~っ!」
と、声に出して叫んでしまった。
誰もいない休憩室でひとり「おいしい、おいしい」と頬張りながら
何がこんなに美味しいんだろう?と考えてみた。
ゴルゴンゾーラやパンそのものというより
この二つが組み合あわさって口の中に残っている味が美味しいんだ。
なるほど、このパンがドルチェなのが良く分かる。
この味を最後に口の中に残しておきたい。他のものを食べたくない。
これは間違いなくデザートとして最後に食べるものだわ。
口内調味つうの?組合わせによる後味の美味しさって
ここまで幸せを感じさせるものなんだなあ。
明日は高槻の店に買いに行こう、と心に誓う。
ここで、夕方に黒豆とヘーゼルナッツのパンを買っていたことを思い出す。
一日二回も買いに行っちまったよ。ちょろい客だな、私。
甘いのはあんまり好きじゃないけど、これしか残ってなかったから仕方ない。
一口齧って、また「おいし~~~~~っ!」
やだ、何これ、美味しい。これも黒豆とパンの組み合わせが
ものすごく美味しい。口の中が幸せ!嫌なことが吹っ飛ぶわ。
これは中毒性あるわ。明日絶対買いに行く、と決意を新たにする。
その嫌なことなんだけど、自分が言った言葉で説教されるって
なんとも言えない気分になるわ。
それ、この前私が説明したことだよね。
あなた、へえ、なるほど、と頷いてたよね。
それを人前で「~しなくちゃ駄目よ」と、なんで上から目線で説教するの。
そもそも、しないと言ってないし。
いきなりフロアに響き渡る声で言われても、はあ?としか反応できなかったわ。
悪い人じゃないんだけど、どっちかというと気さくな良い人なんだけどなあ。
こういうの多いんだよね。
おいおい、それこの前私が説明したことだよね、
あなたは鼻で笑ってたよね、それをなぜに自分が思いついたように言う?
と思うようなこと、昔から何度もやられてるわ。
自分の意見にするのは、まあそれはいいけど、
言った当人である私に対して、教えてやるよ、みたいな態度で説教するの。
あまりにも頻繁に似たような経験をすると、
世間の人は言われたことを忘れるんだろうか
それとも「私に」言われて腹が立つんだろうか、と悩む。
とにかく、これから職場では口を閉じておこう。
幸い、ボリュームのある仕事を任されたので、一ヶ月くらいはそれに集中できるし。
なんだかんだ言っても仕事は楽しいな。嫌いだけど楽しいな。
ここをどう書こう?どういう表現を使ったら正確に説明できるかな?
と考えているのがすごく楽しいわ。他のことやらなくていいし。
以前の職場では、同じ仕事が嫌で嫌で仕方なかったのに。
自分の変化に笑っちゃう。
職場環境と、どう扱われるか、これが仕事に与える影響って大きいよね。
お給料は安くても人間関係の良い職場を、という人が多いのが分かる。
私はお給料が安いのは嫌だけどさー。
+日曜日
前日に知人と朝まで電話していて、そのまま洗濯してから寝なおした。
目が覚めたら夜の7時を過ぎていた。
あかんやん、寝ているうちに週末が終わってしまった。
パン買いに行けなかったやーん。
昨日買ったキャベツでアンチョビキャベツを作った。
残りのシーズニングでジャガイモとニンジンも和えてみた。
全部アンチョビ味だなあ。
ニンジンとジャガイモ、凄く好き。お米よりも好き。
血糖値が上がるけど、ジャガイモが好き。
私のジャガイモ愛をどう表現したらいいんだろう
と考えていて、あほらしくなって止めた。
ちなみにブロッコリも好きだ。ブロッコリとニンジンとジャガイモの温サラダは
毎日食べていても飽きないぐらい好きだ。
ここに玉ねぎを加えるとほのかな甘みが出る。
玉ねぎ、偉大やな。どんな料理にも使えるし。
何をする間もなく夜になったから、他に考えることがない。
いや、あるんだけど、整理がつかない。
感情的な人間だから、思い浮かんだことはできる限り考えをまとめて
きっちり言葉で説明が付くようにと心がけているのだけど
それが理屈っぽいと言われる所以だろうか。
でも人間は考えてこそ人間でしょ。考えを説明するために言葉はあるんでしょ。
自分も理屈っぽいけど、人の理屈を聞くのも大好きなのよ。
この人は何を考えてこういう言動を取っているんだろうか、とか
頭の中はどうなっているんだろうか、とか興味があるわ。
だから語る人が大好きなのよ。さあ、遠慮なく語ってちょーだい!
