2020年2月20日木曜日

上を開いたままにする歌のレッスン

本日は歌のレッスンの日。
下も開くことを意識して、やってみましょう。

まず発声練習。
おお?声がかすれない。いままでは低音がガサガサだったのに
比較的かすれは少ない。つっかからない。出るなあ。
今日は早いスケールを初めてやったけど、上手く回せない。
ドミソドソミドを、音の上下を意識せず
高い位置で横に流すように。
高音から下がるところでどうしても狭くなってしまう。
これは練習しなくては。

課題曲Piacer d'amor
Finche tranquilloと転調するところから練習スタート。
この部分、大好き。明るい雰囲気から静かな雰囲気になって
こんなうまいこと言うてたんに、しゃらっとうらぎったんかい?的な
静かな分、後の盛り上がりでつれなさが強調されるのね。

ここから次の盛り上がる部分まで、全部上は開きっぱなしで歌うこと。
また静かになる部分、ここだーい好き。
でも発音が上手くいかなくて口がもごもごしてしまう。
Oの音はどうしても口が狭くなってしまうけど、ここで狭めずに
開きっぱなし。上下の奥歯の間を開けたままで
下は頬骨より下げない、斜め上にふわっと広げるように歌うこと。
smorzが付いているところは消えるようにふんわりと。
強く歌わないこと。

元のメロディに戻る前のところも、ものすごく好きだー!
l'amorのOも狭くしない。同じように上にふわっと。

高いところは割と声がでるのだけど、やっぱり出だしの低いシ♭とミが出し難い。
前ほど突っかからないのだけど、なーんか弱い感じがする。
この曲は6拍で、出だしのシ♭は最後の6拍めになっている、
つまりアウフタクト。アウフタクトは、三角にタクトを振っているとすると
下から上げる部分にあたる。つまり、次の音が大事なのであって
6拍めは次の音に行くための準備の音と考えて、力を入れ過ぎない。
発音も、Piace, martir とも後ろにアクセントが来るので
前を強くする必要はない。
低いけど、上は常に開いて、歌の途中のようにふわっと出す。
そうすることでちゃんと響いて、強く歌わなくても歌詞は聴こえる。

上を開いてふんわり、に気を付けること。
最初のメロディは繰返し出てくるけど、上を開いて高い位置で歌うと
引っかからず綺麗に出せる。でも途中で疲れてくるとどうしても狭くなってしまう。
これはもう慣れ、と先生。
そうですわね。毎日開いて歌う練習をして身に付けなくちゃ。

最後の部分のトリルも練習。
トリルの入っている曲、大好き。古典って感じがするし
キャンディキャンディみたいだし。でも下手。
ここのトリルは、始めと終わりをゆっくり、中を早めに。

速度、というか波の大きさを変えるのが難しい。
最初と最後をゆっくり目にしたら、中であんまり動かせない。
二回くらいでいいと言われたけど、もうちょとやりたい、でもできない。
ここも練習。トリル好き。本当に好き。上手くなりたいなあ。 

メロディも覚えたし、まずまず声も出るようになったので
歌詞の表現も考えるようにと言われた。
この曲、大好きなのに上手く歌詞の世界を表現するまでにはいかないなあ。
やっぱり、毎日練習ね。

下開くと、ほんと声が出やすくなったわー。
この数か月で一番声が出せたんじゃないかと思う。
それでもまだまだ。
上と下、両方開けるように頑張る。

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