2019年4月26日金曜日

桜でんぶ

夕べは雨風が強かったのかな。寝ていて気付かなかった。
朝、公園を通ったら、八重桜が散っていて
芝生の上の花びらが、まるで桜でんぶのようだった。

おにぎり作りたい。


青葉が出ていた木の古い葉っぱが落ちて
公園管理の人たちが毎朝忙しそう。掃除してもしてもきりがないね。
初夏なのか秋なのか、よく分からないような景色。

こっちは刺繍の図案みたい。

雨で湿気が多いせいか、喉の調子が良くて高音でるでる。
ずっとこの調子が続けばいいのだけど、連休に入ったら乾燥するんだろうなあ。

2019年4月25日木曜日

誰も席を譲らない

今日の帰り、6時半ごろだったかな。電車に乗ってた。
時間帯からして電車はそこそこ混んでいて
乗り換えた特急は立っている人に触れるくらい
降りるときには、降りますと声をかけて
場所を空けてもらわないと降りられないくらいの混み具合。
そこに、松葉づえをついたスーツの男性が乗ってきた。
その人は左右両方の松葉づえをついて人をかき分けながら車両の奥に行った。
そこは優先座席があるのだけど、席は全部埋まっていた。
その男性が前に立ったので、当然、一人くらいは席を譲るだろう
と、おそらく誰もが思ったはず。

ところが、席に座っていた人たちは全員スマホを見つめたまま
誰も席を譲らないんだよね。松葉づえの男性は、
電車が揺れるたびに杖から片手を離してつり革を掴んでいたけど、
フラフラしていて、横の人にもぶつかってあぶなっかしい感じ。

私の側に立っていた若いカップルが「誰が席を代わってあげればいいのに」
と言ったけど、誰も立たない。男性は電車が揺れるたびにふらついていて
これで急停車なんかしたら絶対倒れるだろうと思った。
周りの立っている人たちも、なんで杖をついた人を立たせてるんだ?
と言う感じで、優先座席の方をちらちら見ていた。

私は次の停車駅で降りたので、その後どうなったかは知らないけど
電車から降りたあとも、もやもやした。どうして誰も席を譲らないんだろう。
長年電車通勤していて、こんな光景は初めて見た。
いままでJRで通勤していたときは、自分の前に妊婦さんやお年寄りが立ったら
必ず席を譲っていたし、他の人もそうしていた。

自分がそういう人に席を譲るのは、何も親切心からではないの。
例えばぎゅうぎゅうに混んだ電車の中で、押されて妊婦さんが倒れた場合
最悪流産ということもあるよね。そしたら電車が止まる。
少なくとも20分は止まる。混んだ電車の中でその間ずっと待たされるのは辛い。
腰が痛くて、足が痛くて、体調が悪くて早く帰りたい時ほどこれはきつい。
だから、妊婦さんや杖をついた人は、なるべく安全な状態で座っててもらった方が
全体の利益、つーか少なくとも私の利益にはなる、という
極めて利己的な理由から譲っているのだけど。

ただ、優先座席に座っていた人たちにも事情があったかもしれない。
足腰が痛くて立つのが辛かったのかもしれない。表からは見えないけど
身体に障害があったのかもしれないし、体調が悪くて、なんとか家に着くまでは、と
我慢していたかもしれない。どういう事情を抱えているかは他人からは分からない。
だから、座っている人に「席を譲ってあげて」とは頼みにくいんだよね。
杖をついているご本人が何もおっしゃらないのだからなおさら。

ああでも、なんかむにゃむにゃした。後味の悪さが残ったわ。
阪急はむにゃむにゃすることが結構多い。朝は空いてるから助かるけど
早くJR通勤に戻りたいと思うJR派の私でありました。

2019年4月21日日曜日

崑曲勉強会

神戸の六甲で開催された、崑曲の勉強会に参加してきました。
先日行った中国音楽フェスティバルでチラシをもらい、
なんぞこれは?と思って、友達と一緒に申し込んだの。

崑曲に関する知識は皆無。未経験者大歓迎とあったので
厚かましくもチャレンジしてきましたわ。

本日の参加者は7名。友達を含め中国楽器や中国歌曲の経験者か
音楽の経験はないけど中国語が出来るという方ばかり。
どっちも未経験なのは私だけでした。

主催されたのは、神戸で中国楽器の販売や中国音楽の教室を主宰されている
江南春琴行というお店。社長さんはご自身も中国楽器の演奏者です。
机を並べたりお茶を配ったりしてくださる上品で可愛い感じの女性、
社長さんの奥様かしらと思っていたら、この方が本日の講師である
前田尚香(まえだひさか)先生でした。先生、気さくすぎですわ。