私は葦ほど有用ではないから、ペンペン草でいいかな。
ペンペン草、今日も脳みそ振り絞って考えます。
こういう時、頭良くないからしんどいんだよね。
語彙が足りないから上手く表現できないし、まとまらないし
いつも、何か大事なことが抜け落ちているような気がする。
なぜ親は私をもっと賢く産んでくれなかったんだろう。
カエルの子はカエルだから、多くは求めちゃいけない。
だから私にも求めないでねー、と意味不明のまま終わっとくわ。
+土曜日
天気が良かったので洗濯した。
今年の夏は一度も浴衣を着てないことを思い出して、着てみた。
写真はない。久し振りに着ると、暑い、やっぱり浴衣暑い。
歌の練習してみた。せっせとはちみつ飴舐めたけど
やっぱりかすれる。特にミドルレンジがかすれるんだなあ。
散々練習したけどかすれてひっかかる。
文殊先生の本に、沈黙療法というのがあった。
つまり、歌わない。もう午後から週末中歌わないことに決めた。
とはいえ、つい口づさんでしまう。
夜、何気なく立ち上がって歌ったら、あれ?普通に歌える。
普通に声が出る。苦手の音が下がるところもするっと歌えた。
どうやって声を出したのか確認するために
苦手パートを気を付けて歌ってみたら、かすれる。
そうか、どこかに無駄な力が入っているんだ。
どこだろう、どこに力が入っているんだろう。
細かいことよりも、まずは身体全体をリラックスさせる方法を
考えた方がいいんだろうか。
それと、帯を締めていると息がしやすい。
背中とお腹が膨らむのがはっきり分かるからかしら。
スーパーに買い物に行く。最近価格高騰中のキャベツが200円を切ってた。
やったー!これで毎日キャベツが食べられるわ。
今の職場に来てから、お菓子のおすそ分けが多いことと
職場の近くにある「ルート271」さんのパンが美味しすぎて
毎日食べていたら、二週間で体重が2キロ以上増加。
これはまずい。お昼はキャベツだ。でもパンも食べたい。
金曜日はお昼にゴルゴンゾーラドルチェというパンを買った。
これを一口齧って、「おいし~~~~~~っ!」
と、声に出して叫んでしまった。
誰もいない休憩室でひとり「おいしい、おいしい」と頬張りながら
何がこんなに美味しいんだろう?と考えてみた。
ゴルゴンゾーラやパンそのものというより
この二つが組み合あわさって口の中に残っている味が美味しいんだ。
なるほど、このパンがドルチェなのが良く分かる。
この味を最後に口の中に残しておきたい。他のものを食べたくない。
これは間違いなくデザートとして最後に食べるものだわ。
口内調味つうの?組合わせによる後味の美味しさって
ここまで幸せを感じさせるものなんだなあ。
明日は高槻の店に買いに行こう、と心に誓う。
ここで、夕方に黒豆とヘーゼルナッツのパンを買っていたことを思い出す。
一日二回も買いに行っちまったよ。ちょろい客だな、私。
甘いのはあんまり好きじゃないけど、これしか残ってなかったから仕方ない。
一口齧って、また「おいし~~~~~っ!」
やだ、何これ、美味しい。これも黒豆とパンの組み合わせが
ものすごく美味しい。口の中が幸せ!嫌なことが吹っ飛ぶわ。
これは中毒性あるわ。明日絶対買いに行く、と決意を新たにする。
その嫌なことなんだけど、自分が言った言葉で説教されるって
なんとも言えない気分になるわ。
それ、この前私が説明したことだよね。
あなた、へえ、なるほど、と頷いてたよね。
それを人前で「~しなくちゃ駄目よ」と、なんで上から目線で説教するの。
そもそも、しないと言ってないし。
いきなりフロアに響き渡る声で言われても、はあ?としか反応できなかったわ。
悪い人じゃないんだけど、どっちかというと気さくな良い人なんだけどなあ。
こういうの多いんだよね。
おいおい、それこの前私が説明したことだよね、
あなたは鼻で笑ってたよね、それをなぜに自分が思いついたように言う?
