2020年4月15日水曜日

何もしない、ただ歌う

起きたら昼前だった。いい天気。洗濯した。
退屈なので着物を着てみた。
いっつも同じ帯と帯締めだ。新しいの買っても意味ないわ。
この着物はポリエステルなんだけど、サイズが大きいこともあって
ものすごく着難い。衿がぜんぜん決まらない。
私が持っている着物の中で一番着難い。なんとなく着るのは避けているのだけど
黒っぽいのはこれしか持っていないのでとりあえず着てみた。

着物を着たところでどこに行くわけでもなく、おとなしく座って
Youtubeで猫動画とか見てた。なごむわあ。
きしめんは茹でてキャベツと一緒に炒めて醤油をかけてみたけど
残念なお味になってしまった。次はうどんスープに入れてみよう。

豆苗もさらに伸びた。
うーん、食べごろが分からない。
花とか咲かないよね。そろそろ切った方がいいのかも。

最近、出なかった高音に当たるようになってきた。
苦手意識が強くて低音ばっかり練習していたけど、万遍なくやらないとだめね。
でも、その低音も最近引っかからず出せるようになった。
ネットサーフィンしていて、偶然ベルカントの指導者の方のブログを見つけて
そこに、ソプラノの人はミから下が出ないことが多いので
無理に低音を裏声で出さなくても、胸声を使っていいと書かれていた。

以前から先生にも、出ない場合は胸声でと言われていたけど
切り替えが上手く行かなかったのね。胸声から裏声に切り替える時に
声がひっくりかえっちゃう。胸に落とすと、響きまで胸に落ちてしまって
上手くいかなかったし。だから、裏声で出来るだけ前で出すようにして
ぺらっと薄い声になっても仕方ないわ、と思っていた。

無理に出さなくても出る声で歌えばいいんだなあ、とふと思った。
音色さえ揃っていて、高い位置で響いていて、違和感がなければ
それでいんだろうなあ、って。そういえば以前の課題曲を練習中に
低音が出なかったとき、先生に地声でも違和感がないからそれでいいです
と言われたことがあったわ。一年以上かけてぐるぐる一回りして
最初に言われたことに戻ってきた。本当に学習しないなあ。

それで、別に出るとこで歌えばいいやーと思いながら
Piacer d'amorを歌ってみたら、あら、アウフタクトの低いとこ
普通に歌えた。あら、あら不思議。
やっぱり今までは、どこかに無駄な力が入っていたのかしら。
それがどこか、探さなきゃ。時間はたっぷりあるし。


コロナ関連のニュースやツイート見ていたら、疲れた。
もやもやしっぱなし。いろいろ考えることはあるけど
政府を批判するもよし、補償を求めるも当然、
でもその前に、自分たちの国、自分たちの社会、自分たちの大事な人は
自分たちで守らなきゃいけない、と思わない人が意外に多いことに驚いた。
それ以上に、今回の給付金や補償のほぼすべての対象外になり
せっぱつまっていて、誰よりも「金よこせ!」と叫びたい自分、
補償補償と言っている人たちに対しても、
「お前ら、自己責任はどうしたよ」と鼻白んでいる自分、
日頃から「こんな国さっさと滅んでしまえ」と怒っていた自分が
日本は私の国なんだから守らなきゃ、と思っていることにびっくりした。

コロナ関連はもういいわ。しばらくは見ない。
ただただ、余計なことは考えずに歌っていたいわ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

また放置、そしていつのまにか春

 歳月が流れるのは早いなあ。 ぼーっとしている間に一年が終わり、年が明けたと思ったらもう2月も終わり。 父が手術で入院したりとバタバタしていたので2月半ばまで実家でリモートワークした。 いやー、仕事になりませんわ。 18時まで仕事なのに、5時過ぎから母に「ごはん作るの手伝え...