まず前田先生から崑曲についての説明がありました。
 
崑曲というのは中国に現存する最古の演劇で
500年ほどの歴史があり、世界遺産にも登録されているそうです。
まず歌があって、その歌をつないて劇にしたオペラで
地方により節回しが違います。
京劇は比較的歴史が新しく、崑曲との違いは
京劇が裏声で歌い、基本的な伴奏が二胡であるのに対し
崑曲は地声で歌い、基本的な伴奏は笛。
京劇が庶民的なものに対して、崑曲は宮中や貴族のお屋敷で演じられたそうで
そのため、楽譜や文献などがわりと残っているそうです。

本日勉強した、「牡丹亭」という曲は名曲中の名曲で
崑曲の中で最も有名なものなんだとか。
作者は「中国のシェイクスピア」と称される著名な詩人の
湯 顕祖(とうけんそ)で、明代に書かれた作品です。
この作品がなぜここまで有名になったのかというと
高名な詩人の作であることに加えて、明代は儒教の教えが厳しく
女性の行動が制限された時代で、若い女性が好きな男性と恋愛をして結ばれる
という物語が、自由を奪われていた女性たちに支持されたからだそうで
当時の女性たちはこの物語に夢中になり 
スピンオフの作品まで作られるほどの大ヒットだったのだとか。

説明に引き続き、牡丹亭の歌詞を先生が中国語で読まれて
そのあとをついて発音しました。つまり、ディクションですね。
中国語がまったく駄目な私、発音が難しすぎて死にました。でも負けない。
歌詞を読んだら、次はいよいよ歌。先生が楽譜の読み方を説明してくださいました。

これが楽譜。数字譜で、中国の俳優さんもこれで覚えられるとか。
音階が数字で書かれており、1がド、5がソという風に読みます。
この曲はDなのでDつまりレの音がドになり、「移動ド」ということですかしら。
細かい記号の説明もしていただきましたが、覚えられなーい!
楽譜はありますが、基本的には先生の後をついて繰返し歌いながら覚えていくそうで、
本日も先生がワンフレーズづつ歌われたあとに付いて歌いました。
中国の曲独特の揺れがかなり難しいし、どこで切ったらいいのかよく分からない。
他のみなさんは、さすがに中国音楽の旋律や中国語に慣れた方々だけあって
すらすら歌っていらっしゃいましたわ。
先生が何度も何度も同じフレーズを繰り返して歌ってくださり
そのあとを真似して付いて歌いました。
先生のお声がすごく可愛い。本当に劇中の良家のお嬢さんという感じ。
私はキーが低すぎてダミ声でしたわ。歌詞は全然覚えられないのですが、
真似しているうちになんとなく歌えました。
うーん、やってみるもんだなあ。でも、もう忘れちゃった。駄目やん。

そのあと崑劇のしぐさを見せていただき、自分たちでもやってみました。
先生が持ってこられた衣装を羽織って、立ち方や袖の捌き方を
先生のお手本を見ながらやってみます。
左足を後ろに引いて、引いた方の脚の膝を軽く曲げるのが基本ポーズだそうですが
これが結構難しくてちゃんと立っていられない。ふらふらになりました。
長いお袖もなかなか上手くさばけなくて悪戦苦闘。
でも気分はすっかり女優さんだー。

初めての体験でしたが、曲の抑揚がすごく気持ちよくてはまりそう。

数少ない日本人崑曲女優であり崑曲研究家の前田先生から直接ご指導いただき、
社長さんの笛による生伴奏がついて、お菓子とお茶も出て
二時間で受講料1000円という激安価格ですわよ。
この値段で大丈夫なんだろうかと思いました。お安いのは助かるんですけど。

崑曲勉強会は一ヶ月か二ヶ月に一回、今後も継続して行われるそうです。
次回は5月末の予定ですが、はっきりしたスケジュールは
江南春琴行さんのウェブサイトかFacebookで告知されます。