と思うようなこと、昔から何度もやられてるわ。
自分の意見にするのは、まあそれはいいけど、
言った当人である私に対して、教えてやるよ、みたいな態度で説教するの。
あまりにも頻繁に似たような経験をすると、
世間の人は言われたことを忘れるんだろうか
それとも「私に」言われて腹が立つんだろうか、と悩む。
とにかく、これから職場では口を閉じておこう。
幸い、ボリュームのある仕事を任されたので、一ヶ月くらいはそれに集中できるし。
なんだかんだ言っても仕事は楽しいな。嫌いだけど楽しいな。
ここをどう書こう?どういう表現を使ったら正確に説明できるかな?
と考えているのがすごく楽しいわ。他のことやらなくていいし。
以前の職場では、同じ仕事が嫌で嫌で仕方なかったのに。
自分の変化に笑っちゃう。
職場環境と、どう扱われるか、これが仕事に与える影響って大きいよね。
お給料は安くても人間関係の良い職場を、という人が多いのが分かる。
私はお給料が安いのは嫌だけどさー。
+日曜日
前日に知人と朝まで電話していて、そのまま洗濯してから寝なおした。
目が覚めたら夜の7時を過ぎていた。
あかんやん、寝ているうちに週末が終わってしまった。
パン買いに行けなかったやーん。
昨日買ったキャベツでアンチョビキャベツを作った。
残りのシーズニングでジャガイモとニンジンも和えてみた。
全部アンチョビ味だなあ。
ニンジンとジャガイモ、凄く好き。お米よりも好き。
血糖値が上がるけど、ジャガイモが好き。
私のジャガイモ愛をどう表現したらいいんだろう
と考えていて、あほらしくなって止めた。
ちなみにブロッコリも好きだ。ブロッコリとニンジンとジャガイモの温サラダは
毎日食べていても飽きないぐらい好きだ。
ここに玉ねぎを加えるとほのかな甘みが出る。
玉ねぎ、偉大やな。どんな料理にも使えるし。
何をする間もなく夜になったから、他に考えることがない。
いや、あるんだけど、整理がつかない。
感情的な人間だから、思い浮かんだことはできる限り考えをまとめて
きっちり言葉で説明が付くようにと心がけているのだけど
それが理屈っぽいと言われる所以だろうか。
でも人間は考えてこそ人間でしょ。考えを説明するために言葉はあるんでしょ。
自分も理屈っぽいけど、人の理屈を聞くのも大好きなのよ。
この人は何を考えてこういう言動を取っているんだろうか、とか
頭の中はどうなっているんだろうか、とか興味があるわ。
だから語る人が大好きなのよ。さあ、遠慮なく語ってちょーだい!
私は葦ほど有用ではないから、ペンペン草でいいかな。
ペンペン草、今日も脳みそ振り絞って考えます。
こういう時、頭良くないからしんどいんだよね。
語彙が足りないから上手く表現できないし、まとまらないし
いつも、何か大事なことが抜け落ちているような気がする。
なぜ親は私をもっと賢く産んでくれなかったんだろう。
カエルの子はカエルだから、多くは求めちゃいけない。
だから私にも求めないでねー、と意味不明のまま終わっとくわ。
2019年8月24日土曜日
現実と闘って撃沈した歌のレッスン
夕べは歌のレッスンだったのだけど、終わったあと眠くて眠くて
いつもより一時間早い時間だったのに、なーんでこんなに眠いんだろう
と思っていたら、火曜日は寝てませんでした。
もともとショートスリーパーで、一日四時間くらいしか寝ないのだけど
それでも一日寝ないと眠くなるなあ。
一日遅れで歌のレッスンのメモメモ。
あれだけ練習して声も出るようにしていたのに
やっぱり現実は厳しかった。
夕方から声がかすれ始めて、ひっかかって出ない。
どうも喉頭の入り口あたりが荒れているような感じで
このあたりに当たると声ががさっとなって伸びない。
息がここでつっかえて上まで上がらないので
どうしても奥に倒れるのよね。
とにかく、歌い始める前のブレスで
息を頭の上の高いところまで上げて、そこから歌い始めること。
「献呈」前半。まずリズム読みでリズムを確認する。
言葉の子音の最後が休符のギリギリ手前になるので
どうしても休符を長く取り過ぎてしまうのね。
あと、発音に気を取られるので、ブレスを忘れてしまう。
出だしのduは、分かりやすいように
息と一緒に手を高いところに上げて、高い位置から歌い出す。
最初のひっかかりはここ。
du meine Weltと音が下がるところでかすれて引っかかる。
Weltの音が伸ばせない。ここで声を無理にはるので
次のin der ich lebe,でderが倒れる。ここはder ich lebeと同じ場所で歌う。
力を入れない。Weltとlebeのあとでブレスを入れる。
声が出にくいときは、ここでブレスを入れた方が
仕切り直しもできるし息に余裕が出る。
lebeをliebeと発音しないように気を付けること。
次の高いとこはしんどい。
darein ich schwebeのソ♭は、普通なら出せる音なのだけど
発音しにくくて、とくにichが言えないので口がもごもごで声が出ない。
ここはもう、今の段階では歌詞はどうでもいい。
まずこの音をちゃんと出すことを優先させる。
この部分は、歌詞をちゃんと発音しようとせず
ラでもアでもいいから、適当な言葉で歌ってみる。
そしたら、出た!当たった!
