2018年6月30日土曜日

夏越の祓

今日は水無月晦日。夏越の祓の日です。
水無月を食べる日でもあります。

てかさー、なんで近頃水無月が手に入りにくいの?
ちょっと前までは、水無月晦日だけでなく
6月に入ると普通にそこいらの和菓子屋で売ってたやん。
商店街の中にある、間口二間くらいの昔からやっている和菓子屋の
店頭のひらべったいガラスケースの中に並べてあって
ひとつとかふたつとか買ったら、プラスチックのパックに入れてくれてたやん。

6月どころか、うちの近所の和菓子屋さんでは年がら年中売ってたわ。
桜餅と草餅と水無月をパックに入れて350円とかさー。
真冬でも普通に買えてたわ。

その近所の和菓子屋さんが閉店してしまったので、大丸さんに行った。
売り切れてた。なんでー?この前行って聞いたときには
当日来たらあります、予約はいりませんって言ってたやん。
急に大量に買った人がいて、売切れちゃったんだって。
大量に買う人こそ予約してよー、ぶーたらぶー。

と、ぶーたれてても仕方ないので阪神百貨店に行ってみた。あった。
お店の人が、今日めしあがったら一年間息災にお暮しになれますよ。
暑いですけどお元気でお過ごしください、と言ってくれた。なんだかうれしい。
こういうのがあるから、季節と結びついた食べ物イベントって大好き。
乗せられやすいタイプと笑ってちょうだい。はい、恵方巻きも毎年たべますよー。

さて、夏越の祓といえば茅の輪くぐりですね。
くぐりましょうともさ。そこに茅の輪があるならくぐりますともさ。

お初天神です。
ここの茅は青くないのね。
でも茅だから、くぐるよ。前は逆方向に回っちゃったけど
今回はちゃんと解説通りに、人形(ひとがた)を持ってくぐったよ。
お詣りもして、おみくじを引いたらダメでした。
表に出ないでおとなしくしておけって。ひえー、最近絶不調なんだよね。
おとなしく地道に暮らします。

今日は境内で「夏越そば」のおふるまいがありました。
ふるまわれたのは、天満・老松通りの老舗お蕎麦屋さん「衣笠」さんです。
九州の志布志から届いた蕎麦の実をすぐにすりつぶしてお蕎麦にされたそうです。
志布志から来られた方々から、志布志のお茶のおふるまいも。

境内でお蕎麦茹で中。暑い中行列ができていました。
(はっ、並べてあるチラシは・・・!)

麺に粒つぶ感があって、風味が強くてすごく美味しい。 おつゆも美味しい。
麺類と言えばうどんばかり食べているけど、お蕎麦ってこんなに美味しいものなのね。
おかわりしちゃいました。食い意地張ってて恥ずかしい(赤面)

途中で夕立があって、テントの下に避難。
はっ、このチラシは!

雨が止んだら涼しくなりました。これで梅雨開けかなあ。

曽根崎心中の舞台となったお初天神。
お初と徳兵衛がお祀りされていて縁結びの神様としても有名です。
未来成仏うたがひなき恋の手本となりにけり。

右側のお稲荷さんにお詣りして、再びおみくじを引いたら
やっぱりダメ。おとなしく精進していろって。
おみくじってホント怖いわ。その時の状態どんぴしゃりの結果が出る。
しばらくはおとなしく勉強に励もう。

お蕎麦もお茶も美味しかったし、久しぶりに季節感のある一日でした。

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