***

勉強会のあと友達と梅田まで戻り
4時過ぎからずっと吞んでました(コラコラ)。
久し振りの楽しい週末だったなあ。

目がしょぼしょぼ

近眼の人が老眼になると目が良くなる、と言うけど
あれ、ある意味本当だわ。
以前は本を読むときにもPC使うときにも眼鏡をかけていたけど
老眼が入ってからは、手元は眼鏡なしではっきり見えるようになったし
PCの画面も裸眼の方が見やすくなった。
これってつまり、老化で焦点が上手く絞れてないんだろうけど
こうなると、眼鏡を合わせるのがすごく難しい。
眼鏡屋さんはまだ老眼鏡は必要ないと言うんだけど
近眼用の眼鏡は、遠くを見るためのものなので
近くがはっきり見えないのよね。
友達は遠近両用のコンタクトを使っているんだとか。
どんな感じなんだろう?眼科で聞いてみようかな。

裸眼でPCはいいんだけど、やっぱり近眼は近眼だから
PCを見ているときは画面に顔を近づけているみたい。
そのせいか、最近目が疲れる。夕方になると瞼がぴくぴく痙攣して
その痙攣が夜まで続いて、すごく気持ち悪い。
歳を取ると、いろいろ面倒くさいことがあるわね。

今週の植物。
ピンクの季節が過ぎたら、次は黄色と緑ですね。

カツラの木漏れ日ってなかなかいいね。葉っぱが大きい分、涼しげ。
急に暖かくなって、いきなり初夏。木陰が気持ちいいわ。

この草、なんていう名前だろう?あちこちに生えてる。
立ち姿がいいですわね。

黄色いふわふわをつけた木があった。これは月桂樹。
月桂樹は実家にもあるんだけど、こんな花が咲くなんて知らなかった。

こういう黄色い花も可愛い。
あちこちに生えてて、芝生みたいに一面に広がってた。
庭に植えてあったら可愛いかも。

本当に緑が目に鮮やかな季節になったわ。
この鮮やかな緑も、あと一ヶ月もすると濃い緑になってしまう。
こういう青葉を見ていると、なんとなく新入社員を思い浮かべてしまう。
四月はまだスーツも着慣れていなくて、駅や電車の中では
すぐに新入社員だと分かるのに、あとひと月もすれば
普通のサラリーマンの中に混じっても分からなくなる。
フレッシュさを忘れないでねー、と枯れたおばちゃんは思うの。

八重桜が満開。
ソメイヨシノや山桜が男性としたら、八重桜は若い女の子だな。
きゃぴきゃぴしていて賑やかにおしゃべりしているような。
青春はうるわし、されど儚し。
あー、目がしょぼしょぼする。

土曜日の今日は何もしなかった。
洗濯をして髪を切りにいっただけ。
天気が良かったから、洗濯物が早く乾いて助かる。
明日は神戸にいくよ。

2019年4月19日金曜日

口の中がもごもごな歌のレッスン

大阪の人間ってあんまり地上を歩かない。
梅田周辺の移動はほとんど地下。
だからたまに地上を歩くと、こんなんだったっけ?と戸惑う。
方角も良く分からなかったりして。
これ、何の建物だったっけ?ちょっと不思議な形。

今日は久し振りの歌のレッスン。
注意を忘れないようにメモメモ。

もうこの季節、喉が乾燥してガサガサ。
でも、低いところを散々練習したから
発声練習ではなんとか掠れないように歌えたよ。
やっぱり毎日練習はするものね。

今日から’O sole mioに歌詞を付けます。
先生に歌詞の読み方を説明してもらう。
イタリア語の歌はひとつの音にだいたい母音が一個か二個乗っているそうな。
忘れちゃうので歌詞にカタカナふっちゃう。
na jurnata 'e soleのjurの発音が難しくて日本語のユルになっちゃう。
あえてカタカナにするとしたら、イュルなんだそうだけど
ユルとべったり歌ってしまい、響きが下がる。
イを高いところから出すこと。

装飾音符が結構くっついてて、これを歌うと揺れ感が出るんだけど
そこも上手くいかない。前の音と装飾音は同じ高さなんだけど
どうしても飛ばしてしまい、ついでに下あごも下がってしまう。
とくに前半最後のgià na festaのfeのファの前にくっ付いている装飾音が唄えない。
ここは低いけど下あごを下げないこと。