でも、「声が上に抜けてしまっている」と先生。
声は前方頭の上あたりを風船のように漂っていても
声の端は、風船の紐の端に重りが付いていて
それをお腹のあたりで握って軽く引いているようなイメージで。
つまり、支えられていないってことね。
今度は下に引くことを意識して歌ってみる。
すると、下には引けているけど引きすぎ、と。
調子や曲にもよるけど、上が6、下が4ぐらいの力加減で
上下が引き合うようにすること。
上がやや強めな感じでやってみると、上手く行った。当たった!
先生「どういう感じで発声しているか、分析してみてください」
私「うーん、背中から声が出ている感じがします」
先生「背中から出ているのはそれでいいです。ただ、狭くなってます」
細く狭くなってしまっている、ここはもっと広げること。
声はコンパクトでも、幅は襖をぱーんと開けるように広げる。
そうなのよね。ここの音は出にくいこともあって
尾てい骨を中に絞るようにして息を背骨から上に上げているのだけど
キンキンしてしまうので、どうしても鼻腔のあたりも一緒に絞っててしまうの。
だから身体が開かない。
何度か練習しているうちに、なんとか開くことができた。
ふー、疲れる。声はがさがさだし。
続きの o du mein Grabからkummer gabまでは
最後のgabのaを口の中が明るいイメージで。
スローパート。
ここはイ母音が潰れていると指摘された。
Du bist die Ruhでは、uの母音とiの母音は同じ高さで
iの時も口は縦にすること。
ずっとひっかかってる、Fiedenのdenで下がるとこ。
今日は喉ががさがさなので、胸に落とすより上にふわっと上げることに。
iとeはiの方が下がやや前に出るくらいで、あまり口の動きはない
鏡で確認してみてください、と言われる。
鏡で下の動きを確認する。口の形はずっと縦のままで変わらない。
つまり、響きはFrieの時の高い位置のまま、口の形も同じで
舌の位置だけ変えればいいのか。
音が急に下がると、その音を外さないようにという意識が強くなって
響きを上でキープできなくなる、その結果喉が締まってくるのよね。
ここは口の中よりも、イメージ先行で気分上げて軽く歌ったほうがいいんだろうか。
声が出にくいので息を多めに使っているせいか、
Friedenのあとの、mirでターンが入ってbeshiedenまで息が続かない。
先生、ここはどこで息継ぎすればいいですか?
