2019年5月11日土曜日

歌の練習補足

今朝は起きられなかった。
いや、目が覚めたら7時半で、大変、遅刻しちゃう、起きなくちゃ
と思っても身体ががちがちで起き上がらなかった。
今日はやる仕事もないし、遅刻することにした(コラコラ)。

10時過ぎに職場最寄駅に着いて、発声練習しながら公園を横切る。
やっぱり声はがさがさ。
公園の競技場では大学生の陸上競技をやっていて
応援の声がすごい。「学園天国」が響き渡ってました。
学生さんは朝から元気ね。

肩も首もガチガチで、一日中席で肩甲骨はがしのストレッチをやってた。
ついでに鎖骨ほぐしもやってみた。首と鎖骨の境目がすごく固まってる。
今頃連休の疲れが出てるわ。よくよく思い出してみたら
いろいろ考えこんでいて、連休明けからほとんど寝てなかったわ。
そりゃ声も出ませんわね。

先生もおっしゃっていたけど、もうどうやっても駄目なときは歌わない。
もう練習やめ!そう決めたらなんとなく力が抜けた。

夕方、百貨店に行こうと思って四条まで出た。
暑かった一日も夕方になると涼しい。
歩いているとなんだか気分が良くなって、つい鼻歌も出るわ。
そして、あれほど出なかった低音が、鼻歌で軽く歌うと簡単に出るのね。

烏丸通を歌いながら行ったり来たりした結果、分かった。
気付いたことをメモしとく。

***

声は後ろから前に回ってなくちゃ嫌。奥行が出ないと嫌。
嫌なんだけど、音域の合わない歌を歌っているのだから
どうやったら綺麗に低音が出せるかだけ考えることにした。
そもそも、出し難い低音を練習するために'O sole mioを選んだのだから
出しやすいところと同じ歌い方をしていても駄目なのね。
出ないところが出せる方法を考えるわ。

息は少な目、後ろを開いて前で歌う。
以前に声が出なかったときに先生に言われた通り
小鼻の上あたりの頬骨に響きを集めることにした。
そこから縦に抜く。

これをやると、声は明るくなるけど薄っぺらい。
こういう軽くて薄い声は嫌いなんだけど、もうそれでもいい。
ここは開き直るよ。

声をべたっと広げないように、口はしっかり縦に開いて
響きをコンパクトに中央に集める。
低中高の音色を合わせるため、高音も後ろから回さないことにする。
この高さなら後ろにひっぱらず前で縦に抜いてもちゃんと当たる。
真ん中に気持ち狭めに集めて、縦に上げる。
ただし背中でしっかり支えて、後ろは開いたまま。
さぼるな、喰わず女房!

息継ぎしたら腕の付け根が前に来て、鎖骨が内側に入ることに気付いた。
肩を中に入れないこと。
歌手が手を前で軽く組んでいる理由が分かった。
肩を身体の横で自然に降ろして、お腹のあたりで軽く手を組むと
肩が内側に入らないんだ。 これからはこうやって歌おう。

最後に息が足りなくなるn’aria serena doppo na tempesta!のところ
普段なら四小節くらいはブレスなしでも大丈夫なのが
強めに歌っているわけでもないのに息が足りないということは
どこかで無駄に息を使っているということよね。

ここを何度も何度も繰り返し練習してみて、ようやく気付いた。
音がミレレと下がるpestaで無理に音を引っ張り上げようとして
響かせる位置がぶれるので、息を使い過ぎている。

ここは低いけど後ろに抜くことは考えない。
あくまで前で、響かせる位置を頬骨の上に固定する。
少ない息で軽めに歌うと、ほれ、息が足りた!

前回のレッスンで何度やっても響きが下がった
sta nfronte a te の部分も同じ。
後ろに引かないで、頬骨の上に声を乗せておく。

最初から最後まで声は薄めで軽く。
サビの高音だけ気持ち後ろに引いて、響かせる位置を額にする。

ほれほれ、これで掠れるところに入らずに歌えたわー。
奥行がなくて薄っぺらい声だけど、もう仕方ない。
出にくい音域で後ろに引こうとすると、力が入って喉が締まるだもん。
気に入らないけど、今の時点では音色が統一されていて
歌全体としてまとまっている方を選ぶ。

ビブラートが綺麗に入らないけど、これはちゃんと声が出せて
一曲全部滑らかに歌えるようになってから考えよう。
なんとか上から下まで声が出るようになったら、あら不思議。
声枯れも収まった。

明日からこんな感じで練習して、月末のレッスンまでに
先生にちゃんと聴いてもらえるレベルに持って行きたい。

やっぱり寝不足だと声が出ないなあ。
明日は出社日だけど、有休を取ったから一日中寝るよ。

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