前半は低いので口をあまり大きく開けないで、口の中が開いているように。
口を大きく開けると下あごが下がって響きも下がる。
低いところが掠れて上手く出せない。
あれだけ低音を練習したのに、なぜ?と思ったけど
覚えてない歌詞が上手く歌えなくて、口の中がくちゃくちゃもごもご。
喉が開いてないから掠れるんだと思う。

先生から、前半部分は口を大きく開けずに軽く、
眉間のあたりで歌うようにと注意を受ける。
声が前に出たり後ろに引っ込んだりしている。
眉間のあたりから前に出すこと。
上が開いていない。鼻セレブの代わりにやっすいティッシュの箱が入っている、と。
5箱188円のティッシュではなく、鼻セレブを入れて上を開く。
こんな感じ↓


 
歌詞を覚えたらちゃんと高いところで歌えるようになるだろうって。

後半の出だしの高音、Ma n'atu soleのとこ
マッ!ナッ!トゥッ!とひとつひとつ切って強く歌っている。
ここは波が大きく盛り上がるように、音を切らずに高いところで
続けてなめらかに歌うこと。
そのあとのsoleで波がざっぶーんと落ちるような感じで。
このざっぶーんをやってみると、あらやだ、すごーくハイになるわ。
なんか気分が明るくなってきた。

明るくなっても、eの音が全部横広がりになっている。
tuの音、英語のTみたいに強い摩擦音になっている。
イタリア語のTは英語のように強く発音しない。軽く。
口の中がOになっているような感じで発声すること。
eは口を縦に開けて声に奥行を付けること。

縦、奥行き、高い位置を意識して歌ったら
「あ、いいですねー」と。わーい。

この曲はメロディもリズムも覚えやすくて歌いやすい歌なんだって。
そうは言っても、やっぱり難しいところがいくつも出てくる。
ハイフンが入っているのは一つの単語だからそこでブレスが出来ない。
n'aria serena doppo na tempesta はブレスせずにひと息で歌うこと。
ここのフレーズは音が下がるので、ふんばっちゃって息がぎりぎり。
フレーズの前で思いっきりブレスしたら、息を使い過ぎないように。

やっぱりこの曲、気分あがるわ。
三大テノールの動画を見たら、滑らかに揺れているのがめちゃくちゃ格好いい。
こんな風に歌えたらいいなあ。(それは、無理)
まずは譜面通りに歌えるようにならなくっちゃね。

歌詞を覚えたら喉が開くから 、家で歌詞を読んでくること。
次のレッスンは連休明けなので、連休中に歌詞を覚えるよ。

2019年4月16日火曜日

定点が消える

朝、公園を通り抜けたら草刈りしてた。
あら、これはもしかして、と思って昼休みに行って見たら
定点がこんな状態に。

草刈り開始時
草刈り終了後
雑草がすっかり刈り取られてた。
もふもふになっていたカラスノエンドウも
実をつける前にきれいさっぱりなくなっていました。
まあ、仕方ないですね。
でも、雑草はまたすぐに生えてくると思うわ。

仕方ないから、今度は上を見る。
この木、秋になると丸い小さい、いがいがの実をつけるのだけど
実をつけたまま青葉が出ていた。

茶色い実と緑の葉っぱの対比が面白いなあと思う。
写真はぼけぼけで良く分からないですね。

気を取り直して歌ってみる。
昨日Youtubeでo mio babbino caroを聴いてみたら
あれ?こんなに高かったっけ?と思うくらい高く感じた。
歌ってみたら高音が出ない。えええええ?
最近低音ばっかり練習しているから、この音域が出し難くなったのかな。
だめやん。あんなに練習したのに。もうがっかり。

よく聴くのが、Mirella Freniが歌っているやつ。
これ、お手本みたいな歌唱ですね。
この口の開け方からしてもうマネできない。
でも頑張ってこの通りに開く練習している。
一時間くらいやってたら、軟口蓋と首の後ろが痛くなった。
どうやったら、こんな風に喉の奥まで開くことが出来るのかなあ。

