2020年6月22日月曜日

ガマの穂

前から欲しいと思っていたあの花の苗、買っちゃいました。
オレンジとピンクまじりのランタナ。
もう植える時期を過ぎたのか、安くて短い苗なら38円だった。
これはもうちょっとしっかりしたもので税込100円。
増やしやすい植物だと聞いたので、大きく育ってくれればいいなあ。

銀行に行く途中で公園の池に蓮を確認しに行った。
ちょっと遠いけど、花が開いてます。
開いて、萎れている。やっぱり蓮は早朝の方がいいな。

この池、蓮のほかにこれもあるのです。
ガマの穂。ガマが穂を付け始めました。
アップで見るとこんな感じ。
花粉を飛ばしたあと軸だけが残るのが雄花、
ソーセージみたいなのが出来るのが雌花だそうで。
まだつけたばかりなので細いですが、もう少しすると太ってきます。
一度触ってみたことがあるのですが、結構硬い。
子供の頃に読んだ「因幡の白兎」の話では、騙した鰐に毛をむしられていた白兎に
大国主命が、真水で身体を洗ってガマの穂を敷き詰めた上で休むように
とアドバイスして、兎が良くなるというものでしたが
こんな硬いものの上に寝たら身体が痛くなるだろ!と思いましたわ。

ところが、この穂は秋になると柔らかくなって、
触ると中からほわほわの綿毛が出てくるそうな。
この池ではそこまで行く前に刈ってしまうので、柔らかくなるなんて知らなかった
今年は刈り取られる前に触ってみよう。

ちょっと調べたら、因幡の白兎はこのガマの穂の上で寝ろと言われたのではなかった。
ガマの穂を取ってきて敷き詰め、その上を転がって花粉を体につけるように
と言われたのだとか。ガマの花粉は漢方では蒲黄と呼ばれ、
止血・鎮痛作用があるんですって。
つまり、大国主命は非常に適切なアドバイスをしたということですね。
子供向けの本はこういうとこ簡単にしてしまうから駄目なのよ。
大事な「花粉」を省略するな、と。


ちなみに私、島根には二回行ってお泊りもしているのに
出雲大社には行ったことがないのよね。
神社は行きたいと思っていてもご縁がなければ行けない
と聞いたことがあるので、まだご縁がないのかしら。
今年は行けたらいいなあ。

ところでこのガマの穂、活け花の花材に使ったりもするのだけど
案外と普通の花屋には売っていない。この池から切っていったら
・・・やっぱりダメだろうなあ。公園の植物はみんなのものだから
眺めて楽しむことにしますわ。そう言えばそろそろこのガマの間を
トンボが飛び交うころだ。今年は意外と遅いなあ。

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