「残念ながら、息継ぎの場所はありません。頑張ってひと息で」
えーっ!!!続かないよ(涙)
ドイツ語の歌は歌詞にカンマが付いているところでブレス。
ここのフレーズにはカンマがないからブレスは入れないけど
しいて入れるとしたら、Himmelとmirの間。
途中で息が続かなくなるよりは、無理にブレスしてでも
最後までちゃんと歌えることの方が大事です、と先生。
ここで急いでいれるとなんとか息が続いた。ふー。
と、休んでいたら次のフレーズへの入りが遅れてしまった。
四分休符のあとのdat du mich liebstからテンポが変わるような気がするので
この休符でどうしてもひと息ついてしまう。
ここはのんびり休まない。
ここが済んでも次の難所が待っている。
私が前半で一番苦手にしているところ。
mein guter Geist, mein bess'ress ich
meinのア母音はもう少し長めにすること。
guterで音が下がるところが、どうしても内に引っ込んじゃう。
ここは響きを高い位置でキープして、口で発音だけ変えればいい
というやり方は分かるのだけど、喉がちょっとでも狭くなると
引っかかってがさっとなってしまう。それで力が入ると
音が顏の中で鳴ってしまう。なんど練習しても上手くいかないのよね。
音は上下しても、響きは同じ高さで横に流れるようなイメージで、と先生。
次のmein bess'ress ichに強弱が付いて声を押したり引いたりしている。
Geistのあとでブレスを入れて一旦仕切り直し、
mein bess'ress ichはゆっっくりめで、軽やかにコンパクトに歌うこと。
この日はここまでで終了。
この曲は難しいです、と先生がおっしゃいました。
とくに息の使い方が難しい曲だそうで
はい、また自分で無駄にハードル上げちゃいましたよ。
私には難易度が高すぎたわ。
メロディーは覚えやすいし、聴いている分には
簡単ですぐに歌えそうな気がするんだけどなあ。
そういう風に聴かせるためには、いろいろ難しいところが多いのね。
今日も凹んだ。
****
あんまりにも声の調子が戻らないので、先生からアドバイスをもらった。
もう廃業されているけど、文殊先生という有名な喉のお医者様がいらして
大阪の歌手の間で信頼絶大な先生だったとか。
その先生の本に、歌う前には甘いものを取ると喉の調子が良くなる
と書かれていたそうで、はちみつ100パーセントの飴をなめると
糖分補給と喉のケア両方を一度に出来ていいんじゃないか、と。
さっそく、はちみつ100パーセントの飴、買いました。
アマゾンで文殊先生の本も買ったわ。
なんて単純な私。
でも本当に喉の掠れが収まらないし、今はどなたの言葉でも試してみたいわ。
それに、息苦しい。なんか息が上がってこない。
これもなんとかしなくちゃ。
はあ、次のレッスンまでやること多くて頭がいっぱいだ。
いつもより一時間早い時間だったのに、なーんでこんなに眠いんだろう
と思っていたら、火曜日は寝てませんでした。
もともとショートスリーパーで、一日四時間くらいしか寝ないのだけど
それでも一日寝ないと眠くなるなあ。
一日遅れで歌のレッスンのメモメモ。
あれだけ練習して声も出るようにしていたのに
やっぱり現実は厳しかった。
夕方から声がかすれ始めて、ひっかかって出ない。
どうも喉頭の入り口あたりが荒れているような感じで
このあたりに当たると声ががさっとなって伸びない。
息がここでつっかえて上まで上がらないので
どうしても奥に倒れるのよね。
とにかく、歌い始める前のブレスで
息を頭の上の高いところまで上げて、そこから歌い始めること。
「献呈」前半。まずリズム読みでリズムを確認する。
言葉の子音の最後が休符のギリギリ手前になるので
どうしても休符を長く取り過ぎてしまうのね。
あと、発音に気を取られるので、ブレスを忘れてしまう。
出だしのduは、分かりやすいように
息と一緒に手を高いところに上げて、高い位置から歌い出す。
最初のひっかかりはここ。
du meine Weltと音が下がるところでかすれて引っかかる。
Weltの音が伸ばせない。ここで声を無理にはるので
次のin der ich lebe,でderが倒れる。ここはder ich lebeと同じ場所で歌う。
力を入れない。Weltとlebeのあとでブレスを入れる。
声が出にくいときは、ここでブレスを入れた方が
仕切り直しもできるし息に余裕が出る。
lebeをliebeと発音しないように気を付けること。
次の高いとこはしんどい。
darein ich schwebeのソ♭は、普通なら出せる音なのだけど
発音しにくくて、とくにichが言えないので口がもごもごで声が出ない。
ここはもう、今の段階では歌詞はどうでもいい。
まずこの音をちゃんと出すことを優先させる。
この部分は、歌詞をちゃんと発音しようとせず
ラでもアでもいいから、適当な言葉で歌ってみる。
そしたら、出た!当たった!
でも、「声が上に抜けてしまっている」と先生。
声は前方頭の上あたりを風船のように漂っていても
声の端は、風船の紐の端に重りが付いていて
それをお腹のあたりで握って軽く引いているようなイメージで。
つまり、支えられていないってことね。
今度は下に引くことを意識して歌ってみる。
すると、下には引けているけど引きすぎ、と。
調子や曲にもよるけど、上が6、下が4ぐらいの力加減で
上下が引き合うようにすること。
上がやや強めな感じでやってみると、上手く行った。当たった!