2019年4月15日月曜日

寝続けた週末備忘録

+土曜日

友達が「第六回中国音楽フェスティバル」というのに出演するというので
午後から天王寺の「クレオ大阪中央」に行くつもり、だった。
なのに寝続けて気付いたらお昼をとっくに過ぎていた。
天気も良くて、せっかくの洗濯日和だったのに洗濯できず。

四天王寺夕陽丘まで行く。四天王寺夕陽丘。なんちゅう長い駅名や。
谷町台地の上に乗っているこのあたりは、坂道が多く、夕日の名所でもある。
夕陽丘という、昭和のドラマか新興住宅地みたいなこの地名
実は江戸時代からあるそうな。

このあたりは寺町なので、お寺が多い。
地下鉄の駅を出たらすぐお寺。
道路はさんだ向かいもお寺。
角にもお寺。
その隣もお寺。
壁の柄が忠臣蔵。

会場に着いたのが3時過ぎになってしまった。
中国音楽フェスティバルは入場無料で、関西・東海・東京の
中国音楽愛好サークルの方々や、プロの演奏家の方々
台湾の学生楽団など、いろいろバラエティに富んだ団体が21組参加。
中国楽器で、中国の曲だけでなく、アニメやドラマの曲なども演奏。
なかなか面白かったですわ。

中国音楽のことも楽器のことも門外漢で全然分からないけど
この人たちは上手い、と何となく分かるのはなぜでしょう。
音がびしっとまとまってるからかな。

このホール、なかなかいいホールね。キャパは996席。

帰り道、お寺の桜がゴージャスでした。
 

+日曜日


雨が降った。
なんにもしなかった。延々と寝続けていて気付いたら夕方だった。
スーパーに買い物に行く途中で公園を通ったら、盛りを過ぎていたとはいえ
桜がまだ綺麗だったわ。この週末でお花見は終わりだけど
桜自体はもうちょっと楽しめそう。

夜、暇だったので久し振りにこんな参考書を引っ張りだしてきて
問題を解いてみた。

 
これ、いままで仕事で出会った翻訳者のほとんどが持ってたわ。
技術英語のテキストとしては古典のうちに入ると思うけど
基本的な動詞の選び方や使い分け方などが書いてあって、
練習問題もあって、ものすごく役に立つ。
英語でレポートや論文を書く理系の学生さんにお勧め。
現在は、「決定版」という新しいのが出ているのね。

久し振りに問題を解いてみたら、あら、忘れていることがいっぱい。
名詞の組み合わせ方や、of やinで繋ぐ時のルールとか
分かっているつもりで案外間違えやすいのね。
やっぱりたまには参考書もやり直さないと駄目ね。
技術英語だけでなく、最低でも年に一回、文法の参考書をやり直すのはいいよ。
思い込みで間違えていることに気付いたり、新しい発見があったりする。

でも悲しいかな、昔みたいに何時間も机に向かう集中力がない。
歳だなあ。物覚えも悪くなってるし。

TOEICの試験も、そろそろ受け直さないといけないのだけど
なかなかお尻を上げられない。TOEICは試験勉強なんてしないから
申し込んで当日会場に行けばいいだけなのだけど
なにが面倒臭いといって、あの長い試験の間起きている自信がない。
内容が変わってからはまだ一度も受けてないけど
私にとってTOEICで一番大変なのは、集中を切らさず最後まで問題を解く
ということなのね。これが腰も痛くなるし、辛くて辛くて。
途中で飽きちゃう。そして飽きたら眠くなる。

試験というのはやっぱり若い人のもんだなあ、と思う。
最近は目も辛くって目薬が手離せないし
技術が落ちている気がするし、ますます衰えを感じるわ。

2019年4月13日土曜日

今週の植物大放出

寒い一週間だったわー。
いつまでエアコン使って、いつまで冬のコート着ているんだろうと思った。
寒いわりには喉はしっかり春で、がさがさに荒れてる。なんだかなあ。

今週の植物、写真撮ってたのをまとめちゃう。

近所の図書館裏の桜。
雨の夕方の桜
これを見た時、なんともいえないぞわぞわした気分になった。
まがまがしさに胸騒ぎがする。
写真では背景は白いけど実際はもっとグレー。
薄紅がかったグレージュの背景にグラデーションのようなくすんだ桜のピンク。
皮膚の下で何がが動いているような、不安な気分になるのはなぜだろう。
グレーの背景を破ってみると、その向こうにはいつものように
薔薇色の夕暮れが広がっていて、こちらの世界とは預かり知らぬところで
別の世界の日が暮れる。目の前にあるものが現実なのかそれとも別世界の影なのか、
自分がいるところはどこなのか、なぜこんなところにいてどこに行くのか
周りすべてが存在しているようなしていないような、
まったく知らない世界に一人で放りだされているような、寄る辺のなさ。
このまま消えてしまいたいような、孤独。

