13日に梅田まで行ったら、もう気が緩んでいるのか
茶屋町では、カフェで楽しくおしゃべりしていたり、
マスクなしで歩いている人たちを見かけた。
あかんよー、まだ終わった訳じゃないんだからね。油断禁物。
暑くなってきてマスクはしんどいけど、せめて人の多い場所では我慢して欲しい。
さて、英語の試験はボロボロでした。
前のエージェントと試験の形式が違いすぎて対応できなかった。
前のは実務的なテストだったけど、今度は本当に試験!って感じでしたわね。
こういう問題を解くための集中力がすっかり衰えている。歳やわあ。
ボケ防止のために問題集かなんかやった方がいいかしら。
まあどうせ当分仕事は動かないし、しばらくはダイエットに励もう!
と思ってYoutubeでビリーズ・ブートキャンプの動画に合わせて運動したら
腰が痛くて今朝は起き上がるのも大変だった。とほほ。
おなか周りの浮き輪をさすりつつ、午後から散歩に出かけた。
すこし肌寒い。雨になりそうな曇り空。
仄かに甘酸っぱい香りは、ジャスミン。
もう盛りは過ぎていたけど、側を通るだけで良い香りがする。
公園に行ってみた。
名前はなんというのか分からないけど、白い花が咲く桜に実が付いていた。
赤くなった実が足元に一杯落ちていて、鳥さん天国になっていたわ。
雀のほかにムクドリもいる。
これは、橘。
顔を近づけてクンクンすると、ほんのり甘酸っぱい香り。
これも五月の花ですね。
さつき待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする
古今集や伊勢物語で有名な歌だけど、この歌から橘の香りと言えば
昔の恋人を意味するようになったのだとか。
源氏物語で、花散里を訪ねた時に光源氏が
橘の香をなつかしみほととぎす花散る里をたづねてぞとふ
と詠んで、それで花散里は「花散里」と呼ばれるのだけど
ここ、なんだかもにゃもにゃするのよね。風景は美しいのに、源氏のやってることが結構アレ。
だって橘の香りってことは、昔の人のことでしょ。
おーい、源氏、昔の女扱いかーい。
しかもここに来る前に違う女のとこに行って追い返されてるし。
おっさん、なにひとりでノスタルジーしてるんやーとイラっとくるの。
この歌の本歌というか、元になった歌は万葉集にある有名な
橘の花散る里のほととぎす片恋しつつ鳴く日しぞ多き
という大友旅人の歌ですが、このほととぎすを見習えや、源氏!あ、私は光源氏がきらいです。
ひとりで怒ってても仕方ないな。スーパー行こう。
夕食の買い物の時間帯にはまだ早いせいか、空いているなあ。
5枚入り389円のマスクが個数制限もなく山積みにされている。
でも誰も買っていない。もうええわ、という感じよね。
お客さんの空気もなんとなく落ち着いている。
マスクして消毒して間隔あけて、が、すっかり日常化してしまった。
イベントの自粛はいつまで続くのかしら。
今週の感染者数によっては、大阪も緊急事態宣言が解除させるかもしれないけど
それでも以前のような生活に戻るのは、当分無理なのよね。
当り前のように思っていた日々が、ずいぶん遠い昔の様に感じるわ。
ホトトギスってどんな鳥?文学にはよく登場するので名前は知っているけど
実物を一度も見たことがないし、鳴き声も聞いたことがないって
なんだか可笑しいね。
スーパーの帰りに通りかかった駐車場をふと見ると、あれ?白い花が。
これは歩道脇に植えてある、あの低木ではありませんか。
先日花が咲いているのを見て驚いた、あの木。
低く四角く剪定してあると花を見過ごしてしまうけど
こういう形になっていると、花を楽しむための木という感じがする。
この花は集まっている方が綺麗ですね。
クンクンしてみると、ほんの少し青臭い甘い香りがした。
上品なうえに華やかだわ。同じ花でも印象が変わるね。
自分の良さを一番活かせる場所で咲く、というのは大事だな。
神社に寄ってお詣り。静かだなあ。
絵馬を掛けている人がいた。
小学生くらいの男の子が、ベンチに腰かけてゲームしていた。
ひとりなのに、ふふふと楽しそうに笑っている。
満開だったさつきは、白い花が枯れて茶色く縮れていた。
参道の上を天井の様に覆う葉桜の緑がずいぶんと濃くなったなあ。
歌いたい気分になって鼻歌を歌ったら、
静か過ぎて、誰もいない路地に私の下手な歌が響いた。
恥ずかしいので、雨が降らないうちにさっさと帰る。
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