先生「どういう感じで発声しているか、分析してみてください」
私「うーん、背中から声が出ている感じがします」
先生「背中から出ているのはそれでいいです。ただ、狭くなってます」
細く狭くなってしまっている、ここはもっと広げること。
声はコンパクトでも、幅は襖をぱーんと開けるように広げる。
そうなのよね。ここの音は出にくいこともあって
尾てい骨を中に絞るようにして息を背骨から上に上げているのだけど
キンキンしてしまうので、どうしても鼻腔のあたりも一緒に絞っててしまうの。
だから身体が開かない。
何度か練習しているうちに、なんとか開くことができた。
ふー、疲れる。声はがさがさだし。
続きの o du mein Grabからkummer gabまでは
最後のgabのaを口の中が明るいイメージで。
スローパート。
ここはイ母音が潰れていると指摘された。
Du bist die Ruhでは、uの母音とiの母音は同じ高さで
iの時も口は縦にすること。
ずっとひっかかってる、Fiedenのdenで下がるとこ。
今日は喉ががさがさなので、胸に落とすより上にふわっと上げることに。
iとeはiの方が下がやや前に出るくらいで、あまり口の動きはない
鏡で確認してみてください、と言われる。
鏡で下の動きを確認する。口の形はずっと縦のままで変わらない。
つまり、響きはFrieの時の高い位置のまま、口の形も同じで
舌の位置だけ変えればいいのか。
音が急に下がると、その音を外さないようにという意識が強くなって
響きを上でキープできなくなる、その結果喉が締まってくるのよね。
ここは口の中よりも、イメージ先行で気分上げて軽く歌ったほうがいいんだろうか。
声が出にくいので息を多めに使っているせいか、
Friedenのあとの、mirでターンが入ってbeshiedenまで息が続かない。
先生、ここはどこで息継ぎすればいいですか?
「残念ながら、息継ぎの場所はありません。頑張ってひと息で」
えーっ!!!続かないよ(涙)
ドイツ語の歌は歌詞にカンマが付いているところでブレス。
ここのフレーズにはカンマがないからブレスは入れないけど
しいて入れるとしたら、Himmelとmirの間。
途中で息が続かなくなるよりは、無理にブレスしてでも
最後までちゃんと歌えることの方が大事です、と先生。
ここで急いでいれるとなんとか息が続いた。ふー。
と、休んでいたら次のフレーズへの入りが遅れてしまった。
四分休符のあとのdat du mich liebstからテンポが変わるような気がするので
この休符でどうしてもひと息ついてしまう。
ここはのんびり休まない。
ここが済んでも次の難所が待っている。
私が前半で一番苦手にしているところ。
mein guter Geist, mein bess'ress ich
meinのア母音はもう少し長めにすること。
guterで音が下がるところが、どうしても内に引っ込んじゃう。
ここは響きを高い位置でキープして、口で発音だけ変えればいい
というやり方は分かるのだけど、喉がちょっとでも狭くなると
引っかかってがさっとなってしまう。それで力が入ると
音が顏の中で鳴ってしまう。なんど練習しても上手くいかないのよね。
音は上下しても、響きは同じ高さで横に流れるようなイメージで、と先生。
次のmein bess'ress ichに強弱が付いて声を押したり引いたりしている。
Geistのあとでブレスを入れて一旦仕切り直し、
mein bess'ress ichはゆっっくりめで、軽やかにコンパクトに歌うこと。
この日はここまでで終了。
この曲は難しいです、と先生がおっしゃいました。
とくに息の使い方が難しい曲だそうで
はい、また自分で無駄にハードル上げちゃいましたよ。
私には難易度が高すぎたわ。
メロディーは覚えやすいし、聴いている分には
簡単ですぐに歌えそうな気がするんだけどなあ。
そういう風に聴かせるためには、いろいろ難しいところが多いのね。
今日も凹んだ。
****
あんまりにも声の調子が戻らないので、先生からアドバイスをもらった。
もう廃業されているけど、文殊先生という有名な喉のお医者様がいらして
大阪の歌手の間で信頼絶大な先生だったとか。
その先生の本に、歌う前には甘いものを取ると喉の調子が良くなる
と書かれていたそうで、はちみつ100パーセントの飴をなめると
糖分補給と喉のケア両方を一度に出来ていいんじゃないか、と。
さっそく、はちみつ100パーセントの飴、買いました。
アマゾンで文殊先生の本も買ったわ。
なんて単純な私。
でも本当に喉の掠れが収まらないし、今はどなたの言葉でも試してみたいわ。
それに、息苦しい。なんか息が上がってこない。
これもなんとかしなくちゃ。
はあ、次のレッスンまでやること多くて頭がいっぱいだ。
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