翌日の昼も曇り空。
散った桜の花びらが、溝のグリルの隙間にはまって
松花堂弁当のような、和菓子のような。
散った花弁も綺麗。
翌日はようやく晴れた。

公園の並木、かつらだということに今更ながら気付いた。
愛染かつらのかつらじゃないよ。あっちは「蔓」、こっちは「桂」
並木が桂ってちょっと珍しいかも。
ハート型の葉っぱが秋になると赤くなって、チョコレートのような甘い香りがする。

そういえば桂の香水もってたな。
武蔵野ワークスさんという、知る人ぞ知る香水メーカーさんが
昔出されていた桂の木の香り。サンプルを買いました。
時々ひっぱりだしてくんくんしてる。 もう廃盤になってるのね。

ようやく暖かくなった今日の桜。
盛りは過ぎたけど、暖かかったのでお昼にお花見している人が多かった。

定点。
たんぽぽが増えた。

黄色は春の色だね。

この草、大好き。
ムーミン谷のにょろにょろみたい。
名前は知らないけど、なぜか子供の頃から大好き。
色と姿が美しいと思う。表面に細かい毛が立っていて
よく服にくっ付けていた。熊笹の根元に生えているところなんか
本当に綺麗だと思う。

カラスノエンドウがもっふもふになっていたので
身体を小さく小さくして、エンドウの森に分け行ってみる。
見上げると、ジャックと豆の木のような大きなエンドウが
天に向かって伸びている。重なり合う葉と蔓の向こうに覗く
青い青い空がどこまでも高いなあ、などと想像してみる。

こんなの見つけた。
蔓に紫の花。名前は知らない。

やっぱり黄色は春の色。

明度の高い水色に薄いピンク、緑に黄色。


パステルカラーの4月だなあ。

こういうときには歌わないと。やっぱりombra mai fuが気分だな。
今日は喉が乾燥しているけど、後ろがすごく開いていて抜けがいいわ。

なんだかすごく死にたいのだけど、死にたいと思っているうちは大丈夫。
駄目な時は、日常の延長でふらっと死んじゃいそうになるもんね。
朝寝坊して、バタバタして出かけて、途中で忘れ物に気付いて引き返して
走って駅まで向かっていたら、ひっかかった踏切の遮断機が
いつまでも上がってくれなくて、ああもう、間に合わないやん
今日は忙しいし、死なないといけないのにー、とつぶやいて
その自分の言葉にびっくりして、えっ?えっ?なんで?
死なないから、死なない、絶対死なない、と自分に言い聞かせたりして。
理由が分からず自殺するってこういう感じなんだろうね。
まあ、これ、鬱なんだそうだけど。

だからまだ大丈夫よ。絶対大丈夫よ。何があっても大丈夫よ。
だって私は無敵の女だもん。

2019年4月10日水曜日

青もみじ

夏の季語のようですが、夏の季語は「青楓」だそうです。

桜が盛りを過ぎて、まず目に入ってくるのが青々とした紅葉。
葉っぱが柔らかくてなんだかおいしそう。

ついこの前まで紅葉してたのにー。

青空を背景に綺麗なミントグリーン。
freeeeeeeeeesh!
って感じですね。


でも私は全然フレッシュじゃない。


相変わらず鬱々。桜がすんだら、来るわ、あの季節。
連休前あたりから、毎年喉がパンパンに腫れて咳が止まらなくなる。
その状態が一ヶ月は続く。去年は早めから用心したから大丈夫だったけど
今年はもう、喉がガラガラですわ。アレルギーの薬、早めに貰いに行こうっと。

どよーんとしていたら、3キロ痩せてた。
毎日お菓子ばっかり食べてるのに。オフィスグリコの上得意様になってるのに。
やっぱりストレスって怖いわー。怖いわ―。
でもこのまま太らないように気を付ける。
気分的にしんどいのに、ちょっとくらい痩せてくれないと
いいとこなしやん。

