2019年4月19日金曜日

口の中がもごもごな歌のレッスン

大阪の人間ってあんまり地上を歩かない。
梅田周辺の移動はほとんど地下。
だからたまに地上を歩くと、こんなんだったっけ?と戸惑う。
方角も良く分からなかったりして。
これ、何の建物だったっけ?ちょっと不思議な形。

今日は久し振りの歌のレッスン。
注意を忘れないようにメモメモ。

もうこの季節、喉が乾燥してガサガサ。
でも、低いところを散々練習したから
発声練習ではなんとか掠れないように歌えたよ。
やっぱり毎日練習はするものね。

今日から’O sole mioに歌詞を付けます。
先生に歌詞の読み方を説明してもらう。
イタリア語の歌はひとつの音にだいたい母音が一個か二個乗っているそうな。
忘れちゃうので歌詞にカタカナふっちゃう。
na jurnata 'e soleのjurの発音が難しくて日本語のユルになっちゃう。
あえてカタカナにするとしたら、イュルなんだそうだけど
ユルとべったり歌ってしまい、響きが下がる。
イを高いところから出すこと。

装飾音符が結構くっついてて、これを歌うと揺れ感が出るんだけど
そこも上手くいかない。前の音と装飾音は同じ高さなんだけど
どうしても飛ばしてしまい、ついでに下あごも下がってしまう。
とくに前半最後のgià na festaのfeのファの前にくっ付いている装飾音が唄えない。
ここは低いけど下あごを下げないこと。

前半は低いので口をあまり大きく開けないで、口の中が開いているように。
口を大きく開けると下あごが下がって響きも下がる。
低いところが掠れて上手く出せない。
あれだけ低音を練習したのに、なぜ?と思ったけど
覚えてない歌詞が上手く歌えなくて、口の中がくちゃくちゃもごもご。
喉が開いてないから掠れるんだと思う。

先生から、前半部分は口を大きく開けずに軽く、
眉間のあたりで歌うようにと注意を受ける。
声が前に出たり後ろに引っ込んだりしている。
眉間のあたりから前に出すこと。
上が開いていない。鼻セレブの代わりにやっすいティッシュの箱が入っている、と。
5箱188円のティッシュではなく、鼻セレブを入れて上を開く。
こんな感じ↓


 
歌詞を覚えたらちゃんと高いところで歌えるようになるだろうって。

後半の出だしの高音、Ma n'atu soleのとこ
マッ!ナッ!トゥッ!とひとつひとつ切って強く歌っている。
ここは波が大きく盛り上がるように、音を切らずに高いところで
続けてなめらかに歌うこと。
そのあとのsoleで波がざっぶーんと落ちるような感じで。
このざっぶーんをやってみると、あらやだ、すごーくハイになるわ。
なんか気分が明るくなってきた。

明るくなっても、eの音が全部横広がりになっている。
tuの音、英語のTみたいに強い摩擦音になっている。
イタリア語のTは英語のように強く発音しない。軽く。
口の中がOになっているような感じで発声すること。
eは口を縦に開けて声に奥行を付けること。

縦、奥行き、高い位置を意識して歌ったら
「あ、いいですねー」と。わーい。

この曲はメロディもリズムも覚えやすくて歌いやすい歌なんだって。
そうは言っても、やっぱり難しいところがいくつも出てくる。
ハイフンが入っているのは一つの単語だからそこでブレスが出来ない。
n'aria serena doppo na tempesta はブレスせずにひと息で歌うこと。
ここのフレーズは音が下がるので、ふんばっちゃって息がぎりぎり。
フレーズの前で思いっきりブレスしたら、息を使い過ぎないように。

やっぱりこの曲、気分あがるわ。
三大テノールの動画を見たら、滑らかに揺れているのがめちゃくちゃ格好いい。
こんな風に歌えたらいいなあ。(それは、無理)
まずは譜面通りに歌えるようにならなくっちゃね。

歌詞を覚えたら喉が開くから 、家で歌詞を読んでくること。
次のレッスンは連休明けなので、連休中に歌詞を覚えるよ。

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