仕事は忙しい。連日短納期の仕事が入ってくる。
でもチェッカーさんが詰まっているから、全部一日で訳さないといけない。
文章を読み込む暇もない。今日なんて二本並行してやってたから
夕方気付いたら、息してなかったわ。胸が痛い。
息を詰めているって、良くないんだよね。肩も首もがちがち。

身体を開くときには、o mio babbino caroを歌う。
これを歌っていると上が開いてくる。高音部が出たら後ろが開いてるってこと。
がさがさのわりにはちゃんと出せたけど、やっぱり声が薄っぺらい。
どうやったら奥行が出るんだろう。やっぱり息のコントロールかな。
ああ、ハードル高いわ。

でも天気はいいし、歌っているとちょっとだけ気が晴れた。

定点。
もう好き放題伸びてる。タンポポがいつのまにか綿毛になった。


こっちも好き放題。もさもさですわ。
雑草は自由だなあ。逞しいなあ。

見てると泣けてくるわ。

夕べは結構強い風が吹いたのに、桜はまだ頑張ってます。
しぶとさって大事よね。何事にも。

職場の人に貰った。

今宮神社ではなく、今宮神社の御旅所にある能舞台で
学生さんが能とか落語とかやるみたい。
連休はいろんなところでイベントがあるのね。
うちの近くでも毎年ジャズフェスやる。今年は行けるかな?

そうそう、桜の季節が終わると(まだ終わってないけど)
次に気になるのはツツジですね。
長岡天神のキリシマツツジ、今年も見に行くよ。
開花情報は要チェックですね。

2019年4月8日月曜日

今日も桜で陽が暮れる

朝目が覚めてもう一度寝なおして、次に目が覚めたらお昼すぎだった。
いい天気。暖かいなあ。

洗濯を済ませてから、公園に桜を見に行く。
満開だ!お花見している人がいっぱい。


Googleフォトで勝手に色が変わった。昔の絵葉書みたいな色目ね。

昨日よりずいぶん散ってる。花びらで水面が埋まりそう。

手作り市がやってた。
お寺の方にも行ってみる。
なかなか立派なお寺さんです。
花祭りやるので参加しませんか、と誘われて本堂の中へ。
本堂のゴージャスな欄間。

真宗のお仏事に初めて参加。という私は真宗の宗門校出身。
でも実家は真言宗。

お経じゃなくて、お経を分かりやすく口語に翻訳した経文みたいなの唱えるのね。
しかもメロディつき。
そのあと、小さいお子たちが献花して、阿弥陀様のちっちゃい仏像に
甘茶を掛けていくという、わー、花祭りだ。
クリスマスよりも地味だけど、お子たちが甘茶を掛けている時に
「かわいいほとけさま~」という謎のBGMが流れた。かわいいんか?

時間がかかりそうだったのでご法話に入る前に出てきた。

これはお寺の門。こういうの好き。
菊の御紋、良く見れば可愛い。デイジーみたい。
ラブリーだわ。
日本の伝統的な文様って可愛いよね。
これはなんと言うんだろう、桐と唐草だから桐唐草?
唐草模様はメソポタミアが発祥で、中国経由で日本に入ってきたんだって。

近くの神社にも行ってみる。
こっちは食べ物屋さんの屋台が出ていました。
美味しそうなものがいっぱいあったけど、何も買わずにお詣りだけ。

夕方、大阪府知事選と府議会議員選の投票に行く。
そのまま散歩がてら、ご近所さんからすごく綺麗だったと聞いた
図書館裏の公園に行って見た。

こっちの桜も満開。暗くなってて残念。明るいうちに見に来ればよかった。


夜になっても暖かいので、お散歩がてら夜桜を見に来る人もいるだろうな。

雨が降ってる。桜の盛りは今日で終わりかな。
桜に埋もれた週末でした。ちょっぴり元気でた。

また放置、そしていつのまにか春

 歳月が流れるのは早いなあ。 ぼーっとしている間に一年が終わり、年が明けたと思ったらもう2月も終わり。 父が手術で入院したりとバタバタしていたので2月半ばまで実家でリモートワークした。 いやー、仕事になりませんわ。 18時まで仕事なのに、5時過ぎから母に「ごはん作るの手伝え...